預金封鎖に備えよ マイナス金利の先にある危機

著者 :
  • 朝日新聞出版
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023315419

感想・レビュー・書評

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  • 「確実なことなど何もない」

  • この前読んだ、中央銀行は持ちこたえられるかと同様に、消費増税が財政再建を遅らせていることを批判し、日銀の量的質的金融緩和が日銀のバランスシートを膨張させて、金利上昇時に日銀ふぁ損失を出すことを指摘しています。
    その他、すでに財政ファイナンス状態であり、ヘリコプターマネー論議は無意味であること、終戦直後の財産税や新円切り替えなどの事例紹介など、ほぼ似た内容になっています。

    たぶん、これらの本からすると、我が国の財政破綻は目前に迫っており、すぐに手を打たなければ国民生活を直撃するのだろうと感じました。

著者プロフィール

法政大学経済学部教授。
1974年生まれ。京都大学理学部卒業、一橋大学大学院経済学研究科博士課程修了(経済学博士)。1997年大蔵省(現財務省)入省後、大臣官房文書課法令審査官補、関税局監視課総括補佐、一橋大学経済研究所准教授などを経て、2015年4月から現職。経済産業研究所コンサルティングフェロー、鹿島平和研究所理事、キヤノングローバル戦略研究所主任研究員。専門は公共経済学。

「2022年 『日本経済 30の論点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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