- 本 ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784023309296
感想・レビュー・書評
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こんなこともあったなと昔話のように思い出す。
たった10年ほど前のことなのに。
ソーシャルメディアが重要なポジションを担っていたのは、過ぎてみると意外と短かった。
時代の変化がますます加速していいることを実感させられる。 -
フェイスブック時代のオープン企業戦略
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【由来】
・そのタイトルが何だか気になっている「グランズウェル」。図書館にはないままなので、同じ著者の本を探してみたら、これがヒットした。
【要約】
・オープンにしていくことは、ネットが当たり前になった社会においては有効な戦略である。ただし、オープンにするということは、何でもかんでもさらけ出せばよい、ということはでない。然るべき規範やルール、そして、オープン戦略が単なる表面的なものにならないよう、企業文化してもオープン化を志向していくのが有効だ。
【ノート】
・最初に後半だけを少し斜め読みして、これは企業向けではなく、これからの時代のリーダーシップのあり方を提示した個人向けかと想ったが、最初から読み通したら、企業向けの内容が大半を占めていた。
・なお、千夜千冊のリンクは、本書が紹介されているわけではなく、関連本として「グランズウェル」が表示されていたから。 -
オープンになるには?
→成功の尺度が変わりプロセスコントロールてまはなくイノベーションが重視されてきたこと、モノの生産よりサービスの提供が増えてきたことで組織のあり方を考え直す必要がでてきた
オープン化する目的としては、学ぶ、対話する、サポートする、イノベーションを促すことがある
組織の戦略目標とすり合わせる -
オープン・リーダーシップ。
こういう類を読むと、ソーシャルは、個人がヒーローになれるチャンスばかりなんだなと思う。
でも、あくまで、キャラクター付けは、周りが行うものだから、ソーシャルでのキャラ設定を自分で考えて実行していかなきゃいけない。どう思われてるかを知った上で、その範囲内で動いて行くのが大事になってくる。確かに、一度ブロックされたり、ミュートされたら、関係性が復活するには、相当な手間が必要にもなってくる。
いちばん有望とされてる「楽天的な現実主義者」って、前に自分はそうなんじゃないかと考えた頃もあったので、面白かった。基本的に、人には期待して裏切られることも多いし、とりあえずやってみよう、なんとかなるさと考えることも多いもので。「一途な伝道者」にならないように、振舞って行こう。 -
原題の「オープン リーダーシップ」に興味があって読んだ。
正しくは、ソーシャルツールを企業活動で効果的に使える組織をつくるためのリーダーのあるべき姿、と言ったところ。
幾つか、参考になった点。
メンバーのポテンシャルを最大限はっきするために、
・権限を委譲せよ
・コントロールをするな
・権限を委譲し、コントロールをしなくても問題が起きないガイドラインを作成し、関係を築け
・失敗は必ず起こる。上手く失敗できるよう、準備せよ。
……このコンセプトの10%でもできたら、いろいろ変わるな〜
ベストは尽くしますか‼︎ -
企業がソーシャルメディアを活用するうえで心得ておくべきことが一通り網羅されている教科書的な書籍。
ソーシャルメディアに書き込みを行う従業員向けのガイドラインや、コンシューマーの書き込みに対する対処についてのガイドラインなど、実例やチェックポイントも掲載されており、実践する上でも参考となる書籍だと思います。 -
ソーシャルメディアを上手く活用するには、ツールを使いこなすことではなく、「組織(チーム)」「社内ヒーロー(エンパワードより)」を創ることが何より大切である。
本書は、その組織づくり、ヒーロー(リーダー)づくりに関して、事例を用いた戦略紹介本。
オープンリーダータイプ「楽観的な現実主義者」「慎重な実験者」「心配性の懐疑論者」「一途な伝道者」など、新しいプロジェクトを進めるためには、「楽観的な•••」が良いと書かれているが、それは1日にしてならず、社内人脈や新しい価値への前のめりな姿勢など、大切にしなければいけない部分がより明確に書かれている。
※個人的に「一途な伝道者」に近い気がして、反省している。
本書は、グランズウェル•エンパワードに近いがよりプロジェクトを進めるにあたる「リーダー」にスポットを当てている。
このあたり、自分の会社と照らし合わせて、もっと勉強していきたい。