- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784023311466
感想・レビュー・書評
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現代タロットの巨匠・レイチェル・ポラックが、40年間の研究の成果を「短い、率直な文章で、誰でもこの本によってリーディングが行え、また何度でも読み返せる本」としてまとめあげた、21世紀タロットクラシック!
ウェイト版タロットデッキ1枚1枚のディテールに繊細なまなざしを投げかけ、そこに込められた意味をやさしく、深く解き明かす、すべてのタロティストに捧げる小さく美しいタロット入門書。
JOJO第3部はタロットカードをモチーフにしたスタンドによる闘いで、荒木飛呂彦の描くタロットの魅力にはまって、25年くらい前にタロットカードと簡単な本を買ってちょっとだけ勉強しました。そして久しぶりにタロットの勉強がしたくなって買ってみたのがこの本です。荒木飛呂彦のタロットとも昔買ったものとも違うウェイト版タロット78枚はデザインも素晴らしく、そこに秘められた意味についてのレイチェル・ポラックの解釈を読むとその奥深さに感嘆せざるを得ませんでした。人物、動物、植物、自然、物といったすべての絵、さらにその向きや大きさ、数、色などにまで納得のいく意味があるんですよね。占い師になる予定はありませんが、タロットカードの面白さはもう少し深く勉強する価値があるかもしれないと思ったのでした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
入門書にして、エッセンスが詰まってる。
各カードの象意について3-4ページに纏められ、著者が注目する所のみに絞り込まれています。まるでそこで講義を聞いているような文体も親近感が湧き、とても読みやすい。タロット占いの「答え」的なものではありませんので、折に触れて本書を開くことで、自分の中にそれぞれのカードのイメージを蓄積し肉付けしていけそうです。 -
タロット78枚それぞれのイメージを広げるのに非常に役立つ1冊。直感的に読み解くのが苦手な人は必読。そのカードについて「どのようにイメージしたらいいのか」を手引きしてくれる。それでありながら、伝統的な読み方をただ憶えるというのとは全く違う、とてもバランスの良い視点。確かに、カードそのものの見方に迷った時、繰り返し立ち戻る『バイブル』になりそう。
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再読。
というか、最近またタロットし出したのでツールとしてパラパラ見返している。
意味欄があるのでパッと開いて意味を見れるのがいいし、その前の語りの部分も、目につくところがその時のリーディングに必要な箇所なのかなと思って眺めるとインスピレーションタロット的な使い方もできる。便利。 -
2018.10.17 品川読書会で紹介を受ける。
http://naokis.doorblog.jp/archives/shinagawa_reading_comm_20.html -
読んでみたものの、リーディングをしたその都度感じるものを言葉にするのであって、決められた解釈を言葉にするのではないってことを知った。
曖昧な絵だからこそ、解釈は無限。
前に、「事実は一つ。解釈は無限。」なんてことを誰かから聞いたことを思い出した。
タロットの背景にある、宗教的な言葉や伝統に興味が湧いてくる。 -
精神性を重視するタロットをする方は参考になる本だと思います。
カードの説明も独特な雰囲気。内面に向かって問いかけるイメージです。
他にはないカードからインスパイヤーされたスプレットも載っています。 -
これを読むと、ごく普通のウェイト版タロットが使いたくなる。
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ゲームのペルソナシリーズから興味持ったので大アルカナ部分だけ流し読み。