コトラーのマーケティング3.0 ソーシャル・メディア時代の新法則

  • 朝日新聞出版
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レビュー : 168
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023308398

作品紹介・あらすじ

「消費者志向」はもう古い!マーケティングは「2.0」から「3.0」にバージョンアップした。モノを売り込むだけの「製品中心」が「1.0」。顧客満足をめざす「消費者志向」が「2.0」。では、「3.0」とは何なのか。ツイッター、ブログ、ソーシャル・ネットワーキング・サイト、ウィキペディアなどソーシャル・メディア上の評判が決定的な影響力を持つ時代に、マーケティングは何をめざすべきか。新興国市場やグリーン市場にはどう取り組むべきか。"マーケティングの神様"による新時代のマーケティング原論。

感想・レビュー・書評

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  • マーケティングの新しい潮流について書いた本。「顧客の自己実現を支援する」という視点はその通りだと感じた。

  • フィリップ・コトラーの定義によれば、、

    マーケティング1.0:製品中心のマーケティング(コンセプトはR&D)
    マーケティング2.0:消費者志向のマーケティング(コンセプトは差別化)
    マーケティング3.0:価値主導のマーケティング(コンセプトは価値)

    ・・・という訳で。僕自身は「それってマーケティング2.1ぐらいの話でしょ」と思ってしまった。

    そんなに昔の消費者はバカだったのか。そんなに今の消費者は次元が上がっている(?)のか。そうは思わない。

    たしかに現代の消費者の選択は、ネットの情報量と質の向上に依存して急速に効率を追求されるようになっただろうし、環境はここ数十年で全然違うというのは分かる。ただ、環境の変化に合わせて企業のすべきことが一つ次元を超えて変わってきた、というほどの変化なのだろうか。僕は、そうは思わない。

    「企業はすべてのステークホルダーに向けて一気通貫したビジョンを発信し、優れたコア・バリューを大切にすべき」というメッセージは、既に2.0の時代にもしばしば言われていたこと。そしてこれからも問われるべき問いのひとつであるだろうし、(現代では)ただ答えるべき問いの数が昔よりちょっと増えただけ、という印象。

    ・企業のバリューとは、ビジョン→ミッション→(コア)バリューというフローでブレークダウンされる。
    ・企業幹部の58%は、「ブランド価値と文化を、社員の最大の動機付け」であると見なしている(「昇進・成長」は39%、「報酬の差別化」は29%)。
    ・企業が社会的課題を解決する手段として期待されているのは、「雇用の創出」(65%)「画期的なイノベーションの実現」(43%)「社会的課題に解決策を提供する製品・サービスの開発」(41%)
    ・国連ミレニアム開発目標とは、2009年9月の国連サミットで189ヶ国の代表が合意した下記の目標とターゲットのこと。

    1.極度の貧困と飢餓の撲滅
    2.普遍的初等教育の達成
    3.ジェンダーの平等と女性の地位向上
    4.乳幼児死亡率の削減
    5.妊産婦の健康の改善
    6.HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病の蔓延防止
    7.環境の持続可能性の確保
    8.開発のためのグローバル・パートナーシップの推進

    ■ロバート・メトカーフの法則、リードの法則

    ■マーケティングROI(投資収益率)

  • マーケティング3.0の10原則
    ・顧客を愛し、競争相手を敬う
    ・変化を敏感にとらえ、積極的な変化を
    ・評判を守り、何者であるかを明確に
    ・製品から最も便益を得られる顧客を狙う
    ・手頃なパッケージの製品を公正価格で提供する
    ・自社製品をいつでも入手できるように
    ・顧客を獲得し、つなぎとめ、成長させる
    ・事業はすべてサービス業である
    ・品質、コスト、納期のビジネスプロセス改善を
    ・情報を集め、知恵を使って最終決定を

    競争相手をけなすのは簡単だけれど、敬うことがなかなかできていない人が多いと思う。

  • 製品中心のマーケティング1.0から、消費者思考の2.0へ、そしてその先の3.0のマーケティングとはという本。

    ソーシャルメディアが発達する中で、消費者はますます情報を簡単に取得できるようになった。
    そんな中でずるをして金儲けをしようとしても、簡単に見抜かれてしまう。
    われわれができることは、自分たちが自信をもって伝えられるビジョンをしっかりとつくり、それにそって行動することである。

    マーケティング3.0の10原則
    - 顧客を愛し、競争相手を敬う
    - 変化を敏感にとらえ、積極的な変化を
    - 評判を守り、何者であるかを明確に
    - 製品から最も便益を得られる顧客を狙う
    - 手ごろなパッケージの製品を公正価格で提供する
    - 自社製品をいつでも入手できるように
    - 顧客を獲得し、つなぎとめ、成長させる
    - 事業はすべて”サービス業”である
    - QCDのビジネス・プロセス改善
    - 情報を集め、知恵を使って最終決定を

  • 価値に基づくマーケティング。これまでの企業本位から顧客本位そして環境本位へ。地球に良いことをすることが結果企業の利益を導く。リーマンショックをへてマーケティングのコンセプトも変化を見せている。フクシマを眺めると、東京電力の経営が間違っていたことは明白だ。環境に悪いことはこれから破壊的な負債を生み続けることだろう。

  • 3iモデル(第二章)は、よく分かりません。

  • 参加型の社会、「価値主導」の考え方
    消費者志向に変わりはないが、機能的な充足にとどまらず精神の充足をも目指す、人間中心のマーケティング。そうでなければ顧客、そして社会の期待には応えられない。

    伝統からデジタルへ。
    インターネットやソーシャルメディアを使った、「驚きや感動の体験」をいかに提供できるか?

  • 675||Ko

  • うーん、何というか今読んだからなのか。あまり内容が入ってこなかった。

  • パワーフレーズ
    「誠実さとオリジナリティと本物であることが功を奏するのである」
    「マーケティング3.0では、ブランドがいったん成功したら、当該ブランドはもう企業のものではなくなるということだ。」
    「最高の販売員は、自分の販売している製品を自分自身が使っており、その製品のことを隅から隅まで知っている」

    この本は私にとってビジネスの教科書である。

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