引きこもり姉ちゃんのアルゴリズム推理 (ナゾノベル)

  • 朝日新聞出版 (2024年12月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (264ページ) / ISBN・EAN: 9784023323421

作品紹介・あらすじ

オレの姉ちゃんは引きこもり。めったに風呂には入らないし、部屋は汚くてゴミだらけ。だけど「アルゴリズム」ってやつを使って、すごい推理をするんだ──。「嘘つき野郎」「落書き魔」「タヌキ泥棒」……、アルゴリズムを駆使し、姉ちゃんがその正体を暴く!

みんなの感想まとめ

引きこもりの姉がアルゴリズムを駆使して身近な事件を解決する物語は、ユニークな視点で推理を楽しませてくれます。主人公のマモルと姉の関係性が描かれ、彼らのやりとりには温かみがあります。アルゴリズムという難...

感想・レビュー・書評

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  • この作者のぎんなみ商店街シリーズが面白かったので、この作品も読んでみた。
    主人公のマモルは小学生で、マモルの姉は引きこもりなのだが、アルゴリズムを使ってマモルの身近で起こった事件を解決してくれるというストーリー。
    推理にはなかなか着いていけなかったが、サクサクと読めて面白かった。
    マモルと姉ちゃんのやりとりや関係性に好感が持てた。

  • Amazonの紹介より
    オレの姉ちゃんは引きこもり。めったに風呂には入らないし、部屋は汚くてゴミだらけ。
    だけど「アルゴリズム」ってやつを使って、すごい推理をするんだ──。
    究極の論理思考「アルゴリズム」を駆使し、姉ちゃんが難事件を次々と解決する!

    第一話「ストリーム・アルゴリズム」
    クラス1の人気女子・ねねちゃんが、呪いをかけられた! 犯人捜しに乗り出すオレと姉ちゃん。謎を解く鍵は、スマホゲームのコインの数にある!? 
    ※ナゾノベル『数は無限の名探偵』に収録されたものに加筆したものです

    第二話「サーチ・アルゴリズム」
    「人生が終わる」という不気味な絵を描く落書き魔が、オレたちの町に出没。クラスメートのキレイも、被害者になってしまった。 スパルタ塾の中に落書き魔がいることを突き止めたオレたちは、犯行の証拠をつかむため、塾に潜入捜査をする。ところが、そこでとんでもない大事件に巻き込まれてしまう! 

    第三話「ダイクストラ・アルゴリズム」
    親友のソータを誘って、山の中のキャンプ場にやってきたオレと姉ちゃん。そこで出会った子どもたちと、穴に落ちたタヌキを飼う約束をしたけど、翌朝、穴からタヌキがいなくなってしまった! タヌキを逃がしたのは、朝、いちばん早くその穴に着ける人。姉ちゃんが、アルゴリズムで事件の真相をあばく!



    近年、児童書×ミステリー作家×イラストというのが出始めている印象があります。
    子供向けなのですが、大人が読んでも、読みやすく子供と一緒に考える力も身につくので、新たな分野として注目されるのかなと思いました。

    さすがに殺人といった重めな要素はなく、「盗む」やケガをする程度ですが、推理に関しては、じっくりと子供にもわかるように言葉を選んだり、ルビをふったりしているので、読書に慣れていない方でも楽しめるかと思います。

    この作品で、特徴的なのは、題名にある通り、アルゴリズムです。いかにして、真実にたどり着くのか?
    それにいたるまでのロジックをじっくりと学んでいくので、シンプルに勉強になりましたし、解けた時の爽快感も良かったです。

    解くためのヒントとして、図や表でわかりやすく解説してくれるので、頭で考えるだけでなく「目」でも楽しめました。

    ミステリーとしては、意外性のある内容で面白かったのですが、なにぶん大人のミステリー小説を読んできた分、物足りなさはありました。
    アルゴリズムの基礎を学ぶことで、様々な応用にもつながるかと思うので、楽しみながら学べるかと思いました。

  • 2026.7.16読了。
    タイトルにもあるとおり、事件を解決する鍵となるのは「アルゴリズム」です。難しく聞こえる言葉ですが、本書では身近な出来事を題材にしながら分かりやすく説明されているため、自然と「なるほど、そういう考え方か」と理解できます。
    子ども向けだからといって侮れず、大人でも十分楽しめる内容でした。

  • アルゴリズムで謎を解く引きこもりの名探偵!
    アルゴリズムがとても効率的で、日常にも活かせる手法なのがわかった。選択肢の真ん中を選ひ続けて絞っていく二分探索が印象的だった。謎解きの説明も分かりやすくて、頭にすっと入ってきた!

  • ダイクストラ法に拒否反応…。

  • 2024/12/16読了

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著者プロフィール

神奈川県出身。東京大学卒業。『恋と禁忌の述語論理』で第51回メフィスト賞を受賞。
第2作『その可能性はすでに考えた』は、恩田陸氏、麻耶雄嵩氏、辻真先氏、評論家諸氏などから大絶賛を受ける。同作は、2016年度第16回本格ミステリ大賞候補に選ばれた他、各ミステリ・ランキングを席捲。
続編『聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた』でも「2017本格ミステリ・ベスト10」第1位を獲得した他、「ミステリが読みたい!2017年版」『このミステリーがすごい!  2017年版』「週刊文春ミステリーベスト10 2016年」にランクイン。さらに2017年度第17回本格ミステリ大賞候補と「読者に勧める黄金の本格ミステリー」に選ばれる。
また同年「言の葉の子ら」が第70回日本推理作家協会賞短編部門の候補作に。
他の著書に『探偵が早すぎる』(講談社タイガ)がある。

「2018年 『恋と禁忌の述語論理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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