38歳からの棚おろし コンサルタントのリセット仕事力

著者 :
  • 朝日新聞出版
3.21
  • (2)
  • (3)
  • (11)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 63
感想 : 10
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023308473

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2010年発刊 38歳(1972年生まれ)貴乃花、木村拓哉、1学年下イチロー

    就職後、最初の5年間(27歳まで)→仕事、社会に慣れる
    32歳まで→戦力としてチームに貢献する
    37歳まで→幹部候補生としてのチェックされている 38歳=品定めされる時期

    38歳=子供が小学生に上がった位の時期、子供と遊ぶ、学校行事・地域活動→どちらも中途半端にならないか?
    下の世代も日本も変わっていく→次の世代のロールモデルになる

    会社への貢献度は?アンケートすると→合計が会社の売上を超える→ほとんどの人は自分の実力を2倍以上の価値があると評価している
    仕事をこなすことが目的ではない→筋トレのベンチプレス→トレーニングしたつもり…何のためか?
    人をよく目的を忘れる

    年を取れば取るほど現状を変えることに臆病になる

    したたかな部下になると上司をマネージメントする 自分の立てたシナリオで上司をコントロール
    提案 相手軸と自分軸を融合させる

    理想のリーダー像
    1960年代 本田宗一郎、ソニー井深大
    70年代 安定期・官僚型のリーダー
    80年代 ヤマト運輸小倉昌男、マクドナルド藤田田
    90年代 カルロスゴーン、松下電器中村社長
    2010年代の現在 価値創造型リーダー→求められるのは衆知を集めること、チームの価値を最大に引き出す力

    日本の総理大臣 ビジョンを語ることをしない→なぜ、子ども手当、高校授業料無償化、高速道路、ばらまき…

    どうやるかより何をやるか 農業の活性化…→具体的には? 3年後にはこの分野をこうしたい、10年後にはこんな働き方を…常に具体的を考える
    夢は将来に対する想い、ビジョンは夢を具現化したもの
    ストーリーで語る→社会をどう変えたいか?何がきっかけでどんな思いで…病児保育事業を始めたのか?→ストーリーが必要

    トラブルに見舞われた時→明るさと強さ トラブルが起きたら「おっ、起きましたね」という心持ちで迎え出る

    部下を育てるため、言葉が出てきそうなときも我慢 船長、血が出るほどに舌を噛む

    読書 高さ(俯瞰的な視点からものを見る)、深さ(専門性を深めていく)、広さ(より広い視点で物を見る)☆高さと広さが同じ意
    本の中身を読むだけでなく流行している社会背景、要因は? タニタの社員食堂、巻くだけダイエット…なぜヒット?

    数字を意識する習慣 この数値目標を設定し、根拠は何ですか?部下から質問に明確に答えられるか?なぜこの数字なのか?数字の意味を調べる習慣

    仕事がつまらない→疲労困憊→休みの日にも家で寝ている…悪循環
    仕事が充実→疲れない→プライベートでの活動も充実…好循環で一週間が回る

  • 仕事の仕方や取り組み姿勢を一度リセットして、時代の変化に対応し成果を出そうという趣旨の本。38歳という年代に着目した点が本著のユニークな点である。本著が出版されたのは2010年だが、今は選抜のスピードも早まり33歳前後が正念場という企業もあるのではないか。
    とはいえ、40代は30代の延長線上にはないというメッセージには納得した。

  • 38歳に人にむけての棚卸と今後の心の持ち方。
    シンプルな言葉で読みやすい。
    一貫して言えるのはいままでの経験だけにたよらず常に挑戦するということ。

    転職前に再度速読してもよい本。



    38-42は第4期。
    探求心の差がくたびれた40代か元気な40代かわかれる

    p.71 いまいる場所に安住しないこと。あえて新しい環境に自ら身を投じて自己を鍛え上げていくこと
    p.77 人はよく目的を忘れる。 
    価値づくりという観点から目的・目標を設定★
       価値づくりができるにんげんになる
      仮説提案型営業 ウォンツのための解決策
    p.116 リーダーシップは ビジョンシップ(仕掛ける力)とマネジメントシップ(仕組む力)にわけて考える。
      チームとして何を目指すのか、
      その夢とビジョンを実現するために組織をマネジメント
    p.125 夢 は将来に対する想い、
       ビジョンは 夢を具体化したもの
       それを戦略にし具体的な計画に
    p.200 若手はあなたの探求心をみている。
       あの人みたいになりたい といわれるために
    p.204 QUEST 人を動かす原動力は主体性に満ちたQUEST
    p.208 自分の残りの人勢を棚卸して何に時間を使っていきていくのかリセットする。

  • 仕事に関する考え方を改めさせられた1冊

  • 38歳からと書いてあるけど、30代前半の自分が読んでも勉強になる本です。

  • いま考え、いま動き、いま変える!
    雷に打たれよ!自ら会社を変える覚悟を持つ
    部下力と上司力、両方持つ
    探求心を持つことはすべての行動の原動力となる

  • 38歳がビジネスパーソンとしての転機。たしかに私にとっても転機だ。
    新たに仕事に朝鮮して大学院にも通いました。
    会社から給料をもらっているという意識から、自分の力で会社の利益に貢献していくという意識への転換。
    自分は本当は何をするべきなのか、このままでいいのかという問題意識を持つ。
    プロの勉強に終わりはない。市場環境はめまぐるしく変化しているし、価値化も変わっている。
    読書は必須。
    問題意識やテーマをもって批判的、検証的に読書する。

  • 読了:38歳からの棚おろし コンサルタントのリセット仕事力
    38歳前後のまだまだ仕事はこれから!という意欲がある人で、でも何をしたら良いのだろう?とモヤモヤしている人にとって、やる気を出すきっかけをつかめるかもしれない本です。ベビーブーム時代前後に生まれた人に危機感を持って欲しいし、頑張って欲しい、そんな1冊だと思います。

  • 101111

  • 組織人向きの本

全10件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

株式会社HRインスティテュート代表取締役会長

「2014年 『30ポイントで身につく! 「マーケティング思考」の技術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

野口吉昭の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×