仕事は“6勝4敗"でいい 「最強の会社員」の行動原則50

著者 :
  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023311060

感想・レビュー・書評

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  • 著者のこの心の持ちようが、強さの秘訣だと思う!

  • 20、30代に主眼を置いて書かれた本。生命保険会社に関わる方ではあるけれど、職種問わず使える考え方や行動を紹介して下さっていて非常に助かった。
    また、個人的に職場で悩んでいることに対するヒント、これでいいんだ!って思って行動していることに対する方向性の確認などができたのも良かった。
    まだ読み物でしか知らない人だけれど、穏やかな人だなあという印象。見習いたい。

  • 若干出遅れましたが、通読しました。会社員に限らず、社会人の行動原則と言っていい様々なアドバイスが平易に展開されています。
    参考になりました。

  • ○日本生命出身でライフネット生命創業者・社長である出口治明さんの著作。
    ○自身の日本生命でのサラリーマン人生から、ライフネット生命を創業・経営するまでの経験を活かし、ビジネスの基本となる事柄を、「50原則」として著す。
    ○題名となっている「仕事は“6勝4敗”でいい」など、名言調の表現が分かりやすく面白い。
    ○本書を読む前のイメージは、何となく自身の経験を踏まえた人生訓とか、成功事例の紹介とかそのような方法論を書いたビジネス書を想定していたが、実際に読むと、そのイメージを良い意味で裏切り、年齢を問わず、チャレンジすることの必要性について考えさせられた。もちろん、組織で仕事をする上での工夫とか、決断する上での基本事項とか、そのようなアドバイスもあるが。
    ○若い人はもちろん、定年前のサラリーマンであっても、読むと面白いだろう。

  • ライフネット生命社長、出口治明さんの著書です。タイトルが6勝4敗でいいと言うように、仕事における方針は完全勝利ではなく、五分五分よりちょっといいくらいでいいというのが出口さんの方針です。

    完全にどちらかが良い条件で話しを進めてしまうと、片方はかなり不利な条件になっていきます。そうなってしまった相手は、こちらに対し、あまり良い印象は持たないはずです。人間というものは、機械とは違って感情がある生き物です。感情があるとはどういうことかと考えると、何事も五分五分より少しぐらい良い状態で進めていくことが、円滑に物事を進めるには大事だということです。

    文章全体から、出口さんの人柄の大きさが伝わってきます。出口さんの広い心に包まれ、自分の仕事というものを考えてみて欲しいと思います。

  • すべてを素直に受け止めて、正直に対応するだけでも、良いということに気付かされる。

    要領よく、端折るのではなく、隈なくすべてを受け止める器量の大きさのを著者に感じた。

    読書1つ取っても、飛ばし読みをするのではなく、全文一字一句読み込む、とか、懇親会はそそくさと途中で帰るのではなく、最後までその会場での付き合いやコミュニケーションを大切にするなど。

    ドライな経営者が多い中、非常にウェッティな印象だが、仕事上での決断は「数字・ファクト・ロジック」で徹底している。

著者プロフィール

出口 治明(でぐち・はるあき):立命館アジア太平洋大学(APU)学長。ライフネット生命創業者。1948年、三重県生まれ。京都大学法学部卒。日本生命入社。ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを経て2006年に退職。同年、ネットライフ企画(株)を設立し、代表取締役社長に就任。2008年4月、生命保険業免許取得に伴いライフネット生命株式会社に変更。2012年上場。2018年より現職。著書に『全世界史(上・下)』(新潮文庫)、『0から学ぶ「日本史」講義』シリーズ(文春文庫)、『歴史を活かす力』『日本の伸びしろ』(文春新書)、『哲学と宗教全史』(ダイヤモンド社)、『一気読み世界史』(日経BP)、『ぼくは古典を読み続ける』(光文社)等多数。

「2023年 『人類5000年史Ⅴ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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