「戦略課題」解決21のルール

  • 朝日新聞出版 (2010年11月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784023308602

みんなの感想まとめ

戦略課題を解決するための具体的なルールやフレームワークが紹介されており、実践的な知識を身につけることができます。特に、顧客ニーズに基づいた商品やサービスの提供を競争優位に結びつける方法が強調されていま...

感想・レビュー・書評

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  • 課題解決の方法論について21個に細分化して説明していく書籍

  • 戦略課題を解決する際のルールとは?

    →3Cから戦略を定義すれば、顧客ニーズに合った商品、サービスを競争相手よりも有利な形で継続的に提供するための施策
    何が本当のファクトかに注意する
    戦略課題が適切かどうかは、
    1.考える時間をしっかりとる
    2.〜に尽きると言い切れるまで問題の要因を煮詰める
    3.課題の捉え方を吟味する
    分析するときには、自分なりの視点、つまり事象を捉える軸を持つ
    仮説立案において、
    1.コインの裏返し的な解決仮説は避ける
    2.既成概念は取り払う
    3.洞察力を駆使する
    戦略思考をベースにどれだけ早くアクションを起こし、早め早めの軌道修正で次の活路を見出していくかが競争上の必須条件
    解決策の実行に伴う業績の変化に影響を及ぼす主要な事項を抽出しておいて、慎重にモニターする

  • 経営フレームワークと哲学をわかりやすく解説しています。
    改めて読んだNTTの真藤元社長のこだわったあるべき姿に感銘しました。

  • 隠れた名著。マッキンゼー出身の著者がコンサルティングを概観して21章に分け、色々なケースをふんだんに交えながら論じている。冒頭の経営学、戦略の歴史は類書ではなかなか触れられていないようである。

  • ■書名

    書名:「戦略課題」解決 21のルール
    著者:伊藤良二

    ■概要

    本物のトップコンサルタントが明かす経営戦略の神髄!
    マッキンゼー出身でベイン・アンド・カンパニー日本代表を務めた
    日本トップクラスの戦略コンサルタントが、課題解決の秘訣を初め
    て公開する!
    「昇進するか、辞めるか」----。それがコンサルティングファー
    ムの世界のルールである。そうしてコンサルティングファームを
    辞めざるをえなかったニセモノのコンサルタントほど「フレーム
    ワーク」を使いたがる。しかし、そんな「フレームワーク」をい
    くら学んでも、経営戦略上の課題を解決する本当の力は身につか
    ない。戦略課題解決の秘訣とは何か。マッキンゼー・アンド・カ
    ンパニー出身でベイン・アンド・カンパニー日本支社長を務めた
    トップクラスの戦略コンサルタントが、課題を解決するために本
    当に必要とされる要素を21 に分解し、戦略の神髄を解き明かす。

    ●目次

    第1章 戦略とは何かを知る
    第2章 意志を持つ
    第3章 戦略空間を決める
    第4章 事実に向き合う
    第5章 課題の本質に迫る
    第6章 ターニングポイントをにらむ
    第7章 現場主義に徹する
    第8章 視点を持つ
    第9章 解決仮説を立てる
    第10章 右脳と左脳を使う
    第11章 設計力を高める
    第12章 あるべき姿にこだわる
    第13章 戦略転換をはかる
    第14章 「見える化」する
    第15章 具体化する
    第16章 展開シナリオを描く
    第17章 決断する
    第18章 モニタリングを行う
    第19章 コミットメントを引き出す
    第20章 結果にこだわる
    第21章 仕組みをつくる
    (From amazon)

    ■気になった点

    ・経営課題戦略に最も大事な事は、「これぞ進むべき道」という
     策を選択し、それを実現に向けて推し進めていく強固な「経営
     の意志」である。

    ・会社の将来の成長のためには、有為な人材を失う事もやむを得な
     い。

    ・判断すべきは、直面する戦略課題をどれくらいの時間を持って
     解決するかである。

    ・注意すべきなのは、何が本当の本当に事実なのかということ

    ・問題解決策を探求するにあたっての最重要事項は「あるべき姿」
     にこだわること。
     ただし、現実には難しい。目先の利益やリスクにとらわれてしま
     うからだ。

    ・あるべき姿を追求すると戦略課題解決や組織改革には大変な困難
     を伴う。だが、妥協しない事が大切なのだ。

    ・何かにフォーカスするという事は、何かを捨てるという事だ。

    ・捨てる為にはどうするか?それは、捨てない事の意味を徹底的
     に考えることだ。そして最終的には、捨てる勇気が必要だ。

    ・60%の見通しと確信があるなら、その判断はおおむね妥当と見る
     べきであろう。そのあとは、勇気である。実行力である。
     そもそも100%の見通しがたつことなどありえない。

  • 経営戦略入門の書として読みました。
    素人の私にもわかりやすく、これから経営、企業戦略になんらか携わるような方の入門書にお勧めです。

  • コンサルタントのこれまでの経験の要約だが、21に要点が絞り込まれている。かなりの項目で共感するところがあり、実際の仕事の中でその考え方を取り入れて、いかに細かい部分まで実現できるかがポイントだと思う。

  • TOPPOINT 2011年1月号より。


    経営戦略上の課題を見極め、
    解決策を立案する際、おさえるべきポイントを示す。

  • 読了後にものすごい腹落ち感。トップの目線で戦略を考える時に、どのような考え方が必要か21項目に分けて、事例も含めてわかりやすく説明された良書。個人的には「設計力を高める」為の財務とマーケティングの融合という視点は新たに組み合わされた気付きとなった。顧客を決めて、4Pでマーケティング面から事業構造を確認後、その事業構造が儲かるパターンになっているか財務の観点から見ていく。財務的観点で重要なのは「粗利率」と「営業利益額」。お薦めして頂いた角野LAに感謝。

  • ■ビジネスマインド
    1.戦略空間を決める:課題解決にかける時間と事業領域、すなわち「戦略空間」をどう定めるかによって、課題解決における自由度が決まってくる。
    2.課題の本質に迫る:設定した戦略課題は、それが本当に適切かどうか、その課題の背後にある理由を因数分解し、徹底的に見極める必要がある。
    3.あるべき姿にこだわる:課題解決策を探求するにあたって最も重要なことは、前例に頼ることから脱却し、「あるべき姿」にこだわる事である。

  • ロイヤルティ戦略などの翻訳などでも目にしていたので期待値があがってしまった。大いに参考にはなるが、サラッとした内容。コンサルタント入門には良いかも。

  • 著者のコンサル・メーカー勤務の経験から、
    企業の戦略課題を解決するために必要であると感じてきた
    21にも及ぶルールについて記述されている。

    ルール自体は比較的抽象度の高い表現にされており、
    各章でその具体的な内容に落としている。

    挙げられている内容は、どれも見聞きしたことのあるもので、
    著者独自のものはないように感じた。
    しかし、多くの企業の事例を引き合いに論旨を補足する書き方は、
    読み手の理解も進む分かりやすい本。


    個人的に特に印象に残った箇所は以下の点。

    元々戦争用語である戦略であるが、
    ビジネスにおける戦略では自分と相手だけではなく顧客がいる。
    →当たり前のことだが、忘れがち

    境界線を広げれば広げるほど、カテゴリーキラーにつけいる隙を与える。
    →トップメーカーのフルライン戦略は検討する必要があるのでは?

    情報格差の小さな現在、差別化には情報のとらえ方と切り取り方で工夫。
    →コモディティ化させないためにも必要

    推進・検討・注力・・・歯切れの良い言葉だが、
    具体的に何をすれば良いのか?量的にも、質的にも伝わらない。
    →猛省。取組という言葉も安易に使いがち。

  • 問題解決について21の項目を過去の有名企業を例にあげてわかりやすく説明されています。他の企業における状況判断に役に立ちそう。ただ、自分の会社に利用する場合は、背景として知っておくことには役立ちますが、解決手法として取り入れる場合は、経営陣でないと、難しいと感じました。

  • ・意志を持つ:多くの解決策の中から最善の策を選択し、それを選択するには強固な経営の意志が欠かせない
    ・戦略空間を決める:課題解決に欠ける時間と事業領域、すなわち戦略空間をどう定めるかによって、課題解決における自由度が決まってくる
    ・事実に向き合う:課題を正しく設定するには、事実を分析し、現状を正しく認識する必要がある
    ・課題の本質に迫る:設定した戦略課題は、それが本当に適切かどうか、その課題の背後にある理由を因数分解し、徹底的に見極める必要がある
    ・ターニングポイントをにらむ:事業環境を規定する諸要因の動向を分析し、大きな変化の転換点を予測する。こうした分析から課題解決の糸口が見つかる
    ・「あるべき姿」にこだわる:課題解決策を探求するためには、前例に頼ることから脱却し、「あるべき姿」にこだわる
    ・得意分野くフォーカス:競争に勝つために、経営資源の投入先や顧客を絞り込む
    ・決断する:不確実な状況下でも、可能な限りベストな決断をできるだけ早く
    ・モニタリングを行う:課題解決策を実行する際には、業績に直結する要素を指標としてモニターし、必要な軌道修正を加えながら実行

  • 著者の経験から戦略立案から実行、そして成果実現までのプロセスで留意すべき点を、具体例を提示しながら分かりやすく説明している。このような本は出尽くした感があるので、特に目新しいものはないが、非常に良くまとまっているので、要領よく本質を感じたいという人には適している。

  • 永久保存版。フレームワークをやたらめったら紹介する本ではなく、本当に必要なフローだけを丁寧に示している、と思った。
    「若いビジネスパーソンなら上司から『考える前に動け』とか、『走りながら考えろ』とか言われることもあるだろう。しかし、走り回ってやたらデータを集めるだけでは、仕事をしたような気にはなっても、価値あるアウトプットは出てこない。立ち止まってじっくり考えることだ。・・本気になって考えつくせば誰でも、本質に近い課題が見えてくるものだ。」心に響いた。
    「どの程度の不確実性のもとで、決断ができるものだろうか。・・・せいせい60パーセントというところ。・・その後は勇気である。いかに的確な判断をしても、それをなしとげる勇気と決断力がなければ、その判断は何の意味ももたない。」
    「KPIを決めるときはKGIをきちんと設定すること」

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