にわかには信じられない遺伝子の不思議な物語

制作 : 大田直子 
  • 朝日新聞出版 (2013年10月8日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023312388

作品紹介

人間の活動はすべて、私たちのDNAのなかに検証できる痕跡を残す。そのDNAが記録する物語が音楽のことであれ、スポーツのことであれ、無節操な病原菌のことであれ、それらの話がトータルで、地球上の人類誕生にまつわる遠大で入り組んだ物語になっている。そして私たちが自然の最高の誇りであると同時に、自然の最も不合理な産物でもあるのはなぜか、その理由を教えてくれる。愛も、才能も、闘いも-DNAに刻まれた人類の歴史をひも解く全米ベストセラー・ノンフィクション!

にわかには信じられない遺伝子の不思議な物語の感想・レビュー・書評

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  • さまざまなことがこの20年で研究されて、わかることも増えたけれどわからないことも増えたというのがよくわかる。DNAの検査をして、「○○病のリスクが高い」とわかっても、あくまで可能性ということ。DNAの働きを活性化したり抑え込んだりするしくみが別にあるんだって。

    「へぇー」と感心することはいろいろあるのだけれどそれはネタバレになるから置いておいて、生物学の研究者たちのアクの強さが印象的だった。やっぱりある程度思いやりに欠けた嫌な奴じゃないと大きいことはできないのかしら。また、けっこうな有名人たちが病弱だったことにも驚いた。ダーウィンなんて髭もじゃのかっぷくのいい人というイメージだったのに、体調が悪過ぎて田舎に籠っていたから『種の起源』を完成できたのだとか。

  • 【中央図書館リクエスト購入図書】☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
    http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB1370063X

  • 遺伝子の話なのに、ダーウィン、ミーシャやIndia王女等の人間関係の繋がりに目がいきました。

  • 遺伝子の話である。
    もう少し、優しい感じかと思ったら、思いのほか読み進めるのに時間がかかってしまった。
    どうも読みにくいのは、原書が英語のせいか?

  • 遺伝子についての学問のお話というより、遺伝子にかかわる人物のさまざまなエピソード集めましたという感じ。それと交互して学門的な説明が入っている。
    ちょっと思っていたのとは違ったが、人間臭さが詰まっていてこれはこれで面白かった。
    願わくば、遺伝子の形状や分裂の段階や変異が視覚的にみえる図がほしかったです…。トリプレットとかフレームシフト変異とかジャンプ遺伝子について言葉だけで説明されてもイメージしづらかった。DNA折り紙は全く想像できず、ググりました。

  • 内容的に難しい部分も多く、飛ばし読みしてしまった箇所もあるが、複雑な話をワクワクさせる形で書かれていて、面白い。

  • 私たちのDNAは、意気揚々と凱旋する古代ローマの将軍のあとにしたがう奴隷のようにささやきかける。
    「忘れないで、あなたは消える運命にある」

    DNAのなかに残された痕跡、そこから読み取ることができるもの。
    何度も瀕した絶滅の危機、人類がたどった遠大な進化の旅の道程。そしてパガニーニを音楽家へと成らしめ、ロートレックを画家に導き、最終的に破滅させた運命の根幹。
    霊長類の親類を含めた何百という生命の分枝について、その起源と進化――。
    DNAのなかにひそむ微生物、それはどんないたずらをするのか。
    生来備わっているはずの“恐怖”。それを取り除くだけでなく、魅力という好意的なものに変え、“魅力”が操られた私たちは最悪の敵に引き寄せられるおそれがある――。

    遺伝子研究の歴史とその研究者について、そして今もってさらに深まる遺伝子の謎をひも解くノンフィクション。

  • 面白い。人の遺伝子のかなりの部分がウイルスのものだとか、遺伝子そのものだけでなく、周辺情報エピジェネティックスが大事なのかも、とか。ビタミンAは実は体に毒だとか。
    あえて言うなら以下にもアメリカの一般向けサイエンス本らしく、話が長くて構成が冗長に感じる。まあこれは文化の違いなんだろう。

  • DNAについて想起される夢想に対して冷水を浴びせ、ここまでわかったがこれは出来ていない、どこまでわかっていないか、に眼目が置かれている。
    図版、まとめ、平易な表現など、もっとわかりやすく読ませる工夫はして欲しい。各章で面白さにばらつきも感じるが、中身のエピソードは初耳のものも多い。

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