- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784023315471
感想・レビュー・書評
-
読了日 : 2033年11月16日
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
-
日本のトップリーダー50人が紹介してくれる、お勧めの愛読書。
ノーベル化学賞受賞の吉野彰博士がお勧めした、ファラデーの『ロウソクの科学』が、またたくまに売れたと聞きますが、やはりその道で成功した人が、どんな本に支えられてきたのかについて、とても興味があります。
ビジネス本はもちろんですが、思ったよりも小説を読みこんでいる方が多いことに驚きました。
また、時代を知る手掛かりとして、あえて新進作家の小説を読んでいるという人も。
多忙な中で本を読むため、思い付きではなく、計画的に本を選ぶ必要もある人々です。
実践的に行動してきた彼らですが、やはり本に学んできたことが数多くある人たちなんだと、改めて知りました。
どんな人がどんな本を推薦しているか。その人を知っていると、推薦本をその人の背景と結びつけてみたりして、なおさら楽しく読めます。 -
超大企業の社長は読書のレベルが高い。
-
本書は50人の経営者が推薦する計250冊の本が紹介されている。
複数の経営者があげた本は、以下の通り。
『坂の上の雲』司馬遼太郎
『文明の衝突』サミュエル・ハンチントン
『沈黙の春』レイチェル・カーソン
『上杉鷹山』童門冬二
『失敗の本質ー日本軍の組織的研究』
ドラッカーの本
中村天風の本
驚くのは本書に登場した経営者たちの経歴である。
東大、京大、早稲田、慶應などやはり有名大学出身者が多い。また、年配の経営者でアメリカの大学院を出ている人もいる。
激動の時代、勉強しなければ企業の経営はできない。 -
多くの方が幼少から読書に親しんでおられる。また、紹介する本も似通っている。
これを読むだけでも読書の大切さが分かるし、モチベーションも上がります。ここで紹介されている本を手にとってみたいと思います。
#読書 #読書記録 #読書倶楽部
#私をリーダーに導いた250冊
#朝日新聞出版
#2017年17冊目 -
どの書評でもオススメに入っている名著、有名企業のリーダーを作ったきっかけになった一冊、いろんな種類の秀作を知ることができます。特に、新しい本は、「何十万部突破」みたいな宣伝ばかりが目についてしまって、本当にいい本なのかどうかがわかりません。
人生の友として、師として、だれかが大切にしている本の中から読みたい本を探すと、自分の好みとちがう名著に出会える確率も上がるのでは、と思います。
普段あまり目にしない、「尖った」もしくは「埋もれた」名作を発掘するために、
他人の推薦コメントはとても役に立ちます。
本を探すための本、としてよい一冊です。 -
よくまあ、こんなに多くの社長や組織の代表の方のオススメ本を集めたと思う。TOPになる人は、こういう事を話すのが好きな人が大いのだろう。
紹介されている、だいたい2割くらいの本は読んだかなと思う。私が好きな本を紹介されていると嬉しい。
まだ、読んでいない、魅力的な本を紹介してもらったので、それらを読んでいくのも楽しみだ。
【何人もの人にオススメされていたなぁ】
坂の上の雲
上杉鷹山
ビジョナリー・カンパニー
失敗の本質 -
図書館で借りた本。大企業の社長達が幼少期〜現在まで読了した本の中で、他人にお薦めしたい本を5冊程選んで紹介。なぜこの本を選んだのかエピソードを交えて紹介している。全部で50人のエグゼクティブな人物が登場し、幼少時、学生時代、新人時代、海外勤務時代、そして組織のトップになった今と立場が違う中、勇気をもらったり生き方を教わったり、ビジネスの参考にしたり様々な人生も垣間見れる内容。お薦め本で多かったのは、司馬遼太郎の坂の上の雲、中村天風の本、サミュエル・ハンチントンの文明の衝突、渋沢栄一関係など。個人的に読みたいと思った本が多々有り、この本は購入しようと決めた。