世界のエリートはなぜ、「この基本」を大事にするのか?【実践編】

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  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023312654

作品紹介・あらすじ

「基本」は、知っているだけでは価値はありません。継続的に実践できてこそ成果に結びつくものそれこそが「基本」の定義です。エリートたちの実践法を明らかにします!

感想・レビュー・書評

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  • 「自分ノート」を書く
    ノートに書き出すことで
    具体的なモノが
    抽象化されて
    言語化したものが
    再現性を持つ
    このプロセスを経ることが大切なんやと思います。

    「自信の裏に隠れた準備」
    やることをやらないと自信は生まれませんよね。
    「腹を凹ませて身体から自信を取り戻す」
    またジムに行ったり身体から鍛えることで精神も鍛えられます。
    よく言われる筋肉は裏切らないって真実やと思います。
    やればやるほど結果が出るので。
    「週末の自己投資が生み出す自信」
    これにつきますよね。
    週末にどんな努力をするかで仕事も含め人生が決まります。
    「やりきった感覚が自信を深める」
    まさにやり切ることが次のステップにつながります。

    「リーダーとは真っ先に行動する人」
    ①自分ならどうするかと自問し問いを定義する
    ②問いに対して自分なりの解を言い切ってみる
    ③自分の解をバックアップする根拠を探す
    ④解を修正する
    ⑤問い解根拠を再整理して自分の意見として明確にする
    この5つのステップを心がけたいと思います。

    「シェア&シェア」
    ギブアンドテイクではなくシェアアンドシェア
    確かにテイクを求めるのではなく
    「チーム貢献を通じて自分の存在価値を示す自己実現の意識」
    「チーム貢献を通じて他人を助ける利他主義の意識」
    前者は自分のため
    後者は他人のため
    1つの行動が2つの目的でされる時チームにも自分にもメリットが生まれます。

    「自分の設定したゴールに最短で進む」
    「他人と勝負せず自分と勝負する」
    人と競うより自分のなりたい自分になる。
    そのために自分には負けない。
    明日からもまた頑張ろうと思います。

  • 昨年末に発売された「世界のエリートはなぜ、「この基本」を大事にするのか? 」で、ビジネスエリートは超人的な能力やスキルを持っているのでは無く、実は基本に忠実+それを徹底して追及している。そしてそれが非常に大切だという事を事例を挙げて説明していたが、本書は、その「基本」とはについて再度説明している。しかし実践と書かれているが読んだ後あまり具体的なことは書かれていないなと感じた。

    著者が定義したこの本での「基本」とは下記の3つ
    1.成果を大きく左右する本質的で重要な事
    2.多くの人が既に知っている事
    3.継続的に実践する事が難しい事

    そして世界のエリートはその基本を実践するにも共通点があり、その共通点は、ちょっとしたコツと心がけでまねできると言っている。
    ちょっとしたコツ:基本を徹底させるために「自分の内面に積極的に働きかける」

    自分の内面に積極的に働きかける内面ドライバー
    1.自分はやればできると言う「自信」
    2.自分が率先して貢献しようと言う「責任感」
    3.自分が設定した「高い目標」に向かう信念

    正直上記が書かれたプロローグだけで本書の全ては伝えきった感じがあった。

    HBSで質問するクラスメイトの自信は何処から出て来るのか?→
    ・質問するまでに自分なりにしっかり予習を済ませ調べてきたと言う自信
    ・努力をして一定の知識を有しているからこそ知らない事を知らないと言い切れる基礎知識への自信
    ・質問をして再度説明をしてもらえれば必ず理解できると言う理解力への自信

    正解のない問題を考える5つのステップ
    1.自分ならどうするかと自問し「問い」を定義する
    2.「問い」に対して、自分なりの「解」を言い切ってみる
    3.自分の「解」のバックアップする根拠を探す
    4.「解」を修正する
    5.「問い」「解」「根拠」を再整理して自分の意見として明確にする

    5分でチェックするポイント
    ・締め切り、目的、アウトプットイメージを再確認する
    ・作業スケジュールを立てる
    ・初動に取り掛かる
    ・中間報告のタイミングを当初の段階でしっかり予定する
    ・作業時間を「自分とのアポイントメント」と位置付けて厳格に管理する

    人と戦わず、自分と競う事のメリット
    ・無駄な競争に巻き込まれずに自分の設定するゴールに最短でたどり着ける
    ・仮に競争に負けても過度に落ち込まない事
    ・人を蹴落としてまで這い上がろうとしない事

    まず鏡の中の男からはじめて見る。鏡の中に映る自分が変わる事から始めてみる
    I'm starting with the man in the mirror. I'm asking him to change his way.
    (マイケルジャクソン Man in the mirror)

  • 実践編というタイトルから、前著の内容が具体的に書かれているかと思ったが、そうでもなかった…最後の方は流し読み。

  • 基本編よりも、価値のある内容。
    三十代前半までの若手諸君が、頭を整理する時に役立つ。

  • ゴールドマン・サックス、マッキンゼー、ハーバード経営大学院に籍を置いたことのある著者が書いた、タイトル通りの本。
    基本とは多くの人が既に知っていること、と著者が定義している通り、書かれているのはどれも珍しい内容ではない。けれど、大切なことだったり、継続的に実践できれば確かに変わるだろうと思えるものだったりする。
    セクションのタイトルや章末のサマリーを見たときに、もっと内容が一瞬でイメージできるように構成されていればよいのだが。

    覚えておきたい点:
    ・オンからオフへの切り替えは素早くスムーズに。
    ・一人一人がリーダーシップを発揮するために、自分がリーダーでなくてもオーナーシップ(当事者意識)を持ち、「自分ならどうするか?」を常に自問する。
    ・ギブ&テイクよりシェア&シェア。
    ・スキルや財務基盤よりも信用を第一にする。

  • 著者の経歴は見事としか言いようがありませんが、この本の内容の薄っぺらさも負けず劣らず見事でした。

  • 著者の基本の定義
    *成果を左右する本質的で重要なこと
    *多くの人が既に知っていること
    *継続的に実践するのが難しいこと
    この基本を徹底させるために自分の内面に積極的に働きかける。その内面のドライバは3つ。
    1.やれば出来るという自信
    2.率先して貢献しようとする責任感
    3.自らが設定した高い目標に向かう信念


    褒めてこそ成長する。自分の中に、よくやった。と声をかけてくれるもう一人の自分を積極的に探す。これが自信の芽を育てる第一歩である。
    積極的に過去を振り返る。自信の源は前ばかりを見ることではなく、後ろを振り返ること。
    著者が実践している振り返りのための自分ノートとは以下。
    うまくやれたこと。成果。褒め言葉(自分が自分にかける言葉)。これらを1週間から数ヶ月の短期、1、2年の中期、3年の長期。と分けて整理する。
    最初にポジティブフィードバックを行い、その後、改善点を挙げる。

    1章のまとめ
    *積極的に自分を褒めることができれば、自信が増し、成果も上がる。
    *自分を評価する際は、まず長所や成果から考える。
    *時間を確保し、自分を振り返ると、褒めるべき部分は必ず見つかる。
    *自分ノートに成果、改善点、課題を優先順位つきで書き出す。
    *天才に見える人も入念な準備をしなければ、自信が持てない。

    謝罪癖をつけない。約束時刻を守り、10分前到着を心掛ける。
    体調を考えて残業時間をコントロールする。
    むやみやたらに長時間労働をしない。
    内面からくる自信を手に入れるためにも、定期的な運動をする。
    オンとオフの切り替えを強く意識する。
    自分の中で卒業なのか退学なのか意識する。そしてきちんと振り返る。

    2章のまとめ
    *5分の遅刻で失われる自信の価値を意識する。
    *心身の体調を100%に保つため、自分の時間軸に従う。
    *外見を気遣うことで自信が培われる。
    *オンからオフ、オフからオンへの切り替えの早さを意識する。
    *努力があるからこそ、分からないことを自信を持って質問出来る。
    *仕事も勉強も時間を集中投下することで成長率は上がる。
    *日頃から自分のキャリアを振り返る習慣を作る。

    リーダーとは真っ先に行動する人。
    自ら考え、率先して一歩を踏み出し、チームの成果に貢献することこそがリーダーシップ。
    リーダーシップとチームワークは2つで1セット。リーダーが多いほどチームはまとまる。
    オーナーシップつまり当事者意識がリーダーシップの第一歩。
    オーナーシップを意識するために、目の前の様々な事象に対して自分ならどうするか自問する癖をつける。
    重要かつ難易度の高い仕事とは、正しい答えを見つけることではなく、正しい質問をすること。ピータードラッカー

    正解のない問題を考える5つのステップ
    1.自分ならどうするかと自問し、問いを定義する。
    2.問いに対して自分なりの解を言い切る。
    3.解の根拠を明確にする。
    4.解を修正する。
    5.問い、解、根拠を再整理して自分の意見として明確にする。

    アウトプットを前提に読書をしたら3倍考える。

    3章のまとめ
    *自分が率先して動くリーダーはチームに何人いてもよい。
    *小さなリーダーシップ経験を積み重ねる。
    *何事も自分ならどうするかを自問する癖をつける。
    *意見は具体的なアクションとセットで考える。
    *仮説を立て、事実を集め、意見を骨太にする。
    *読書は内容と自分を照らし合わせて咀嚼する。
    *良きフォロワーはいつでも良きリーダーになれる。

    個の力をチームの成果に結びつけ、チームのために個を活用出来てはじめてリーダーシップと呼べる。
    チームの成果を第一に考える。
    give & takeではなく、share & share

    目の前の仕事と組織にのめり込んでみる。所属にプライドを持つ。

    5分間仕事術の3ステップ
    1.明確にしておくこと。
    *締め切り
    *目的
    *アウトプットイメージの共有
    2.作業スケジュールを立てる。
    3.初動にとりかかる。

    スケジュールのポイント
    1.中間報告のタイミングを入れる。
    2.作業時間を厳格に管理する。

    4章のまとめ
    *大事なのはチームのために最初に動き出す意識
    *自分の存在価値を示すために知恵と労力をシェアする。
    *自分が何を持って貢献できるかをつかむために自分を知る。
    *自分レジメに強みと弱みをアップデートしておく。
    *今の仕事、組織にプライドを持つ。
    *引き受けた仕事は、ズレがないか、その場で確認する。

    つまるところ、人はそれまでの人生で選択したことの総体である。ジャンポールサルトル

    5章のまとめ
    *自分の中の情熱と対話し、人生の目標を設定する。
    *利害関係を超えて成長を目指す人と優先的につながる。
    *信用を自信に掲げると行動がぶれなくなる。
    *服装は無意識のうちにメッセージを発していることを意識する。

    6章のまとめ
    *子どもの頃の夢を思い出し、何が自分を突き動かしたか考える。
    *言葉や技術の習得には自分に合った最良のアプローチを探す。
    *自分のゴールを設定し、それに最短で突き進む。
    *週一回頭の中を整理する時間を設ける。

    チームへの貢献と自分を磨くための投資。これをたゆまず続ける。
    ビジネスエリートの一端を垣間見えた。

  • 前著ほどのインパクトはないが読みやすくてよい

  • 自分はやればできるという自信
    自分が率先して貢献しようという責任感
    自らが設定した高い目標に向かう信念

    努力があるからこそ、わからないことを自身をもって質問できる。
    外見を気遣うことで自身が培われる。
    自分の会社や組織を批判するよりも、まずはいったんのめり込んでみる。

  • 実践編ということで前作をベースに具体性を持たせたのかな、そこはよくわかりませんが。
    自分への語りかけや身体鍛えたりっていうとこで自信を高める、自分ならどうするかといった考えで主体的に物事に取り組んでリーダーシップを発揮する、そんなことが書いてあります。

  • 2016 2 21
    自分だったらどうするかアクションも含めて考える

  • 基本を実践する内面の動機として、「自信」、「責任感」、「目標」があげられている。

    そして、基本を実践するためには、
    ・自分をほめる
    ・入念な準備
    ・率先する
    ・自分ならどうするを考える
    ・プライドを持つ
    ・目標設定をする
    ・頭を整理する
    といったことが大事であるとしている。

    基本的なことであるけど、なかなかできないなあ。

  • チームの成果を最大化するために、自らが率先して考え、動き出す、リーダーシップの意識。
    自分の経験、知識、知能、スキルを積極的にチームメイトへ共有、ギブアンドテイクからシェアアンドシェアの意識転換。

    どちらも教育としても足りていないし、それ自体を考えている、必要と思ってる人が少ない気がする。

  • ・基本を実践するために必要なもの:自信/責任感/目標設定
    <自信>
    ・自分を褒めると自信が増す
    ・その最初のステップは、自分を客観的に評価する。
     そのためには、長所と短所の表裏一体の関係を意識するとよい。
    ・オンとオフの切り替えをスムーズにする。
     オフ→オンよりも、オン→オフの切り替えを強く意識するとよい。
    (オンを意識したオフの過ごし方をするということらしい。)

    <責任感>
    ・リーダーシップがなければチームはまとまらない。
     チームワークがなければリーダーシップは必要ない。
     リーダーシップとは、「チームの成果を最大化することが目的」。
    ・「個」の力を「チーム」の成果に結びつけ、チームのために「個」を活用できて初めて「リーダーシップ」と呼べる
    ・読書をしたら、アウトプットを前提にし、読んだ時間の3倍を目安に「考える」。

    <目標設定>
    ・「ギブ&テイク」より「シェア&シェア」(利チーム主義)
    ・「自分レジュメ」に強みと弱みを記し、定期的にアップデートする
    ・5分間仕事術:引き受けた仕事はその場で5分間限定で取り組むことで仕事のクオリティは高まる
     1.締め切り、目的、アウトプットイメージの再確認
     2.作業スケジュールを立てる
     3.初動にとりかかる
     4.中間報告のタイミングを当初の段階でしっかり予定する
     5.作業時間を「自分とのアポイント」と位置づけ、厳格に管理する
    ・他人よりも自分と競り合う
    ・自分の設定したゴールに最短で進む
    ・最低でも1週間に一度は自分の時間をブロックして、もう1人の自分とアポイントを取り、振り返りの時間にする

  • ①あらゆる失敗にポジティブな側面がある
    ②オン→オフをスムーズにすることで、オフ→オンもスムーズになる
    ③時間がある若いうちに自己投資をすべき

    アクション
    ①失敗のポジティブな側面を探し、ノートに書き留めておく
    ex.飲み会の連続で仕事の効率が落ちてしまったが、関係を広げることができた(本から抜粋)
    ②帰ったら即スーツ脱ぐ。Skypeも切る。
    ③休日の半分を自己投資に充てる
    ex.読書、資格、語学

  • 自信を持つ
    自分ノートで振り返り
    10分前行動、遅刻しない
    見た目にこだわる
    当事者意識、小さなリーダーシップ
    自分ならどうするか
    プレゼンの練習
    5分間仕事術、アウトプットの確認、スケジュール、初動
    チーム成果を最重視
    自分の強みとキャリア
    目標設定
    信用
    まず自分が変わる
    エリートは与えられたものを活かし与えられなかったものを努力で補う

  • アマゾンのレビューに1時間で読めると書いてありましたが、そんなところです。
    著者の経験談が主で、新卒の若者くらいだったらいいかな?という感じの本です。

  • この類いの自己啓発本は多くあるが、本書の独創的な点は、「何をしたらよいのか?」というアクションの部分がきちんと語られている点である。「実践編」の看板に偽りなし!

  • ベストセラーの前著は読まず、こちらを手にとってみました。「実践編」とあるものの、中身は想像以上に本質的なマインドセットに関する著者認識の展開でした。それだけに考えさせられる点が多く、再読必須だと感じています。

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著者プロフィール

シーネクスト・パートナーズ(株)社長

「2019年 『1%の違い 世界のエリートが大事にする「基本の先」には何があるのか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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