SATELLITE

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 120
感想 : 19
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023314207

作品紹介・あらすじ

【芸術生活/写真工芸】宇宙から見た超高解像度の世界とは──巨大建造物、密集した住宅街、謎の施設、廃鉱山まで、上空から眺めると世界はまったく違って見えた。最新の人工衛星が見た世界中の奇妙で不思議な光景を『奇界遺産』の佐藤健寿が紹介する。

感想・レビュー・書評

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  • 人工衛星から「撮像」された我が「惑星」を巡る本。
    このアイデアはすごい!

    奇界遺産でみた場所には、もしかしたら行けるかもしれないけど、この本のように、宇宙目線で同じような眺めをみることはできないだろう。

    人の手で造られたもの、自然の神秘、佐藤健寿氏はどうやって宇宙目線でみつけたのか?なぜ知ってるのか?
    最後に富士山、ていうのもカッコいい。

  • 人工衛星を“目”として地球を覗いたら何が見えるのか。
    5つに章立てた人間の目では見ることの出来ない俯瞰的な世界は、色と形に富んでいた。

    「聚落」では人の手によって偶然造られた幾何学的な模様が浮かび、
    「構造」ではまるで地球外からの目を意識したような壮大な建造物に恐れをなし、
    「産業」は経済活動が生んだ豊かな色彩に目を奪われ、
    「特異」は普段は目にすることのできない貴重な施設を捉え、
    「自然」は自分の立つ地球上にこんな場所が存在していること自体に嬉しさと恐怖を覚える。

    綺麗や凄いという感想だけでは済ませられない、でも胸に広がるざわめきをなかなか言葉では表現しきれない。きっと、「人はここまで為すことが出来るという圧倒的な力への畏敬」と「人はここまで為して良いのだろうかという圧倒的な力への畏怖」が混在するせいだと思う。
    人と自然が織り成す不思議なエネルギーに満ちた写真集。

  • 都市の上空からの写真。とても美しい。じっくり見惚れてしまう。

  • 人工衛星から超高解像度で撮影された地球上の様々な場所を網羅した写真集。宇宙から見た世界は美しく奇妙。そんな世界で日常を生きる人々を思うと、その存在の儚さを感じる。同時に勇気が溢れ出る。著者の"奇界遺産"と同様非日常的風景が体感できる。

  • アメリカの人工衛星写真社「DigitalGlobe,Inc」の画像での写真集。著者が膨大な写真から精選して内容別に構成。聚落33、構造18、産業28、特異24、自然22。およその高度600km、秒速7kmで地球の軌道を回る人工衛星の超高解像写真。ドローンなどの航空写真とはまったく違う、クリアで広角な写真。

    もともとが軍事偵察衛星から発達したとあって、容赦なく世界各地を上空から映し出す。かくしごとはできない感じ。鉱山、軍事施設、軍事パレード、この写真では小さな点だが、元の画像を処理すればもっと大きく見られるのだろう。

    ギザのピラミッドがカイロの市街と近いことに驚く。わずか1kmの距離とある。
    フランス、オランダ、アメリカのパッチワークのような田園地帯、集落の家家の連なり、今までにも航空写真でのは見た事があるが、この衛星写真は広い面積が映っている。
    中京工業地帯、京浜工業地帯も赤銅色、藤色など、作る製品によって空からの色が違っている、ここから工業製品が日々生みだされているんだなあという生活の息吹。

    表紙はパキスタン南西部のグワーダルという地域。アラビア海を経て中央アジアと中東を結ぶ海運の要衝。1783年オマーンを追放された王族がこの地を占領し、飛び地のオマーン領となる。その後オマーンを占領したイギリスの間接的支配を経て、1958年にパキスタンに売却された。しかし20世紀後半からは中国が経済支援に乗り出し、現在は中国管轄のもとで開発が進む。


    2015.9.30第1刷 図書館

  • 衛星写真で地形、街、人工物を見る写真集。閉鎖都市に指定されているというロシアのノリリスク、最近崩壊してしまったプエルトリコのアレシボ天文台、城塞都市・獅城が沈む中国の千島湖、などなど、佐藤健寿氏の解説も相まって見た目も興味も惹かれる写真がたくさん。
    佐藤健寿氏の著作はこれで3冊目。どれも興味深い。

  • 衛星写真で見る街並み。
    放射線上に広がる街って結構あるんですね。

  • 地球の外側から見ると美しい。
    地球の凹凸も光と影の色に変わる。
    遠くから見ると近くからの淀みが排除されるようだ。

  • 扇形の黄色い物体は野球場。
    いちょうの葉のようで、とてもきれい。

    まるでシムシティをプレイしているような。
    「神」の視点だ。

  • あなたは飛行機から下を眺めた経験があるのでしょうか。もし見たことがあるなら、絶対その風景が忘れられないですよね。この図書は、人工衛星から見た地球のあちこちの写真が集まっているので、そのような風景が満載です。ぜひ、一度目を通して、地球の美しさを実感してみてください。
    (電気電子系電気電子コース M1)

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著者プロフィール

写真家・作家。武蔵野美術大学卒。世界各地の“奇妙なもの"を対象に、博物学的・美学的視点から撮影・執筆。著書に『奇界遺産』『奇界遺産2』『世界の廃墟』『SATELLITE』『THE ISLAND 軍艦島』『世界不思議地図』『ヒマラヤに雪男を探す』『空飛ぶ円盤が墜落した町へ』『世界伝奇紀行』〈中国・西遊妖猿伝編/パプアニューギニア・マッドメン編〉(諸星大二郎との共著)などがある。「タモリ倶楽部」「クレイジージャーニー」「ニッポンのジレンマ」「ラジオアドベンチャー奇界遺産」ほか出演歴多数。

「2020年 『奇界紀行』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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