勝ち続ける経営 日本マクドナルド原田泳幸の経営改革論

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  • 朝日新聞出版
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レビュー : 121
  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023310162

作品紹介・あらすじ

基本に忠実に。ただし、革新的なやり方で!AERAビジネスセミナーの講演を完全収録!7年連続マイナスから一転、7年連続プラスへ。日本マクドナルドのV字成長の鍵となった「経営改革」について熱く語る。

感想・レビュー・書評

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  • こういう会社にはいいイメージなかったけど、本当に大事なことがたくさん書いてあって、面白かった。経営のこと考えるときには、とても役に立つと思います。
    「らしさ」からぶれないとか、とにかくまずはQSCっていうのが一番印象に残る。業種は違うけど、置き換えて考えれば応用が利く。

  • やっぱりゆるぎない信念の持ち主やね!

  • ・マネージャーはあらゆる言語を喋れなければならない。上司に対する言語、部下に対する言語、お客様に対する言語、アルバイトに対する言語、同僚に対する言語、取引先に対する言語。

    ・キャリアプランは無理に作るものではない。目の前の仕事を必死に取組むことでキャリアの方が自分に近いてくる

  • 著者は、元マクドナルドのCEOの原田泳幸氏。初版発行は2011年という古い本。まさにこのタイトルの通りだった時期だろう。

    感想。「マクドナルド失敗の本質」と対にして読んでみたが、やっぱり成功はしてるよ、と思う。厳しい外食業界でリーディングカンパニーで居続ける。途中に大小の波や失敗はある。

    備忘録。
    ・ビジネスというのはリーチ一発カンチャンツモ。
    ・原田期以前の低迷期の要因は、QSC+Vの欠如。急激に店舗数を拡大したのに、クオリティ、サービス、清潔さ快適さ、バリューが伴わなかった。特に人材。
    ・クォーターパウンダーが売れるとビックマックが売れる。コーヒーが売れるとビックマックが売れる。「らしさ」の強化がポイント。
    ・例えばアンケート調査をとれば「低カロリー」「ヘルシー」「オーガニック」とか健康重視が挙がるが、客の実際の行動は違う。結局若い女性がクォーターパウンダーを食べてる。重要なのは一定期間(例えば1週間)の食のバランス。
    ・プレミアムローストコーヒーの狙いは客数。具体的には、客数は来店頻度や新規顧客に分解されるが、来店頻度を狙ったもの。コーヒーで儲けようと思ったのではなく、コーヒーで客数を増やし、ビックマックで儲ける。
    ・コストダウンで大事なのは、同じコストで売上を上げること。活動を止めるのではなく、活動を変え、効率を上げる。又は投資をする。
    ・客単価を永遠に上げ続けるビジネスモデルは存在しない。
    ・今後訪れる少子化に向け、客数を維持することが重要。

  • 何かと話題のマックとベネッセでトップになった原田さんの著書。特に印象に残るところはなく、当たり前のことを当たり前にやってきた結果だと語られている。本業回帰、現場主義、成果主義など当たり前のことを粛々と実行することが一番難しいかもしれない。

  • 売却済み

  • 目新しさなし。

  • 勝ち続けるには?

    →改革とはすべての過去の経験を捨て、白紙の状態に自分の意識を持って行き、自分の成功経験をも否定しながら自分自身の変化を考えなければならない
    継続的な成長のためには、継続的な価値の向上しかない
    リサーチとは自分が信じることが思った通り進んでいるか自己検証するためのツール
    戦略を明快に伝える
    永遠に差別化が続くのではなく、差別化の中身が変わっていく
    どうやって新しいマーケットをつくっていくか

  • 色々と批判される原田さんであるが、本当にすごくてかっこいいのだ。
    もちろん成功もあれば失敗があるのは誰でもわかる。 これだけ失敗をたたかれているということはそれだけ挑戦しているのだ。 だからこそ日本でのマクドナルドがあるのだ。
    本書はマクドナルドの経営を軸に、原田泳幸のビジネス理論を始めとした様々な理論が解説されており、経営者はもちろん、企業に勤めている方にも大変ためになる。
    常に考え、誰よりも悩みここまでの理論を育てた原田さんを尊敬する。
    「当たり前のことを、革新的なやり方で取り組む。」

  • 「今から新しいバスがでる、チケットを買いたい人は買え。買いたくない人はバスにのらなくても構わない」

    7年連続で減収、赤字に陥っていたたマクドナルドの社長に就任するやいなや、過去の悪癖を大ナタを振るって断ち切り、7年連続増収増益に導いた。その過程でやってきたこと、根柢にある考え方などが書かれた本。

    『基本の徹底』がキーワード。当たり前のことを当たり前に出来る会社が強い。そのことは皆わかっているが、それを実現させるのは非常に難しい。「トップの明確な方針」「方針にマッチした風土作り」「方針を具現化する仕組み」この3つのアプローチが必用であり、これを徹底したことがマックのV字回復に繋がっている。


    ・リサーチしても、お客様は本音を言わない。そんなリサーチで企画を作っても無駄。自分が何を作りたいのかの信念に基づいて企画をつくり、その企画の評価をリサーチし、必要に応じて軌道修正をするのが正しいリサーチのありかた。

    ・後継者を3年以内に作る。これがマネージャーの最大の仕事。後継者を育てないと、自分自身が次のステップに進めない。

    ・お客様の期待を超える価値を提供しなければ、価格競争に陥る。自社の強みが生かされた独自性と、お客様にとっての馴染みがあることを掛け合わせて考えること。

    ・現場で起こっていることは結果であり、要因ではない。なぜ現場でそのような問題が起こっているのかを自分なりに考え、上流で流れを変える仕組みを考える。

    ・その売上は、売れたのか?売ったのか?ほっておいても売れる売上であれば、社員の存在価値は無し。その売れた売上に、プラスアルファでどれだけの価値を乗せられるのか、そののせた価値で売ったのかを常に確認すること。

    ・知識と経験は新しいことにチャレンジするさいのバリアになりうる。子供の成長が速いのは、知識も経験もないから。自己否定をした上に、チャレンジ、成長がある。

    ・何も問題をおこさない社員は仕事をしていないと思え。何かにチャレンジすれば、必然的に大なり小なりの問題は起こる。問題が起こることで、新たな知恵が沸いてくるもの。

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著者プロフィール

長崎県佐世保市出身。元アップルコンピュータ株式会社代表取締役社長兼米国アップルコンピュータ社副社長。2004年よりマクドナルドCEOに就任。前任の創業者社長である藤田田が進めてきたバリュー戦略の見直しを次々に打ち出し、行き過ぎた安売りで失墜したマクドナルドのブランドイメージの建て直しに奔走、短期間で建て直した。その経営手腕の評価から、2009年12月に「GQ Men of the Year 2009」の一人に選ばれ、2011年10月には日本経団連の関連組織である経済広報センターより「企業広報経営者賞」を受賞した。その後、2013年6月にソニーとベネッセホールディングスの社外取締役に就任。2013年8月27日付けで日本マクドナルドの社長を退任。現在は日本マクドナルドホールディンクス株式会社の代表取締役会長兼社長兼CEOを務める。

「2014年 『バトンタッチ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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