暴走検察

  • 朝日新聞出版 (2010年4月20日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023308176

暴走検察の感想・レビュー・書評

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  •  検察も品がないけど,週刊朝日もどうでしょうね,という感じ。上杉隆としては,結局のところ記者クラブ批判なのだよね。

  • 小沢一郎氏の裁判をめぐる検察の動きを批判的に書いた本。実態はどうであれ小沢氏は無罪となったことで検察の暴走は明らかになったと言える。権力がおかしな方向に向かったら本当に恐いのう

  • 週間朝日の「小沢一郎vs検察」の記事をまとめたもの。読む時機を逸した感じ。2年弱前に読めばよかったなと。
    それにしても特捜部は凄い。政治と検察の権力闘争の一面が見える。

  •  本書は、週刊朝日に掲載された「小沢vs東京地検特捜部」の戦いを記録したものであるが、政治的案件を週刊誌ネタとして扱ったものとして、興味深く読めた。
     小沢一郎が衆議院議員として政界にデビューしたのは、昭和44年(1969年)27歳の時である。47歳時に自民党幹事長に就任し、その後も常に政界の中心で活躍していた古いタイプの政治家であると思う。当然、金のうわさは付きまとっていたが、政治の師・田中角栄のロッキード事件での失脚や、金丸失脚を目の当たりに見てきているわけであるから、当然、簡単に法の適用を受けるような無防備な政治家ではないと思う。
     本書は、2009年3月から2010年4月にいたる、東京地検と小沢一郎の戦いの経過を詳細に追ったものであるが、「小沢擁護派?」であるマスコミ界の異端児・上杉隆の筆によるだけに、東京地検に厳しいものとなっている。
     本書を読んで感じたのは、「東京地検の劣化」である。東京地検がいかにして事件を立件していくのかというやり方は、村木厚子厚生労働省元局長の郵便不正事件で、既に明らかになっており、同事件は無罪と検察の全面敗北となっている。同事件の追跡調査で東京地検は、「スジ屋」ともいわれる部門が事件のスト-リーをつくり、それにあわせて容疑者の供述を取るやり方が明らかとなっている。容疑者がストーリーどおりに、供述をしなければ様々な圧力で「落とせる」検事が出世する優秀な検事というわけだ。しかし、捜査の中でそのストーリーが間違っていることが明らかであった時に引き返すことができない組織的腐敗が郵便不正事件で明らかになったと言える。
     さて「小沢事件?」の場合はどうなのだろうか。本書で詳細に追いかけている内容を読んだ限りは、小沢一郎は限りなくシロである。検察は陸山会事件を2010年2月に「不起訴」としたが、検察審査会は2011年1月に強制起訴とした。しかし、その後の報道をみると石川供述調書での脅迫・誘導の事実や、献金事実がないゼネコン聴取記録の検察審査会への未提出等々を見ると、本書の「暴走検察」の指摘は正しいと思わざるを得ないと思った。
     本書は、東京地検の劣化と腐敗を明らかにしていると思うが、なぜ「法の支配・正義の追及」の組織がこのような状態に成り果てたのかの考察と今後のあり方も知りたかった。それはジャーナリズムの仕事ではなく政治の仕事であるのだろうが、現在の政治の状況ではそれは難しいとも思った。

  • 検察はなぜ執拗に小沢一郎を追いこもうとしているのか(政治生命を奪おうとしているのか)。検察の暴力性がテーマだが、そんなことも考えさせられる本。検察何様?、であるし、著者の長年の批判対象である記者クラブの問題性も改めて浮き彫りになる。

  • 2010/10/16:
    普通。で​もこんなことさえも、それを事実​として認められない・理解できな​い時代が、僕自身にもあったんだ​なぁ”

  • 雑誌記事をまとめたのみの本。ゆえに内容に重複多く、冗長。週刊朝日の特集号を読めばこれに代わる。という本であることを調べなかったことを悔いる。

  • 検察が暴走し、本来監視するためのメディアが見て見ぬふりをする。メディアが報道しないことがらはなかった事になる。検察の恣意的な情報をそのまま流すメディア。腹が立つのと同時に恐ろしさを憶える。フリーランスの記者や記者クラブに所属していないメディアが闘ってくれるのが救いか。

  • 国家権力の最たる存在である特捜検察官僚組織。

    なんと言う傲慢で不遜な組織なんだろう。

    その権力の広報機関となっている大手マスメディア。

    最低の国だ。

    小沢氏の標榜する国家組織・統治のあり方が検察にとっては気に食わないらしい。

    そんなことで、人権蹂躙な横暴がゆるされていいのだろうか。

    地方において地道で本来の検察行政を行なっている心ある検察官僚のことに最後触れられている。

    せめてもの救いである。

  • 上杉隆
    ホリエモンお薦め。

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