フレームワークで人は動く 「変革のプロ」が使いこなす18の武器

著者 : 清水久三子
  • 朝日新聞出版 (2014年10月7日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023313330

作品紹介・あらすじ

【社会科学/経営】ビジネス・フレームワークには、「コト系」と「ヒト系」の2タイプがある。一般にはロジカルシンキングなどの「コト系」が知られるが、人を動かすには「ヒト系」も欠かせない。知ってるだけでは何の役にも立たないフレームワークの使いこなし方がわかる。

フレームワークで人は動く 「変革のプロ」が使いこなす18の武器の感想・レビュー・書評

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  • フレームワークで人は動く 「変革のプロ」が使いこなす18の武器2014/10/7 著:清水久三子

    著者は、&create代表。元日本IBMグローバル・ビジネスサービス事業部ラーニング&ナレッジ部門リーダー。プロジェクトマネジメント研修、コアスキル研修、リーダー研修など社内外の研修講師を務め、コンサルタントの指導育成経験を持つ「プロを育てるプロ」として知られている。

    人を動かしたいと思うのであれば、それを推進する者がすべきことは、相手の感情を理解し、一緒に汗を流す。これにつきる。しかし、やみくもに動き回ったのでは、すぐに疲れてしまい、動けなくなってしまう。だからこそフレームワークが必要なのである。

    フレームワークは、どう動くべきかを意思決定し、勇気をもって進んでいくためにこそ存在する。それには、一つひとつのフレームワークの知識を単独で持っているだけでは足りず、自分がしたいことの全体像の中でどう活用していくかをイメージできるようになることが求められている。

    本書の構成は以下の3つから成る。
    ①企画&布陣
    ②計画&組閣
    ③実行&展開

    上記の3つの段階ごとに
    コト系・・物事を整理・分析するのに役立つフレームワーク
    ヒト系・・人を巻き込むのに役立つフレームワーク
    というコト・ヒトに分けたフレームワークを活用し展開している。

    今までよく聞いてきたのはコト系のフレームワーク。
    しかし、実際にコト系でまとめあげた計画をこなしていくのはヒトであり、ヒト系のそれがぐっとその精度を高める。

    フレームワークという一見無機質に感じてしまうものであってもそれはイメージだけであり、使い方、つなげ方によっては十分に気持ちと血が通ったものと成り得る。

    フレームワークだけでは役に立たない。
    人・ココロ・感情・思い
    の全てを理解した上で
    目的を持ち、かつ効果的なタイミングで
    フレームワークを用いることにより
    漏れ・抜け・ダブりを防ぎ
    効率的かつアグレッシブに物事は進みだす。

    そんな血の通ったフレームワークを
    使えるよう精進していきたい。
    本書はそのきっかけとなる一冊である。

  • フレームワークは余多あるが、コト系とヒト系にわけて、プロジェクトのタイミングに応じて必要なものを紹介している。特にヒト系はプロジェクト遂行上重要なものであるのに、コト系に比べてあまり触れられないのでまとめて学べるのはありがたい。

  • 「人を動かす」
    このコトバに反感を覚えるのは私だけだろうか?

    正直に言うと
    「人を動かしたい」
    という欲求はある。

    欲求だけではなく、
    改善・改革プロジェクトなど、
    人に動いてもらうことが必要なことも多々ある。

    しかし私は
    「人を動かす」
    なんて考えている人についていくのは嫌だ。
    内発的動機付けの理論でも、自己決定感は大切だ。

    だから、かの有名な
    カーネギー『人を動かす』
    も積読状態だ。

    この本のタイトルはさらに挑発的だ。
    「フレームワークで」
    心とか人間力とかではなく、ツールで人を動かすなんて。

    しかしタイトルをよく見ると
    「人は動く」
    とある。
    「動かす」ではなく「動く」
    動かすの主語はI(アイ)だが、動くの主語はYou(ユー)だ。

    こちらの意図で動かすのではなく
    相手が主体的に動く

    実際、本で紹介されるツールは大きく2種に分かれる。
    「コト系フレームワーク」「ヒト系フレームワーク」

    このうち「コト系フレームワーク」は
    アイデアの立案、計画、実行を正しく精緻にやる道具で、
    多くのコンサルタントや経営学者の本に載っているのと同じ。

    まあ、ありふれているということは、
    それだけ多くの場面で使えて重要だということだろう。

    対して「ヒト系フレームワーク」は
    人を巻き込む、人の役割を考える、受け入れてもらうなど、
    文字どおりヒトを中心にして考える道具だ。

    どんなよいアイデアも、結局は相手の立場で考えないと、
    ちゃんと伝わらないし実行されない。

    そういう心がけを忘れないために、
    フレームワークを使うのだ。

    ついつい分析、計画に集中しがちな自分にとって、
    よい警告になった。

  • プロジェクトや組織を動かす上で、何をどう分析して仕掛けを考えるべきか、それを考えるためのフレームワークの本。
    SWOTや3Mやオズボーンのチェックリストや、よくあることにフレームワークが最初に並んでいたので、よくある事例を並べた本かと思ったが、、オーディエンスマップ、チャンネルマップ、コンテンツマップ、コミュニケーションマップを使ったコミュニケーションデザインや、ベルビンロールや、変革受容モデルといった、チーム組織の構築や運営に役立つフレームワーク、考え方は新鮮だった。
    面白いし役立ちそう。

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