読むだけ禅修行

著者 :
  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023313217

作品紹介・あらすじ

今日一日の修行で、誰でも、一日だけ「仏」になれる。"青い目"のわたしは、なぜキリストではなく「ブッダ」を選んだのか?日本の禅修行に心身を捧げるドイツ人僧侶、魂の言葉。

感想・レビュー・書評

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  • 「禅とは何か」について、様々な諸賢の前例を著者自身が解釈しながら述べていく。著者は、「座禅を組んだから禅である」とか「高尚な思考をしたから禅である」といったことは言わない。「生きることがすなわち禅である生き方」を示してくれている。1つの項が短く、言葉遣いも非常に優しい。とても読みやすい。

  • 楽寂静 人と自分を比べない。

  • 昔のお坊さんの言葉を自分なりに解釈する,という書き方なので,もっと知りたかったらそのお坊さんの名前とかから入っていけるのが良い.

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著者プロフィール

1968年、旧西ドイツ・ベルリン生まれ。7歳で母と死別し、人生に悩む。16歳で坐禅と出合い、禅僧になる夢を抱く。1990年、京都大学の留学生として来日。その秋から初めて曹洞宗・安泰寺に上山し、半年間の禅修行に参加する。1993年に安泰寺で出家得度。8年間の雲水生活を経て嗣法。2001年から大阪城公園で「ホームレス雲水」として毎朝の坐禅会を開く。2002年に師匠の訃報に接し、安泰寺第9世の堂頭(住職)となる。国内外からの参禅者・雲水の指導にあたって坐禅三昧の生活を送っている。著書に『迷える者の禅修行――ドイツ人住職が見た日本仏教(新潮新書)、『裸の坊様』(サンガ新書)、『禅が教える「大人」になるための8つの修行』(祥伝社新書)、『ドイツ人住職が伝える 禅の教え 生きるヒント33』(朝日新書)、『迷いながら生きる』(大和書房)、『日本人に「宗教」は要らない』(ベスト新書)、『読むだけ禅修行』(朝日新聞出版)、『迷いは悟りの第一歩』(新潮新書)、『ありのままでいい、ありのままでなくてもいい』(KKベストセラーズ)、『ドイツ人禅僧の心に響く仏教の金言100』(宝島社)がある。

「2015年 『安泰寺禅僧対談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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