世界のエリートはなぜ、「この基本」を大事にするのか?

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制作 : 208 
  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023312210

作品紹介・あらすじ

【社会科学/経営】ゴールドマン・サックス、ハーバード、マッキンゼーのグローバルエリートが実践する仕事術。「レスポンスの速さがあなたの評価」「信頼を得る念押し型報告」「会社は退学せずに卒業する」など、一生成長し続けるための基本を公開!

感想・レビュー・書評

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  • 「基本に徹する」
    それがいかに大切でいかに難しいか

    基本とは
    ①人との「つながり」を大切にする
    ②「自分磨き」を一生継続する
    ③「日々の成果出し」に強くこだわる
    ④「世界的な視野」を常に意識する

    久しぶりに大学時代の親友に東京で会って痛感しました。
    彼は実戦で①から④までやってました。
    確かにゴールドマンサックスやマッキンゼーやハーバードに行くような人がやってるようなことは自然にできるんでしょう。

    振り返って自分ができているか
    ①と②はそれなりにやってるように思います。
    でも③はやらなと思ってますができてませんし④については僕の視野は大阪にとどまってますσ^_^;

    「考える」と「調べる」は分ける
    確かに調べて満足してるところがあったなあと思いますσ^_^;

    この本は買ってからしばらく行方不明やったんでやっと読めましたd(^_^o)

  • 2014.08.17
    ★引き受けた仕事は5分間限定ですぐやる
    ★学生1人1人の名前を覚えるハーバード教授
    ★相手との時間を印象的に共有する
    (できるだけ前回と異なる環境下で時間を共有)
    ★服装は個性よりも清潔感を大事に
    ★明日の朝一ダッシュをかけるための儀式
    (机を片付けて帰る、to doを作って帰る
    ★メールの返信スピード=あなたの評価
    ★上司へのホウレンソウは先手必勝
    ★忙しい上司のスケジュールに割り込む
    ★仕事を引き受けたからには7割方でいいので翌朝に上司へホウレンソウをするのが効果的
    ★作った資料は自分の商品だと心得る
    ★attention to detail どれだけ集中力を高め、クオリティの高いアウトプットを生み出そうとたかい意識を有しているか
    ★目標はTOEIC900点
    ★基本は4つ
    ①人とのつながりを大切にする
    ②自分磨きを一生継続する
    ③日々の成果だしに強くこだわる
    ④世界的な視野を常に意識する

  • やはり!世界のエリートも健康を意識していることがわかった一冊。
    定期的な運動、基本的な生活習慣を整えること。世界のエリートが最高のパフォーマンスのために意識していることの1つは自身の健康でした。確かに、他の自己啓発本でも健康を整えることはビジネスの基本として挙げられており納得です。以下、他に刺さった項目↓

    ●アフターユーの精神をもっているか?
    お先にどうぞと言える心の余裕がありますか?
    保育園の送迎で急いでいたり、忙しい毎日でつい譲り合いの心を忘れていませんか?わたしはあります。これから実践したいと思いました。

    ●「すみません」より「ありがとう」
    これは他の自己啓発本にもよく載っているポイント。しかし、つい、「すみません」と言ってしまい難しい!

    ●朝一にメールをチェックしない
    これも他の本によく掲載されているポイント
    メール連絡の多い部署でもありやってしまう!メールをみて仕事を探すという感じになっているときもあります。朝一にやる仕事を決めてから帰宅するなど実践の方法を考えていきたいです

  • 日本企業内での評価は知りませんが、私は外資系の会社に勤務しているので、MBAの資格を保有している人が出世していきます。従って、本社のスタッフは夜間大学に通いながらMBAの勉強をしている人が何人もいます。

    数あるビジネススクールでも最高と言われるのはハーバードビジネススクールのようですが、この本の著者はそこで学んで、世界最強の投資銀行およびコンサルティングファームで活用してきた仕事のコツを48にわけて解説しています。

    基本に忠実にということなのですが、著者なりの「捻り」が加わっているようです。その「捻り」を自分の仕事に生かすにはどうすれば良いかを考えながら、今後の社会人生活を過ごしていきたいと思いました。

    以下は気になったポイントです。

    ・共通する基本は、1)人との「つながり」を大切に、2)自分磨きを一生継続、3)日々の成果出しに強くこだわる、4)世界的な視野を常に意識(p6)

    ・何かを信じること、直感・運命・カルマ、利害関係を超えた何かのつながりを信じることで、結果として人間関係は発展する(p17)

    ・MBAに行って良かったといえるのは、1)友人関係(人との時間に投資することを重要視)、2)視野の広がり、3)一定の自信の確保(p19、21)

    ・相手の名前を覚えるコツ、1)口に出す、2)名前を呼んで質問する、3)別れの際にも名前を言う(p26)

    ・効果があるのは、できるだけ前回と異なる環境下で時間を共有すると、お互いの距離が縮まる(p32)

    ・社外ネットワークを機能させるコツ、1)1週間に最低1回の時間を確保、2)信頼する友人・知人を介して人に会う、3)ピンときたら即会う(p41)

    ・相手に好印象を与えるのは、握手の質、相手の目をまっすぐ見て、笑顔を浮かべ、自ら手を差し出して、しっかりと力強く2秒間相手の掌を握りしめて、自分のファーストネームを伝える(p45)

    ・本を読んだら、読んだ時間の3倍考える(p57)

    ・ビジネスマンの服装の身だしなみは、1)ズボンの折り目にプレスがあるか、2)靴のカカトはすり減っていないか(p88)

    ・始業時間の1時間前の人の少ないオフィスに出社して、一日で唯一静かな時間帯に効率的に仕事に取り組む(p99)

    ・朝一の一時間は、全ての仕事をシャットダウン(メールチェック不可)して、集中した作業やアイデア出しに使う、メール処理は移動中や午後等(p101)

    ・常にノートを手の届くところに置いておく、会議や打ち合わせはメモを取りながら進める(p116)

    ・プレゼン資料を頼まれたら、まず5W1Hを確認する、プレゼンの相手、伝えるメッセージ、いつの会議か、プレゼンの背景は(p119)

    ・仕事を頼まれたら、5分間だけ取り組んで上司からの指示を再整理、そして締切日を自分の中で前倒しする(p123)

    ・資料作りの大半は、手書きによる下書き作業、その利点は、1)考えるプロセスに集中可能、2)作り直しが早い、3)メッセージとチャートの本質にフォーカスできる(p156)

    ・まず、メッセージを明確にする、そのメッセージを納得感あるものにするのに、どのようなバックアップ情報が必要かを考える(p160)

    2013年12月8日作成

  • 世界中を飛び回り、活躍している凄腕ビジネスマンたちは、一体何を考え、行動しているのか。
    そういった疑問を抱くことはあっても、直接本人たちに話を聞く機会はそうあるものではない。
    本書は、ゴールドマン・サックス、マッキンゼー&カンパニーに従事した著者が、外資系コンサルティング会社のエリートたちが普段大切にしている行動規範を紹介した一冊。
    今回、特に自分に刺さった内容は以下の3つ。

    1.その日のうちに明日分のタスクを洗い出して仕事を終える。
    2.作業に取り掛かる前にゴールイメージを上司と共有しておく。
    3.報連相は、自分の考えがあっているか確認する場にする。


    内容は最もなことが書かれているが、これら全てを行動できている人は自分自身も含めて多くはないだろう。そういった意味で、初心の気持ちを想起させてくれた一冊。社会で認められるためには、「自分の力を証明する」しかないという言葉に共感した。

  • ふつう!でもすごいいいこと書いてあるので、できる限り実践してみる (´・ω・`)

  • エリートのマインドや行動が記載。
    すごいなーで終わってしまった。

    新聞を読むコツがためになった。
    インプットの3倍のアウトプットを意識。
    考えながら新聞を読むようにしてみる。

  • 啓発系の本不得意だけどこの本だけは永遠にリピートしてる。最高。

  • 『感想』
    〇相手の名前を覚えることが大事だということは実感していたが、やっぱりそうかと感じた。実際に覚えることができるかは別として、せめて仕事で関りがあるとわかっているならば、相手のことをせめて名前ぐらい知っておくだけで、いい印象が与えられる。

    〇そういえばかなり上の人で、自分を目的として会う機会には名前を呼んでくれてうれしかったが、偶然会った時には私の名前を憶えていない、見たことある気がするなという雰囲気が伝わってくることがあり、やっぱそんなものかと感じたことを思い出した。

    〇大きな間違いは問題外だが、小さな間違い(基本すぎる間違い)をしないこと、確かにここでその人の本質が見えてくる。

    〇著者がいうエリートは自分がいたゴールドマン・マッキンゼー・ハーバードビジネススクールであり、他はそもそも眼中にないのかなとは感じてしまう。基本を大事にするのはどの世界であっても上位に位置する人は行っていることです。

    『フレーズ』
    ・先を見越して点をつなぐことはできない。振り返ってみて、はじめて点をつなぐことができる。だから将来何らかの形で点がつながると信じることだ。【スティーブ・ジョブズ】(p.16)

    ・相手の名前を覚えるコツ、自己紹介時に相手の名前を口に出して、自分の口と耳で必ず確認する。(p.25)

    ・先輩や上司は、自分の目線を高めてくれる絶好のメンターです。積極的に後ろを追いかけ、アドバイスをもらうべきです。目線が高まれば、自分の成長速度は早まります。(p.34)

    ・トップバンカーであるほどレスポンスの早さは際立っています。(p.125)

    ・どんなに内容が素晴らしくても、会議の仕切りがうまくても、クライアントの手元に残るのは紙の資料です。(p.145)

    ・小さな間違いのある資料からは、作者の詰めの甘さと、仕事の不十分さが伝わってきます。(p.162)

  • 本書でのエリートはゴールドマンわマッキンゼーそしてハーバードを指している。
    エッセンスは基本に徹する。
    1.人との繋がりを大切にする。
    2.自分磨きを一生継続する。
    3.日々の成果出しに強くこだわる。
    4.世界的な視野を常に意識する。

    人との繋がりに投資する。
    利害関係を超えた繋がりを信じることで、結果として人間関係は発展する。
    相手の名前を積極的に覚える。

    心に余裕があると行動に余裕が生まれる。行動に余裕があると、心に余裕が生まれる。
    すみません、より、ありがとうを伝える。
    正解のない問題を考えるクセをつける。

    紙とペンの威力を知る。
    まず、書き出し、論理構成、因果関係、優先順位、表現を気にしない。何度も書き直しながら整理していく。
    何故を5回繰り返す。
    健康管理をする。
    1.十分な睡眠
    2.朝食をとる
    3.手洗いうがい
    4.予防接種
    5.定期健康診断
    6.マスク着用など周囲に配慮

    運動を心がけ心にアンチエイジングを施す。
    清潔な格好を心がける。また靴はよく磨く。

    どんなに忙しくても時間を守ることが全ての基本。
    朝の高い集中力を大事にする。
    退社時に整理整頓、todo listを書く。

    常にノートはとれるようにしておく。
    仕事を頼まれたら、その場で完成イメージを共有する。
    引き受けた仕事は5分間限定ですぐやる。これは直後だから簡単なことが聞け、すぐ確認する。
    メールはなるべく早く反応する。
    上司への報告は先手必勝。
    ホウレンソウに自分の仮説を入れる。例えば、私は**と考えています。理由は××だからです。
    この方法で進めてもよろしいでしょうか。
    仕事を引き受けたら7割でいいので翌朝報告を目指す。

    資料は自分の商品。
    資料は白黒からスタートし、最後に強調ポイントに配色する。
    資料は細部に気を配る。
    会議の出席者は発言の権利があるのではなく、義務がある。そのためには会議の準備をしっかりする。そして自分なりの貢献を考える。

    今より1つ上のポジションを意識して仕事をする。
    自分ノートを用意する。そこには中長期の目標管理を書く。

    基本とスピードが大事であることを再認識した。

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著者プロフィール

シーネクスト・パートナーズ(株)社長

「2019年 『1%の違い 世界のエリートが大事にする「基本の先」には何があるのか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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