紳士靴を嗜む はじめの一歩から極めるまで

著者 : 飯野高広
  • 朝日新聞出版 (2010年6月18日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023308220

作品紹介・あらすじ

足が健康になる靴がほしい人に、いろいろな靴を履きこなしたい人に、靴を長持ちさせたい人に、靴を買う前、買う時、買った後に役立ちます。入門書にして決定版。

紳士靴を嗜む はじめの一歩から極めるまでの感想・レビュー・書評

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  • 革靴の手入れ好きが高じて購入。靴や靴のメンテの雑誌等はよく購入して読んでいますが、大抵は靴のデザイン、メンテ、最新モデル、多くて素材、作り方、靴の部位やドレスコードの解説など。本書が特徴的なのは、導入が人間の足に関する解説から靴の選び方である点であり、趣味から少し原点回帰したような印象を得た。スコープが広く文章は読みやすい、でも浅い感じはしない。「嗜む」という言葉ピッタリな1冊。

  • 革靴系の知識を網羅している。細かい知識から手入れの仕方まで。

  • これから靴を趣味にする人へ。

  • 紳士靴がほしくなる一冊.購入前にも購入後にも参照したくなる.

  • 紳士靴について、単なるブランドや種類の紹介ではなくて、その思想や仕様の基礎から紹介した本。とても勉強になります。
    また読もかな。

    ・この本の主軸 
     ・健康に留意してはく=靴を買う前に留意しておきたい知識
     ・品位を守ってはく=靴を買う時に活用したい知識
     ・大切に扱ってはく=靴を買った後に役立たせたい知識
    ・足の構造
     足にはドーム構造があり、3点で体重を支えるようになっている。
    ①親指付け根から踵にかかる土ふまず。
    ②親指付け根から小指の付け根にかかるもの。
    ③小指の付け根から踵にかかるアーチ。
    ・足の動き
     かかとから着地し、体重を足の外側に移動
     体重を足の外から内に移動
     最後に親指が地面を押さえつけて、体重を支えた上で地面をけり上げる→靴は本来この動きの活性化に貢献するもの。
    ・足の形状 最先端が第二指→ギリシャ型 最先端は親指→エジプト型
    ・靴でチェックすべき部位①爪先②甲周り③土ふまず④トップライン⑤踵周り
    ①指が靴にぶつからないこと。左右は親指と小指が圧迫を受けていないこと。②足と指の動きの支点となるので、ぴったり一致すること③インソールとアッパーでそっと支えられたうえで足に軽く触れている程度。④ぴったりあうか⑤大き過ぎるとぶかぶかになるので、そうならないよう。
    ・外羽根式 羽根が全開するので着脱スムーズ、フィット感調節容易。一日歩く時など活動的な場に向いている
    ・内羽根式 見た目の清楚さ、冠婚葬祭に向く
    ・クオーターブローグ 爪先にメダリオンはない
    ・セミブロ‐グ 爪先にメダリオンが付く。
    ・シューレースは都度結びなおす。1日のうちでもサイズは変わる。
    ・基本のお手入れ
    ①馬毛ブラシで誇りを落とす。コットンなどでクリーナーで汚れを落とす。
    ②乳化剤クリームで栄養補給。豚毛ブラシでブラッシング。Tシャツなどで渇き拭き
    ③油性ワックスでピカピカに。
    ・靴を揃える順番
    ①黒牛革 外羽根プレーントウ
    ②黒牛革 内羽根キャップトゥ
    ③茶牛革 フルブローグ セミブローグ

  • ALL ABOUTで紳士靴記事を書いておられる飯野さんの著作。

    最初から最後まで革靴に対する心からの愛情を感じました。

    「嗜む」という表現が著者の思い入れの深さを表しています。

    骨の構造や靴の構造、そしてドレスコードに合わせた靴、手入れの仕方など、これ一冊で革靴のことを深く理解することができます。

    革靴に今まで頓着したことがなかったのですが、最近素晴らしい靴を履いてみて初めてその素晴らしさに気付きました。

    安物買いの銭失いにならないよう、またブランドだけを追いかけるのではなく、自分に合った靴を選びたいなら必読の一冊です。

    以下印象に残った文章

    ・服飾全体に「ファッション」などの外来語がもっぱら用いられ、「身嗜み」なる素晴らしい表現が使われなくなって久しいのですが、この傾向は今日の装い、特に男性の装いがそれらの要素の欠如した、いわば薄情で浮わついた自立性のない存在でしかないのを露呈している象徴の感もあり、少々寂しいものがあります。
     また、その根本には、多くの「ファッション」関係者を含め、身嗜みを唯一絶対的に支配する「ルール」としか捉えていないがゆえに、それを反射的に敬遠している「幼さ」が隠れているのではないでしょうか。だからそれを「コワす」「ハズす」ことでしか自己を表現できないのです。
     身嗜みとは、十分な思索を通じ、時と場に応じて最適解を導くための指針=「マナー」であってほしいものです。

  • all about の紳士靴のガイドをされている方が
    全てを継ぎ込んで書いた印象です。
    分かりやすい言葉で、ものすごく丁寧に書かれている本です。

    図書館で借りて読んでみたけれど、
    これは、手元においておきたいです。
    靴に関する、革・礼装・手入れなどの知識が整理されました。
    ほんと、オススメ。
    (私、女なんで、ココまで手入れし甲斐の有る靴無いんですがねww)

  • 基本的なことから読みやすくって分かりやすいですね。
    正しい方向に導いてくれる感じ。
    服飾関係特有のくどさとかスタイルの押し付けみたいなのは全くなくて好感もてます。
    この本はほんとに凄いと思う、こういう本ってなかなかない。

  • 知りたかったことを俯瞰できる。どんな風に靴と付き合うべきか良く考えさせられた。

  • 靴の種類についてとても詳しい。

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