できない脳ほど自信過剰

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 142
レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023316027

作品紹介・あらすじ

【文学/日本文学評論随筆その他】週刊朝日に連載されている「パテカトルの万脳薬」の単行本化。『脳はなにげに不公平』の続編で、脳科学者である池谷裕二・東京大学薬学部教授が贈る、柔らかくも鋭い視点満載の内容。

感想・レビュー・書評

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  • 週刊誌の連載をまとめたものらしく、一つの話が3~4Pにまとまっている。こういうボリュームだとWebで拾い読みするのと大して変わらず、食い足りない。いままで面白かったためしがないので、せっかくの池谷裕二先生なんだから、たっぷり聞かせて欲しいよなー、残念だなー、と思いつつ読み進めたが、え? まじ? ホント?と思う話続出で、途中でメモをとりたくなった。さすがの池谷先生。面白かった。

    この先生の授業を受けたい。

  • 日常を過ごす中で、つらつらと思い浮かんだことを、脳科学的知見から、捉えてみたエッセイ集です。読みやすく、興味を引くような内容を最新の文献に基づいて書かれています。脳科学本で繰り返し取り上げられるようなテーマでないものが多く、内容は幅広く、感心しました。最終章の「人工知能が活躍する時代に」は脳科学の発展に伴い、仕事が変わっていくことが書かれていて、新しい時代についていく、むしろ切り開いていく気概がある人が生き生きと生きていけるのだなと再認識しました。

  • 「週刊朝日」の連載エッセイをまとめた本。
    「脳は膨大なエネルギーを浪費する反エコ装置です。
    脳を持ってしまった生物は、少なくとも数量の上では
    まぎれもなく敗者です。」(p4)と考える作者による
    脳に関するエッセイ。

    著者の知識が詰まっていて面白かったです。
    すぐそこの未来の子どもたちは脳を超えるであろう
    人工知能とどうやって付き合っていくのか、
    少し不安でもありますが…。

    「デューク大学のデビッドソン博士は「いま小学校に
    入学する子どもの65%は、大学卒業時には
    存在していない職業に就く」予想します。(中略)
    夢を持つことは、現在存在する35%の仕事に、
    自分の可能性を閉じ込めることを意味するのです。(中略)
    ヒトの知能が礼賛される時代は、そろそろ終焉を告げるでしょう。
    これは運動能力がたどった経緯と同じです。」(p230~231)

  • 面白かった。人間の隠れた能力についてよく書かれている。
    相当文献読んでいるんだろうな〜どうやって集めているのか毎回思う。
    最後に人工知能についての書評があったが、何か投げかけられているように思えた。

  • タイトルから受けた印象と中身に意外性あり

  • 単に好きだからという理由で仕事を続けるほうが、出世するし辞めないらしい。
    面白かったです。

  • 脳科学者の池谷裕二先生の著書。できない人、能力が低い人ほど、自信満々で自信過剰。それは脳の癖だそう。「できない脳ほど自信過剰」、脳科学という分野の難しいお話をわかりやすい言葉で説明されています。池谷裕二先生の他の著書も読みたくなった。

  • 池谷さんの本は結構読んでますが、いつも驚かされます。
    脳の研究ってこんなに進んでるんだって、少し引いてしまうくらいです。
    すごく読みやすく、自分自身の生活にも役立つのではと思うことが多々あります。
    でも、ほんとすごいですね。科学の進歩は。
    たくさんのことに驚きましたが、最近いろんな健康本にも書かれていますが、運動することは体にも脳にもいいことだと再認識できました。
    ほかにもいろんなこと盛りだくさんの内容でした。
    面白かったです。

  • 脳科学者による人間の脳、心理、身体に関するエッセイ。全て今までに科学的に論証、証明されてきた論文等をもとに我々しろうとにもわかりやすく、人間の行動や心理を解説している。
    何となく行動していること、これは個人的な思い、発想などと考えられてきたことも科学的に論証でき、人間のパターンの一部だといわれると驚かされることも多々あった。
    また注目されているコンピュータ、人工知能について、今後の人間の生き方社会制度も大きく変わっていくだろう、それは今の時点では想像を遥かに超えたものだと言及している。我々人類はある意味、大きな変革期にたっているのかもしれない。

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著者プロフィール

1970年、静岡県藤枝市生まれ。薬学博士。現在、東京大学薬学部教授。脳研究者。海馬の研究を通じ、脳の健康や老化について探求をつづける。日本薬理学会学術奨励賞、日本神経科学学会奨励賞、日本薬学会奨励賞、文部科学大臣表彰(若手科学者賞)、日本学術振興会賞、日本学士院学術奨励賞、塚原仲晃記念賞などを受賞。主な著書に『記憶力を強くする』『進化しすぎた脳』『単純な脳、複雑な「私」』(ともに講談社ブルーバックス)、『海馬』『脳はこんなに悩ましい』(ともに共著、新潮文庫)、『脳には妙なクセがある』(扶桑社)などがある。

「2016年 『怖いくらい通じるカタカナ英語の法則 ネット対応版 ネイティブも認めた画期的発音術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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