お墓に入りたくない! 散骨という選択

著者 :
  • 朝日新聞出版
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023311978

作品紹介・あらすじ

【社会科学/社会】自分の人生のエンディングをどう迎えるかを元気なうちに考え、前向きに準備する「終活」がブームとなっている。海洋散骨の専門会社を経営する著者が、現在の日本において散骨という埋葬法を選択する際の手続きや注意点、具体例を紹介する。

感想・レビュー・書評

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  • 散骨に対するとてもわかりやすい、入門書であると同時に、終活の心得書でもある。

  • すでにあるものだから敬って墓参りとかしますけど、自分の墓なんかいらない、と思う。本当は火葬もごめんだ、と思っている。せめて散骨は後腐れがなくていい。
    すでにそう思っている状態から読むと、どうにもしっくりこない。「死生観」ではなく、「問題解決」的発想とでもいおうか。タイトル通り、故人の「お墓に入りたくない」が、すでにあった上での「散骨という選択」をする場合には役に立つ面もあるのだろう。僕は勝手に勘違いして、散骨をより強く望みたくなる、というようなものかと思っていたのだけど、そういうものではなかった。散骨の実用書としてはいいかもしれないが、死生観の醸成や転向を、ということなら、最近読んだ中では、椎名誠さんの
    『ぼくがいま、死について思うこと』
    が、送る側としても、送られる側としても、なかなかよかったなあ。

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