- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784023309616
感想・レビュー・書評
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日本語というある種の曖昧さを美徳とする言語を使う日本人に対して、I thinkではなくI believeだと言える論理力を身に付ける事を教えてくれている。
論理力はグローバル人材限らず、多くの人材に必要な能力にも関わらず、軽視されている事も多いのではないか。
まずは目の前にいる人に自分の想いをしっかり伝えられる人材になろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
著者の講演を聞く機会があり、その際にいただいたので読んだ本。「グローバル人材を目指す」自己啓発本と英語の例文集とがごっちゃになったような本で、どちらか一方にした方がいいんじゃないかと思った。とは言え、現職はベルリッツの CEO なので、多少は自分の会社の宣伝が入るのは止むを得ないか。
個人が「グローバルでも通用する人材」を目指すのは素晴しいことだし、また結構なことだと思うが、著者が「やっぱり企業もグローバルじゃなきゃ生き残れないよね」と言って展開する持論には正直賛同しかねる部分も多い。今の日本企業は、グローバル化の名のもとに国内の雇用をおろそかにし、それで日本人が物を買えなくなると、「国内では売れないから」と言って自国民ですらロクに買わないような商品を世界に売りに行き、「やっぱり売れない」と嘆いているだけのように見える。日本は昔から「日本人ですら満足する製品を国内で作り、それが自然と世界で評判を取る」という商売の仕方をしてきた。国内で売れないもので世界と競争しようと思っても、それは日本製品の強み(著者の言葉を借りるならアイデンティティ)を失なっている。 -
・沈黙はダメ、とりあえず何かを話すというのがグローバルウェイ。
・異文化の外国人とビジネスを進めていくコツは、進める手順や作業ごとに取り組む目的や効果をその度に説明すること。 -
2017.3.23
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グローバル人材とは会社に依存しない人材のことだと思う。特に個人のスキルがものをいう世界で生きていくということ。
ぶれない軸を持ち、責任の所在を明らかにした上で行動力のある人物。
日本の古い企業には異端児として映るかもしれませんが、世の中の流れは明らかにこのような人材が路を作るんでしょうね。 -
人気英会話教室を展開する企業のCEOが語るグローバル時代を乗り越えるためのスキル。自分の志向を知ることは等、海外だけでなく日本の中でも必要なスキルが多い。場面別にすぐに使える英語フレーズが豊富に紹介されているのも良い
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先に読んだ『採用基準』で語られている「これから必要とされる人材」とかなりの部分オーバーラップする。それだけ両書とも普遍的かつ本質をついているということだろう。
こちらは『採用基準』よりももう少し具体的な「実践編」的な内容にも触れられていて、結構参考になった。 -
メモ
•流暢な英語≦論理的な英語力を目指す
•国内にチャンスがない、→海外にチャンスがあるから、出て行く
•外国人と、あうんの呼吸は通じない。言葉で全てを表現する。しつこいほど
•自分の考えを、英語で話す練習
•日本以外は、ローコンテクスト=小さな事でも確認し、納得するコミュニケーション、これは不安がある為
•沈黙=悪、生産性0、3秒以内
•海外で、謙遜は禁止 -
中身はいいけど、どこか残念。
カバーがとくに残念。 -
グローバルな世界でいきのこるには英語・・よりも論理力がまず重要という、当たり前といえばそうですが、当社の上司を想像するに忘れられて?理解して?いなさそうなことだなあ・と
外資からの転職組とプロパーさん転籍組さんの区別がつきやすいのはこういうことだったのか、と
学生さんにオススメの内容
同調傾向の強い人間がコワいので
グローバル化は万歳ですが
自分がホされないようにしないと・ね