ノマドライフ 好きな場所に住んで自由に働くために、やっておくべきこと

著者 :
  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023310575

作品紹介・あらすじ

『レバレッジ・リーディング』から5年、ハワイ"移住"から5年。本田直之が初めて明かす、「自分で選ぶ人生」のつくりかた。

感想・レビュー・書評

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    ★★★★ 引越しても持って歩きたい
    ★★★ 仕事の優秀な道具
    ★★ 人に推薦したい
    ★ 途中で読書中止

  • ノマドライフ
    『仕事と遊びの垣根のない、世界中どこでも収入を得られるノマドビジネスを構築し、2カ所以上を移動しながら、快適な場所で生活をすることで、クリエイティビティや効率性、思考の柔軟性が向上し、それがいいスパイラルになるライフスタイル』
    この定義のもと、ノマドライフをワークとテクノロジー・お金と生活・思考法の面から体系的に論じている。
    ノマド「ライフ」というように、ノマドライフは働き方だけに留まらず、ライフスタイルそのものを表している。しかしノマドライフはすぐに完成するものではないため、自分がどこのフェーズにいるか知った上で行動する必要がある。
    どこの章でも「移動」というキーワードが出てくる。持つものについても、生活の仕方も、考え方についても、移動が柔軟な考え方を生み、そのアイデアによって新たなライフスタイルが生まれるという。
    今ノマドライフを送りたいと思っていなくても、今後の生き方の参考になるだろう。

  • 10年前の本なのに、いま知りたいことが書いてあった。

  • 働き方の自由さがわかる。少し前の本だが、わかりやすい。

  • 4年前に購入してずっと読んでいませんでしたが、自分自身がエンジニア向けプラットフォームへの投稿を始めた途端に気になり出したため手に取りました。
    出版が10年前のため、内容的には今では当たり前に周りで溢れているような言い回し、考え方が散りばめられている印象でした。しかし、裏を返せば著者の本田さんは、2012年時点で現在のような社会を思い描いていたと思うと脱帽です。
    心に残ったフレーズは「アイデアはパソコンやiPhoneより手書きと相性がいいようです」です。
    一見当たり前に思えてしまうかもしれませんが、数々の著者が謳っていることからも不動の事実なのかと確信に近づきました。
    本の90%は本田さんの苦労話や、抑えていても漏れ出ている"頭が固い"思考が書かれていると感じざるを得ませんでした。(考えないようにしましたが...)
    とはいえP.161以降は私にとって非常に見たかった内容だったため、決して無駄だと言いたいわけではありません。

  • 仕事た遊びの垣根のない、世界中どこでも収入を得られるノマドビジネスを構築し、2カ所以上を移動しながら、快適な場所で生活と仕事をすることで、クリエイティビティや効率性、思考の柔軟性が向上し、それがいいスパライルになるライフスタイル。
    これがノマドライフ。

    肝心なのは自分は何を選択するか。
    減らすことによって自由度が増し、どこにいても仕事ができるようになる。

    固定の物を持つとそこから動けなくなるというのがこの考え方。
    確かに家を持つと、引っ越しをすることは容易ではなくなる。
    自由度がかなり縛られてしまうと思った。

    また柔軟思考でありたいと思った。
    積極的に自分と異なる思考や文化に触れることは思考のストレッチになると書かれていた。
    だんだん年齢を重ねると自分に合う人を選んだり、居心地のいい場所に身を置いてしまう。
    偏った見方をしないためにも、積極的に異なる文化に触れていたいと感じた。

  • <読んだ時期>2021年 年末〜2022年1月10日
    <読んだ期間>10日くらい
    今から10年前の2012年に出版された本なので、ノマドライフの価値観やそれを支えるテクノロジーも変化しつつあることも踏まえて読みました。
    筆者の経験やヒストリーがベースになっていて、ノマドライフを手に入れたいと思ってる人へ、実践方法を「仕事とテクノロジー」「お金とモノ」「思考」に分類して、説明してくれています。
    まずは、旧来型のスタンダードがどれだけこの時代とかけ離れているのかが書かれていて、ハッとさせられます。
    ノマドライフとは「心の在り方」だと筆者は言います。
    ・ワークとライフの垣根がなく、それぞれがいい影響を与えられるもの
    ・モノ、時間、場所、お金から自由になる生き方
    ・何にも囚われず、自分らしくいれる生き方
    かっこいい〜!わたしもそうなりたい!!
    まだまだ日本では、ノマドという意味での自由を手にしている人は少ないだろし、そもそもノマドという概念すら知らない人もいるかもしれないね。
    筆者が言うように、全ての人がノマドという生き方に向いているわけではないだろうけど、ノマドライフを歩むための知識や知恵なんかは、誰もが知っておいても損はないなと思った。
    ただし、すぐにノマドライフを送ることはできなくて、準備や実践など多くのプロセスが必要。なんと筆者もノマドライフを確立するのに15年!
    現代では情報もテクノロジーの進化もスピードが速いから、もっと短縮できるのかもしれないけど。
    頭を柔らか〜く、身を軽〜く、自由な生き方をしたいものだね。

  • ○読んだ理由
    読書会でおすすめされた、組織に縛られず自由な働き方に興味があったから

    ○印象に残ったところ
    ネオシンプル思考
    →必要最低限のものをフル活用し、自由に暮らす
    そのために
    ・週一会社に行かないで生産性上げる日作る
    ・机を空にする
    ・半分の生活費で暮らす
    ・荷物を半分にする
    ・絶えず移動する
    ・定時で帰る
    ・自己責任思考
     自分でまず考えてから質問 改善

    ○まずできるアクション
    ・11/8~一週間職場の荷物整理し、書類を処分する
    ・11/13.14自宅片付け祭り
    ・11月はカード支払い5万円以内で生活する







  • 2015年8月8日
    作者が、場所にしばられず仕事をし、生活するノマドライフについて講演などしたところ、
    「そんなことができるのは、ごく一部の恵まれた人だけですよね?」
    などと、ネガティブな意見を言う人がいるのだそうだ。

    …でもごめん、この本に載ってることは、ごく一部のエリートにしかできないかもね、と思った。

    「あやうく一生懸命生きるところだった」とか pha さんとか大原扁理さんの本の方が、私には参考になったし共感できた。

  • 私自身最近独立を考え始めており、参考になる箇所もあった。縛られる物事を極力減らし、経験に投資し、自分のブランディングを高めていく事。
    この本をきっかけに独立の方向性を改めて考えていこうと思う。

  • 「ノマドライフは心のあり方」という言葉が印象的でした。
    クリエイティブな仕事に集中すべきで、クリエイティブさはノマドライフを通して磨かれるとのこと。
    コロナのリモート勤務で場所にとらわれない働き方は前よりは浸透しているもののガチ「ノマド」は遠いなー
    コロナ明けグローバルノマドになれるよう今から準備を頑張る!!

  • 2012年に出版された本であるが、場所や仕事に縛られない先駆者としての生き方を学べる内容だった。
    ノマドと聞くと、自由な放浪者のようなイメージを持っているが、自由はあっても仕事の生産性が低い者をワンダラー、生産性が高い者をノマドと区別していた。
    ノマドライフを実現するためのヒントとして、お金に対する考え方や、物を減らし効率化すること、ベーシックインカムを作るなど、具体的に書かれていた。
    ノマドライフは心のあり方ともあり、新しい生活様式は不安が伴うが、不安を受け入れ、不安に支配されないために行動をしていくことが大事だと感じた。

  • 本書では一般的なサラリーマンがいかにノマドライフに移行しているかと言う点を細かく描写してくれている。私自身現在大学生のため、社会人になった際には自分自身の業務をきちんとこなし、能力を磨いた上で、社会人として自立できるように取り組んでいきたいと思った。また副業と言う選択肢もノマドワーカーとして大成するにはマストであると理解した。

  • この本を読み終えて、
    最近読んだ本の著者も同じようなことを言っていることに気付く。

    ・オードリー・タンさん
    ・森岡毅さん
    ・本田直之さん

    皆さんが語っていた文脈で自分に問いを立ててみる。
    【問い】
    ①自分にとってベストの働き方、生き方とは何か。考えて続けて選択すること

    ②何事もすぐにはできない。準備や戦略が必要

    ③自分が身につけたい職能(スキル)は何か

    ④どうしたら異なる立場、世代、価値観の人と触れ合えるのか

    最後、特に興味深かったのは
    「不安に対する捉え方」
    森岡さんも本田さんも不安に対してポジティブに捉えていて、それに打ち勝つ術も分かっていることに納得する。

    『不安は君の勇気と知性が共に健在である証拠』(森岡さん)

    『分からないものや未知に対して不安を抱くが、自分なりに準備をし、考えていくうちに消えていく。未知への挑戦である以上100%不安が消えることはないが、受け入れよう。そして、不安に支配されないために行動しよう。』(本田さん)

  • 十年ぶり読み返し。
    時間給にとらわれないようには、同意。

  • 全ての人がノマドライフに移行すべきとは思わないが、これからの働き方を見つめ直すといった点ではなるほどと思うことが多々ある。

    今すぐ出来ることとして、
    ①最新テクノロジーを学ぶ
    ②モノを減らす
    ③目先のお金に囚われず、自分の能力を提供する仕事を見つける

    出来ることから始めよう。
    忙しいと思考停止になりがちなので、気をつけたい。

  • 一言紹介

    著者のこれまでの経験を通して、ノマドライフを超えて自由に生きるための仕事や生活、お金、考え方などを伝えてくれる本

    ------------------------------------------------

    自分総括

    ノマドライフしたい人だけに向けた本かと思われてしまうが、実際は依存せず自由に生きるための考え方を教えてくれている。

    今年のコロナウイルスで、国や会社だけに依存した生活は絶対の保証があるわけではないことを実感した。

    そのリスクヘッジの一つの考え方として、ノマドライフのような生き方は非常に参考になった。

    たしかにこれを読んで本田さんのようなすごい人だからできるだろうと思ってしまうけど、本の中にあるようにそこで思考停止してもしょうがないので今できることから行動を起こそうと思う。

  • ノマドライフってどういう生き方なのか、知るために読んだ。

    自分にとってベストな働き方、生き方とは?を考え、その選択肢の一つとしてノマドライフを頭に入れておくのは重要だと感じた。


    自分にとって満足できる生活とはなにか?
    これはメモ書きしておくべきだ。

    当人にとって、仕事でもあり、遊びでもあると感じれる内容でノマドを実現できるといい。

    ・自分らしさの追求が大事

    ・会社のブランドに縛られない

    ・転換期こそライフスタイルのブラッシュアップすべき時期

    ・まだ1人でやっていく実力もむいてないうちに飛び出すのは危険

    ・ベーシックインカムを確保して、他の仕事の可能性を模索

    ・限られた予算で何ができるか考えれると、思考力、妄想力が磨かれる

    ・自責で行動することで考える、解決していく力が身につく

    ・ITを駆使して発信し、無料でも有料並みの価値のあることを発信し続ければ、自己のブランドが形成され、営業しなくてもビジネスが舞い込むチャンスを作れる

    2014年の本なので、知っている知識だな〜と思うけど、同時に自分にはまだその域に到達してないと振り返ることができた、人生について考えるきっかけになるかも!
    自責でセルフブランドの構築はやっていきたい。

    行動できる者は、同時に実現できる人。
    行動できる人は強し。


    以下のメッセージ心に残った。

    ★不安は受け入れよう、不安に支配されないためには行動すること

    ノマドライフとは心のあり方である

  • ノマドライフ
    著:本田直之 朝日新聞出版

    ・好きな場所に住んで自由に働くために、やっておくべきこと。
    「今日が人生最後の日だとして、今日これからやることは、本当にやりたいことか?何日もの間NOという答えが続いた時は何かを変えなければならない」スティーブ・ジョブズ
    ・「常識」をリセットする。
    ・「自分にとってベストの働き方、生き方」
    ・全てを得ようとすると全てが得られなくなる
    ・「副業」ではなく「複業」時代の到来。
    ・「ポジティブディモーション(前向きな降職)」も選択肢の1つ。
    ・ビジネス書の多読「読書は投資である」
    ・出来る限り多くの種を蒔いておく。
    ・自分の能力を提供してお金を得られる仕事
    ・「自分が人を選ぶ(誰と組むか)」の前に「自分が選ばれる人になる」。
    ・仕事と遊びの垣根をなくす。
    ・机の引き出しを空にする。
    ・変化を求めて行動すれば、自分を変える事は必ずできる。
    ・選んで減らす。
    ・臨機応変になれる能力が大切。
    ・「自己責任思考」を養うにあたり、「安易に人に聞かないこと」は大原則。
    ・いつもと違うことをやってみる。
    ・内より外、夜より朝。

  • ノマドライフってどんなだろう?という興味から、この本を読みました。
    結論は、「ノマドライフいいな!」です。
    私の今の考え方が、まさにノマドライフ的な考え方だったのだと気づきました。
    将来は田舎に住みたい。そのためには、20代のうちは、必死に仕事をして、選択肢を増やそう。だから、若手からガンガン仕事を任せられる環境に身を置こう。
    自分は、第一フェーズの「ベース構築期」に当たると感じたので、まずは目の前の仕事に一生懸命に取り組みたいと思います。若いうちにこの本に出会えてよかったです。頑張る勇気をもらえました。
    また、「仕事と遊びの垣根がない」状態になることができたらものすごく幸せなんだろうなと思いました。そんな仕事と出会いたいです。
    他にも、共感できる点が多かったです。例えば、お金に対する考え方。私は、「いかにお金を抑えて楽しい生活をおくるか」という考え方を常日頃しています。これは、ベーシックインカムの考え方を助ける考え方だと感じました。自分は、少ないお金で満足することができる。すなわち、ベーシックインカムの基準が低い。よって、人よりもノマドへの一歩を踏み出しやすい、と感じました。また、この考え方があるから、多くのお金をもらうことができる可能性が高い大企業だけでなく、将来は不安だけど自分次第でどうにかできるベンチャーにも興味を持つことができたのかなと思いました。
    ノマドワーカーになるにしても、ならないにしても、結局、「個の力」ってすごく大事なんだなと感じました。

    個の力があるから、選べる人間になる。その選択肢の一つとして、ノマドワーカー。

    このぐらいの感じだと思う。すべてに通ずる考えを学ぶことができた。

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著者プロフィール

レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役。ハワイ、東京に拠点を構え、日米のベンチャー企業への投資育成事業を行いながら、年の5ヶ月をハワイ、3ヶ月を東京、2ヶ月を日本の地域、2ヶ月をヨーロッパを中心にオセアニア・アジア等の国々へ食およびサウナを巡る旅し、仕事と遊びの垣根のないライフスタイルを送る。食やサウナのイベントのプロデュースも行う。コロナ禍では各地方にある酒蔵のPR支援などにも取り組む。オンラインサロン「Honda Lab.」主宰。

「2020年 『パーソナル・トランスフォーメーション コロナでライフスタイルと働き方を変革する』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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