そのままで 心を楽にする禅の言葉

著者 : 枡野俊明
  • 朝日新聞出版 (2011年2月18日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023308954

作品紹介

考えない、求めない、悩まない。こだわりを捨て、こころ豊かに生きるための"人生の処方箋"。『ニューズウィーク』日本版「世界が尊敬する日本人一〇〇人」に選ばれた著者が語る、くらしに生かす禅の智慧。

そのままで 心を楽にする禅の言葉の感想・レビュー・書評

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  • 禅の言葉の金言集とその解説プラス,ちょっとしたエッセイ。
    ひろさちやと違って,押し付けがましくなくて,こっちの方が断然いい。

    禅のコアな教え的なものは,そう多くない。
    それを,あれこれ表現を変えて言い表している。

    だから,内容的にかなり重複している。

    自分と波長のあった言葉を大切にすればいいと思う。

    本書を読んだ勢いで,ちょろっとモノを減らした。

  • 人間到処有青山 じんかんいたるところせいざんあり
    (人間はどこでも事をなすことができる)

     この言葉は、幕末の真宗僧月性の言葉の一節。
    禅語では、人間はどこにいても「随処に主となれ」と教えているところに大きな意味がある。 
     何も生まれ故郷に骨を埋めなくても良い。 世の中はどこへ行っても、その場が美しい青山である。 人間は一生の中で思うようにいかないこともある。
    しかし、その場で頑張ることによって、必ずその場が青山になり得るという事なのである。

     私は多磨美術大学の教授をしていますが、そこの卒業生で面白い経歴をたどった男子学生がいました。
    彼は、大学卒業後、小さなデザイン会社に就職しました。彼は美術学生特有のこだわりで、大企業へは行かず、デザイン会社を選びました。そこで彼は一生懸命に仕事に打ち込み、ある大手送検会社の株取引に励むうちに、いろいろな提案ができるようになりました。 それが証券会社の人に認められて、そこに引き抜かれることになったのです。
    証券会社でも大きなプロジェクトチームに参加させられて、そこでも一生懸命に努力をしまいsた。  それがまた大手の商社から高い評価を得て、再びヘッドハンティングをされたのです。
     ついには、数年前に設立されたる証券会社の社長にまで上り詰めたのです。 もともと彼はグラフィックデザイナーです。 その世界で生きていくことを希望し、まさか証券会社の社長になろうなどとは考えてはいなかったでしょう。
    ただ、目の前の仕事に本気になって打ち込んだ。 それが結果として大きな評価になったのです。
    今いる場所で、最大限の努力をすることです。 そこがいい場所になるか悪い場所になるか、それは心がけ次第です。 どんな場所にいようが、自分次第で可能性は開ける。 青山は地図の上にはありません。それは自分自身の努力の中にあるのです。

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