子育てがプラスを生む「逆転」仕事術 産休・復帰・両立、すべてが不安なあなたへ (メンターBOOKS)

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  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023312326

作品紹介・あらすじ

【社会科学/社会】「日本人の働き方を変える!」という課題に挑み続ける著者が、ワーキングマザーと予備キャリアの軍のために書き下ろした一冊。「産休・育休はブランクではない」「妻の実家の近くに住むな」「時短勤務は使うな」など、従来の常識を覆す仕事術を、自身の体験談とともに伝授する。

感想・レビュー・書評

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  • そろそろ復職に向けて「何かやらなくては」と思ったのがきっかけで手に取った本。
    育休期間をプラスに捉えたいと思いました!

  • 2014年に出版された本。男性育休の話なども載っていて、今でこそ当然だけど当時は声高に叫ばないといかなかったんだろうな…と考えると、今の社会に感謝するしかない。これから妊娠出産や復職を考えている人にとってはすごく背中押される内容だと思った。

    メモ
    ・(復職前)職場を2度訪れる。1度目は母であることを伝え、2度目はビジネスマンとしての覚悟が戻ったことを伝える
    ・(休職前)後任の担当者プランは上司に任せきりにせず、自分でタタキを作成する
    ・(産前)里帰りおすすめしない
    ・(産前)夫の育休は、産後すぐだけでなく「妻の復職直後」にも
    ・(復職時)時短(時短レッテル貼られる、減額)よりフルタイム残業ゼロ
    ・(復職後)想定外を想定内にして残業ゼロに
    ・(復職後)サポートしてもらったら、本人だけでなくチーム全員にそのことを共有(メールのCCに入れるなど)

  • ひとり目の産休、育休後に拝読。
    初めての産休育休前に読んでいたら会社への自分の評価や印象は少し良い方へ持って行く努力は出来たかなと思うけど、産休中、育休中にeラーニングとかスキルアップとか、それこそノイローゼになりそう。育児ノイローゼになりそうだった自分を振り返ると、他の人にそのままお勧めはできない。
    ある程度自分も周りの状態も整っていて余裕がないと、とてもこの本の中身のことは出来ない。
    だからこそ、この本の中身を実践できる人は周囲から評価されるのでしょう。そう思えば納得。

  • バリバリ働きたい人向けかな?と思う記述が度々。でも仕事に対してやる気は出てくるかも。

  • 2014年に刊行されたとは思えないほど、新しく感じる内容だった。それだけ私の認識がアップデートされていないのかもしれない。

    ちょうど育休中。復帰への不安は常につきまとう。

    これを読んで、少し前向きになれた。
    「休職しているから」と小さくなるよりも、
    「どうプラスにするか」と考える方が
    人生楽しくなりそうだ。

    せっかく授かった命。
    子育ても仕事も、自分のやりたいように頑張りたいな。

    そう思わせてくれたこの本に感謝。

  • 小室氏の別の書籍でも言及されている仕事の優先順位を緊急度と重要度のマトリクスを活用して決定すること、仕事でも子育てでも適度な飢餓感がプラスになること、など要素要素で印象的な言葉があった。

  • 筆者の仕事(ワーク)と子育て(ライフ)が完全にリンクしてる(ほぼセルフプロデュース本。)という前提はあっても、新しく取り入れたいと思える発見が幾つかあった。

    26 仕事を手伝って下さった方へのお礼メールに上司を同報に加える
    27 被害妄想に陥らないためにも自分で自分の成果を発信する

    子育てうんぬんではなく、いかに能動的主体的に働くか、という話なんだと思う。
    子育てに影響されない人(今までであれば、オジサンたち。)は、受動的で何も考えずに働いてても責められることはない(長時間居れば評価される時代もあった)。
    一方で、子育ては私自身ではコントロールできない要素を強くはらむ。そのため、「本当にコントロールできないもの」以外を、徹底的にコントロールするべく主体性を持て!という本。そのとおり。
    ただ、筆者がゴリ押しする「朝メール夜メール」は、読み手がある程度暇な上司じゃないと意味がない。


  • 読みやすい。さまざまな視点、相手の視点の分析。良好な対人関係を築いて仕事を全うするノウハウ。



    家族と自分のためにとにかく辞めない。教育費足りなくなるし再就職できない。
    労働時間で勝負しない
    定時退社を権利として主張しない。職場貢献の印象を与える
    仕事の内容を、見える化、共有化。机の上のファイルは他人でもわかるように色分けするなど。
    介護の人とかと2人体制にする??

    2ヶ所の認証に申し込む。入れる園と自宅から近い園
    専業主婦の歴史は浅い。農業は妻もしていた。保育園は地域の子育ての代わり。

    とにかく褒める。こうするともっとよくなる、自分はこうしているけどもっといい方法はないか?とか。
    1つのカテゴリーを任せる
    家事育児ポイント表…めんどくてできないし、点数は個人の得意不得意によって違う
    話すときに愚痴なのか相談なのか共有なのか、明らかにする。褒めて欲しいのに、仕事したく無い熱意がないと思われないように。
    eラーニング
    子連れ留学…
    仕事と育児に適度な飢餓感あるとモチベーション維持できる
    2歳まで小規模保育で、3歳から認可でも。3歳になると定員が、増える
    早めに仕事を受け取る。積極的に電話。
    3歳以上離れていると、抱っこが終わっているので楽。
    2歳から発熱頻度下がる
    病児保育 ファミリーサポートセンター、自治体、民間(フローレンス)

  • 育休中に読了。

    「飢餓感」があるから、仕事も家庭も頑張れる
    という考え方が好きだと思った。

    日中はがむしゃらに働いて、帰りの電車では
    早く子供に会いたくて、抱きしめたくて、という感情になるのはわかる気がする。

  • とても実践しやすいきことがたくさん書いてある!

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著者プロフィール

株式会社ワーク・ライフバランス代表取締役社長。公立学校250校、民間企業2000社、7省庁の働き方改革コンサルティング実績を持つ。文部科学省「中央教育審議会」委員、「産業競争力会議」民間議員など複数の公務を歴任。2児の母。『男性の育休』(天野妙氏との共著、PHP新書)など著書多数。

「2023年 『先生がいなくなる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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