「自分」を殺すな、武器にしろ

  • 朝日新聞出版 (2020年12月7日発売)
3.59
  • (2)
  • (10)
  • (9)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 201
感想 : 14
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784023319141

作品紹介・あらすじ

成功する人は、弱みを克服することに時間を費やすのではなく、強みを磨くことに努力しています。苦手なことは、どれだけやっても、せいぜい平均どまり。でも、すでに持っている才能を磨いていけば、自分にしかない武器を持つことになるのです。しかし、多くの人が自分の本当の才能に気づいていません。才能を自覚しないまま放置していては、せっかくの「自分」を殺してしまっているのと同じです。本書では、自己認識の力を高めて、“才能のタネ”を発見し、ふだんの仕事のなかで生かしながら磨き上げていく方法を解説。数々の外資系企業でステップアップを続け、ギャラップ社認定ストレングスコーチでもある著者が実践を通じて得てきた知見を明かします。【目次】第1章 なぜ、いま自分の“本当の強み”に気づいてほしいのか1.9割の人が「自分」を知らない2. なぜ、日本人は幸福感も自己肯定感も仕事への熱意も低いのか3.まずは、「自己認識」からはじめよう4.自己認識は組織の問題も解決する5.生まれ持った「能力」ではなく「自分らしさ」に目を向ける第2章 自分の“才能のタネ”を知る方法1. 自己認識に欠かせない6つのマインドセット2.才能のタネに時間を投資し、「強み」に育てる3. 苦しいときこそ、才能のタネを見つける絶好の機会★才能のタネをみつけよう①★才能のタネをみつけよう②4.イライラした瞬間を見逃さない★才能のタネをみつけよう③5.誰かの代わりに、あなたがやってあげたこと★才能のタネをみつけよう④6.他者からのフィードバックで、才能を可視化する★才能のタネをみつけよう⑤★才能のタネをみつけよう⑥7. 定期的にコーチングを受ける8.「知らずにいること」の代償9. 孤独は自分と向き合う最良の方法10.自分を表現する応援歌をつくる・もらう★才能のタネをみつけよう⑦11.才能診断ツールを使ってみる12.世界のエグゼクティブが活用するクリフトンストレングス・テスト13.診断ツールにおぼれてはいけない第3章 自分の強みをめいっぱい生かす1.世界のリーダーたちの共通点2.対話型リーダー3.上司や部下と?良好な関係”を築けていますか?4.自分の弱みをさらけだすのは、誰だって怖い5.「自分のために」から「あなたのために」へ 6.非効率・非生産的な時間こそ大切に7. 自分の強みで他人に貢献するということ8.自分の器を広げていくのが人生9.実践「前」の手引き##著者略歴瀬戸和信 せと・かずのぶSONOS JAPAN日本代表/ギャラップ認定ストレングスコーチ1978年生まれ、石川県金沢市出身。外資系企業 (フィットビット、マイクロソフト、エイサーなど) で、営業、マーケティング職を歴任。フィットビットでは「腕時計で健康管理する(次世代万歩計)」という考え方を普及させるために日本の事業立ち上げに携わる。マイクロソフトでは「新しいパソコンの使い方(Surface)」を広めるために日本の初代製品責任者として事業を推進。エイサーでは「必要ない機能を削ぎ落し、5万円で買えるパソコン(ネットブック)」を普及させるためにマーケティング部門で事業を推

みんなの感想まとめ

自分の強みを活かし、他者と助け合いながら成長することがテーマの本書は、自己認識の重要性を強調しています。著者は、弱みを克服することに時間を費やすのではなく、持っている才能を磨くことが成功への道であると...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 弱みを克服しなくてもいい、強みを活かして助け合えばいい。うまく調和させて組織としてパフォーマンスをあげればいい。
    著者と同じく、リーダーシップが足りないと言われてきた。同じく引っ張るだけがリーダーではないと思っていたのが、ここにきてようやく腑に落ちた。
    自分のためを突き進めば、自ずとあなたのために切り替わっていく。
    302冊目読了。

  • ## 要約

    - 何故自己認識が大切か(個人)
    - 幸福度を高める為。自分の強みを正しく認識して他社に貢献すれば、喜びは伴う。
    - その為にも日本人は自身の弱みに意識を向けがちだが、自身の強みにフォーカスすべきである。
    - ここで言われる強みとは無意識下に生じるものである故、認識する事は容易くない。
    - 何故自己認識が大切か(組織)
    - チームが効果的に機能する為。メンバーが仕事に必要な技術スキルと対人スキルを併せ持つ事を前提としている。
    - 個人レベルとしては自身の強みに合わせた物事を成し遂げる為の最適な道筋がクリアになる。また、チームの需要に合わせて自分の貢献できる部分を常に調整する事が可能となる。
    - 「強み」とは自分らしさである。人に敵わない部分で勝負しても勝てはしない。成功したい、幸せになりたいと思うのであれば自分らしさを追求するほかにない。カンフーパンダの主人公が筋肉質になり、俊敏な動きを持つ師匠を目指す事をやめ、自身のぶよぶよなお腹を使ったスタイルを追求したのは良い例である。
    - 自己認識に必要な6つのマインドセット
    - 人は皆才能の種を持っている
    - 自分を過小評価しない。「私には強みと呼べるものがない」「どこにでもいる、変哲な人間だから」というのは今日でやめよう。
    - 誰も「ひとり」では生きられない。人生で成功するには数多くの協力者の力、そして助け合いが必要。億万長者の9割以上が経済的成功要因として人とうまくやっていく事を上げている。周りの人への感謝を忘れてはならない。
    - 常識や「当たり前」は人によって違う。常識とは自分の才能の組み合わせで作られるものである。
    - ありのままでいる勇気を持つ。正直でいる事、本心を明かす事は大事である。
    - 才能の種を育てていくために努力する。ありのままでいるという事は努力や工夫を伴う。等身大の自分で既に持っている才能の種を発掘し、その上でそれを強みとして発揮するレベルまで昇華したいのである。自己認識、絶え間ない努力、最高錯誤、は常に必要なプロセスとなる。
    - 弱みではなく、強みにフォーカスするべき理由
    - 無能を並みの能力まで引き上げるには、一流を超一流にするよりも時間と労力がかかるが、得られる成果は少ない為。全員が一律に努力する意味はなく、自身の強みに全投資する事が大事なのである。
    - 強みにフォーカスして、弱みを捨てる。この取捨選択が大切である。
    - キャリア・人生の考え方
    - 自分の能力から職業の向き不向きを決めつけるのではなく、自分の「こうありたい」というキャリアや人生の目標に対して、本来持っている才能を適合させていく。
    - もしも何も制約がないのならば、自分のこだわりと欲求は何か?自分の強みを生かせる環境とは?これからどんな人生をおくっていきたいのか?そのために、自分の強みをどのように使っていくのか?などの質問が有効
    - 才能の種の探し方
    - キャリアの棚卸をする。自分が主人公の物語を書くつもりで、過去を振り返る。その上で自分に以下の質問を問いかける。出来るだけ具体的に、複数の回答がある場合はその共通項を考える。
    - 何をしている時が最も楽しかったか?その時自分のどんな能力が発揮されていたか?
    - 自分の仕事人生で、最も人に感謝された出来事は何ですか?そのt気、あなたのどんな能力が発揮されていたか?
    - あなたの人間関係が好転したと感じた出来事はあるか?その時あなたのどんな能力が発揮されていたか?
    - 過去に大変な状況から抜け出せた、逆境から立ち直れたことはあるか?その時、あなたのどんな能力が発揮されていたか?
    - これまでの人生で「あの時はよかった」と思う時期はいつですか?それはなぜですか?その時、あなたのどんな能力が発揮されていましたか?
    - あなたがこれから最もやりたいと思う仕事は何ですか?その仕事をする時、どんな能力が発揮されると望ましいですか?
    - 定期的に自分自身の行動や感情の振り返りを行う。次の項目で思い当たる事があれば書き出す。
    - 新しく自分ができる様になった事。そこにどんな特性が発揮されていたか。
    - 最近動機付けされた出来事。そこに、自分のどんな特性が関わっていると思うか。
    - うまくいった仕事。そこに、自分のどんな特性が発揮されたかと思うか。
    - 心に浮かんできた将来のビジョン。そこに自分のどんな特性が関係していると思うか。
    - 自分の才能の組み合わせである、常識・当たり前から外れる行動をする人を見た時にイライラは生じる。それをメタ認知の機会として以下の質問の回答としてストックしておく。
    - 誰のどんな行動にイライラしたか?
    - その人が、どう行動していればあなたはイラつかなかったか?
    - 自分なら、その状況でどう振舞っていたか?自分の持つ特性と併せて考える。
    - 誰かの代わりに更っとやってあげた事で感謝されたり喜ばれたりした際は、自分ならではの才能を発揮している可能性が高い。以下の質問でその才能を発掘する。
    - 最近自分がしてあげた事で、他人から感謝されたのはどんなことだったか。
    - もし相手が具体的に感謝している理由を話してくれたら、メモしておく。もしくは自分から聞く。
    - 最近、あるいは頻繁に、他人があなたを頼って来た事があれば、その内容を書き出してみる。
    - それはあなたのどんな特性と関連しているか。あなたのどんな特性を使って依頼に応えたか。
    - 利害関係のない、プライベートや仕事で自分を良く知っている人にフィードバックを求める。以下の質問も使う。出来るだけ多く、多様なペルソナの人に聞く。ただ、全てをうのみにはせず、データとして蓄積して共通項を見ていく事が大切である。
    - あなたにとって私のどんな部分が頼りになりますか?何故そう思いましたか?
    - あなたにとって、私のどんな部分が頼りないと感じましたか?何故そう思いましたか?
    - これからも私と一緒に仕事をしたいと思いますか?何故そう思いましたか?
    - 私の強みってなんだと思いますか?
    - 私の性格で一つだけ変えるともっとよくなるところを上げるなら、どんなところだと思いますか?
    -
    - 定期的に普段から自身もコーチングを受けている人からコーチングを受ける。以下のリソースは使える。
    - [http://strengths-labo.com/coach/](http://strengths-labo.com/coach/)
    - [https://www.gallup.com/learning/certification/en/directory](https://www.gallup.com/learning/certification/en/directory)
    - ネガティブなフィードバックもきちんと受け入れる。そして改善策も聞けたら聞く。
    - 一人で行ったことのない場所に行って自分と向き合う。孤独は自分と向き合う最良の方法。
    - 自分を表現する#を考える。例:#瀬戸に頼まれたらしょうがない など。
    - 自己分析・性格診断ツールを使う。やるだけではなく、自分の才能を見出して育てる為に使う、というつもりで臨む。
    - MBTI
    - HOGAN ASSESSMENT
    - HEROES JOURNEY
    - [https://www.gallup.com/cliftonstrengths/en/254033/strengthsfinder.aspx](https://www.gallup.com/cliftonstrengths/en/254033/strengthsfinder.aspx)
    - 才能の種の育て方・強みへ昇華させる方法
    - 人間は万能には慣れない事を認識し、自信の強みにフォーカスし、強み・弱みをクリアに認識する。そして弱みを埋めてくれる人達にGive Give Giveする事で助けてもらう。
    - その為にも、休日でも同僚が遠くにいても声をかけてくれる様な人になる必要がある。自宅での夕食に誘ったり、会社の外で会う「他社と信頼関係を作る」事に多くの時間を費やすべきである。相手の為に費やした時間と、信頼関係は比例する。
    - 強みの使いこなし方
    - 自分の強みを使って他社に貢献する。そして弱みを開示して助けてもらう。
    - 自己開示を通じて他者の強みと弱みも理解する。そのコミュニケーションを通じて、信頼関係を人と築いていく。

    ## 感想

    - 自信の強みにフォーカスして、それを磨いていく事が自分にとって他人になろうとするよりも楽に生きれるし、成功に近づくという考え方には共感した。性格的には日米両方においてコアな性格は共通するが、ハードスキルや対人能力においては両軸で整理する必要があると思った。
    - 結局は人に頼る事は大事で、読んでる間に恐らく自分の才能の種は対人関係スキルや、人を繋げる部分にあるのだと感じた(Thinking/Communication/LeadershipでいうCとL)。人の感情への気配りや人への尊敬、思いやりなどそういった所にあるのだと思うので、それを生かす形で今後の人生を歩んでいきたい。

  • 特性はわかる。で、それが今の仕事に生きる気がしない。というか、いわゆる仕事で生きる気がしない。さてどうしよう。


  • 強みに投資、弱には人に借りる、人に任す
    もっと強みに傾倒していいのでは?に賛成。
    日本人の幸福度の低さ、控えめ、生産性の低さは強み重視ではないから弱みを乗り越えることをより美徳とする傾向からきていないか。
    自信を持つと自分こと話さすこと少なくなり相手に傾聴できる。

    → 生産性、幸福度増す
    強みへシフト まずは強み知る。
    知るには自己認識の精度を上げること 
    自己認識とは表面的な性格などではなく無意識に行動を形作る深い部分へ精度の高い認識を持つ

    (強みを本気で知るにはここでも必要とされているのが自己認識、自己イメージ ありのまま自分を認識しよう それは良くも悪くもない自分 それを肯定する)

    自分の強みのタネは自分の内省からでも他人からのフィードバックからでもイライラからも強み見つけるヒントとなる

  • 2026.8.31
     市の図書館で貸借

    弱みと強みはコインの裏表。
    世の中の10-15%しか自分の強みに気づいておらず、年を重ねるほど外の情報が増える。自分の強みを見つめよう、と言うのが本書の主題だ。

     強みを知れば強みを貸し借りしさらに向上できる。
    その強みは、イライラすること、誰かの代わりにやってあげたこと、コーチングを受けること、自己診断ツール(ただし使いすぎは禁物)など様々なところから知ることができる。

     良い内容だと思われるが、他の本で読んだ内容を薄めた内容に思えてしまった。また、まとまりがなく結局何が言いたいのかがわからなくなってしまった。

  • チームでお互いに強み弱みを生かす・補い合う。
    長所を伸ばす。
    自己開示を大切にして対話型リーダーになる。

  • 職業は何でもよくて、強みが活かせる職場かあ…
    そんなところにビタっとはまって働けたら仕事も楽しいのかなあ。
    次転職するときはそういう考え方も検討してみよう。

    ストレングスファインダーやったけど、上位が内省や学習欲の私は人のための使い道が想像できない(笑)

    最近自分に自信がなくなってきてたので、また自己分析したくなってきた!

  • 要約
    誰もがそれぞれの才能のタネを持っている。
    まずはその才能のタネが何なのかを見つけ出すこと。弱みを克服するのではなく、そのタネを育てることに時間を注ぎ(=選択と集中)、自分の強みに完成させること。
    そして、その強みを活かし、自分のためだけではなく、あなた(他の人)のために貢献していくことが大切である。

  • 『自分のイライラした瞬間を見逃さない』
    面白い強みの発見方法だと思います。
    論文から引っ張ってくるテストみたいなのも
    楽しいですがこういう感覚にたよる方法が
    個人的には好きです✨

  • たしかに、教育においても、
    家庭においても、会社でも、できないこと、
    苦手なことを強制することに力が割かれているように思う。

    自分の弱みではなく、強みを、
    自分に対してだけでなく、人に対して使う。
    相手の弱みではなく、強みをみて、
    強みの貸し借りをする。

    才能のタネは
    自分がイライラするところにある。

  • 自分を理解し、自分の弱みではなく強みに目を向け、その強みを育てることで、社会に貢献していくことを提案してくれている本。
    自分が行動したくなる内的動機を客観的に捉え、そこにフォーカスして目の前の仕事に取り組むことだ。
    でも、自分を理解するのは、難しいこと。
    世間には、自己分析のツールがいくつかあるので、それを利用しつつ自分という生き物を見つめ直してみるのも、悪いことではない。
    強弱を理解し、強みに目を向ける。
    私のような人間は、意識しないと弱みを克服しないといけないと考える。
    弱みを並に持っていくには、エネルギーと時間がかかるもの。しかし、強みを更に強くすることは、本人が自然とできることなので、少ない時間と労力で飛躍的に伸ばすことができるそうだ。
    職場で、働く同僚の内的動機を意識することで、仕事の頼み方一つで、素晴らしい成果となるか、失敗するか分かれることになるかもしれないことを理解。
    チームの成果を最大化するための参考本となる。

  • 「自分」を殺すな、武器にしろ
    著:瀬戸 和信

    人生を今よりもっと充実させたいなら、自分をもっと輝かせたいなら、「弱みを克服しようと努力するのではなく、自分の才能の才能のタネを自覚して強みに育て上げる」ことをすべき。

    すべてが、いわゆる人並み水準にこなせる必要はない。人はそれぞれ違っていて、誰しもが強みを持つことができるという考え方のもと、強いところをさらに強化し、弱いところをさらに強化し、弱いところを思い切ってすてる。選択と集中が本書にはある。

    構成は以下の3章から成る。
    ①なぜ、いま本当の自分に気づいてほしいのか
    ②自分の才能のタネを知り、強みに育てる方法
    ③強みを使いこなす、そして武器にする

    減点主義の状況においては、どうしても弱みをならしまずは、平均的な能力やスキルまで自分を持っていくことを優先してしまう。そしてそれだけでは生き残れないような環境へと変わりつつある。

    もちろん必要最低限のスキルは必要であり、すべて強みや弱みとは違う次元で不足している能力等については目を背けることはできない。そこを含めて強みを伸ばす中で補うということも出来るかもしれないが、中には勘違いを生み出すことにもなる。

    ある程度許容しながら、それを補うことをまわりがする。温かい目でフォローするということも同時に求められるのかもしれない。

    強みや弱みは自分ではわかりづらい。
    やはり向かうべき方向を見据えた中で不足している点を弱みと捉え、最短で進むための力を強みとして高めていくという解釈もいいのかもしれない。

    そして自分だけではなく、他者とどのように力を付け向かっていけるか。自分だけではどうしようもない。そこをしっかりと理解しながら前に進みたい。

全12件中 1 - 12件を表示

瀬戸和信の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×