勉強が楽しくなっちゃう本 (QuizKnockの課外授業シリーズ01)

  • 朝日新聞出版
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023318953

感想・レビュー・書評

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  • まず形式に驚いた。
    1章ごとに漫画を組み込みながら文章で軽く説明。
    読んでほしい対象が「勉強が苦手な人」ゆえ文章がひたすら羅列されてるわけではないのでとても簡単に読めた。個人的にはとても助かった。

    この本を読むだけで勉強が楽しくなる!というよりは勉強を楽しくさせるためのプロセスが書かれている。要は勉強を楽しくできるかは自分次第ということ。自己分析という言葉が本当に様々な面で大切な事なのだと再認識した。

  • よく見るYouTubeのチャンネルであるQuizKnockの本来の姿であるQuizKnockの出している、勉強のモチベを挙げるアレコレ。
    自分自身は勝手に勉強していけるけど、人のモチベも考えなければならない歳になったので、参考であったり、やっぱ超第一線で勉強というものを考えている集団の知恵を頂くつもりで。

    まずはやっぱり自分自身の研究からはじまらねばね。
    日本の子供達の教育水準が上がれば良い。

  • Youtubeで活躍中のQuizKnockさんの著書。東大や早稲田等の卒業生や在校生から成るQuizKnockのメンバーが、どのような工夫をしながら勉強に取り組んで来たか、コラム等も交えながら書かれている。主に中高生向けで書かれていると思われ、とても読みやすい。個人的には生涯学習は大事だなと思っており、勉強に興味のある大人が読んでも楽しめるのではないかと思う。

    ①好きなもの言語化ワークシート
    ②マインドマップ
    ③困難分割ワークシート

    上記の3つを使用して、①好きを深める、②より多くの「好き」を見つける、③「困難」を特定して解決に向けたヒントを得る、これらによって勉強を楽しく継続していこうと説いている。義務教育の期間中は沢山の勉強を無理矢理やらされる感があるので、勉強に苦手意識があったり、継続が困難だったり、勉強が楽しくないと感じる理由はひとそれぞれ。なので、読者自身の好きなものは何か?好きなものを深く知るのは楽しいよね?ってアプローチ。それでも内容が難しくなったり困難にぶち当たったら目の前のハードルをできる限り小さく低くすることで、乗り越えていこうとアドバイスしてくれている。この本は「勉強を楽しみ、継続するコツを教えてくれる」のが一つの要だと思うのだけれど、もう一つ「自分で考えて計画をたて、実行し、困難にあたったら解決策を考え再び実行する」辺りが社会人のPDCAサイクルに通じるなぁと思う。こうやって癖付けながら頑張ってきた人間は、社会に出ても自分の頭を使ってしっかりと仕事をできるようになるのではないかなぁと思う。とてもいい本でした。

  • 勉強は「やらなきゃいけない」ことじゃない。
    勉強を「頑張る」のではなく「楽しむ」

  • NDC] 379.7 [情報入手先] 蔵書

  • 息子の好きなクイズノックの書籍なので勉強を楽しんでくれるかも・・・?と思い購入し、ひとまず自分で読んでみた。

    ①好きなことをとことん突き詰める(そのための勉強なら楽しい)
    ②勉強をゲーム化してみる
    ③誰かとつながるために勉強する

    ざっくりはこのような内容だった。
    というわけで、特に目新しいことが載っているわけでもなかった。
    (そりゃそうか)
    ただ、息子の好きなクイズノックの面々がそういってくれるなら説得力があるかなと期待したけど、おそらくうちの息子には響かなさそう。

    それぞれの章の最初が漫画形式になっているのでとっつきやすいように思うけど、漫画の部分だけを見ると少々子供っぽく、漫画のあとの本題のほうは中・高生向けな感じがしてギャップがちょっと気になった。

    おそらく息子には響かないが、さすがクイズノックの方々はそれぞれ自分自身の勉強法を知っていて、私自身はとても学びになった。

    クイズノックのメンバーのコラムを読んでいると、みなさんの専門は最初から意図していたものでないことが多く、ふとした出会いなどでその後究めたいと思ったことが多そうに感じた。
    そういう意味では好奇心を育むことと、カジュアルにチャレンジしてみること、勉強だけでなく好きなことや趣味も大切に育むことが大切そうな気がする。

    息子はおそらく読んでくれないと思うけど、これについてた言語化ワークシートやマインドマップ、困難分割ワークシートだけでもやってもらおうかなと思う。

    読書メモ
    ・がむしゃらにやるよりメタ視点を持つ
    ・得意科目は武器、苦手科目は防具
    ・公式の丸暗記でなく、導出過程まで暗記する
    ・通じ合った感覚は楽しいし、気持ちいい
    ・特定の人とこっそり通じ合えることが深い喜びをもたらす
    ・質問のコツ
     →質問する相手を考える(質問を投げかける前に相手のプロフィールを思い出す)
     →前置きをする(相手に自分がどれくらい詳しいのかを伝える)
     →何を知りたいのかはっきりさせる、そして答えやすい形で質問する

  • 何で勉強しなきゃいけないのかなとか、勉強って意味あるのかな、なんて思ったときに読んでみるといいかもしれない。
    とても読みやすくて、気軽な気持ちで読める本です。

  • ★おすすめコメント★
    学ぶことは楽しい。自分の世界が広がっていく感覚が心地良い。

    Quiz knockという会社はもちろん、この本と出会って人生が変わった。
    義務ではない勉強の魅力に気が付かされる。私は漢字が好きになった。
    その楽しさは、「新しい事を知る」ことにある。
    ペンネーム JC i

    武蔵野大学図書館OPACへ⇒https://opac.musashino-u.ac.jp/detail?bbid=1000237297

  • 自分のための勉強をする。親のためでも学校のためてもない。
    マインドマップについて。これは大谷翔平選手がやっていたもののこと。
    困難は細分化する。ちょっと頑張ればできるくらいの課題を細かく設定すれば乗り越えやすい。
    頑張った成果を可視化する。例えば使い終わった参考書やノートは捨てずに積み上げる。使い終わったボールペンも捨てない。くじけそうなときこれを見て自信に変える。

  • 章ごとに漫画が付いているから「まず活字が無理」って人や子どもにも勧められる。その後の説明部分も見開きでまとまっていて見やすい。ノウハウが詰まってたら段々嫌になってくるが、内容量が適切。
    勉強が楽しくなると謳う本ではあるが、勉強に限らず自分が心から楽しいと思えることを極めたい人みんなに参考になるはず。ワークを通じて勉強をやる理由が見つからなかったら無理にやることもないという考えも伝わってくる。
    私は勉強については、人との共有・共感が楽しみにつながるという感覚が全くなく、一人でやりたいタイプだったけど、あと一歩足りなかったのはその部分だったのかもと思わされた。私はQuiz Knockのみなさん同様バリバリ受験を楽しんだけど、受験勉強をほとんどしたことがない人が読んだ時の感想が聞いてみたい。

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著者プロフィール

クイズ王・伊沢拓司率いる東京大学発の知識集団。「楽しいから始まる学び」をコンセプトに、森羅万象にクイズで楽しく触れられるWebメディア、エンタメと知を融合させた動画コンテンツを提供するYouTubeチャンネル、直感的な楽しみを通じて知力を鍛えるゲームアプリなど様々なコンテンツを展開中! 公式YouTubeチャンネルの登録者数は198万人をほこる(2023年1月現在)。

「2023年 『High School Quiz Battle WHAT 2022 公式問題集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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