鳥の心臓の夏

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  • 朝日新聞出版 (2025年3月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (424ページ) / ISBN・EAN: 9784023323971

作品紹介・あらすじ

「自閉症者のもどかしさをここまで情緒的に綴る文章は僕には書けない」――『自閉症の僕が跳びはねる理由』著者・東田直樹氏推薦! 

自閉スペクトラム症のサンデーは白いものしか口にしない。他人のかかわりは暗記したマナーブックの指南通り。自分のルールを守りながら、娘のドリーと二人ひっそりと暮らしている。しかし、ある夏の日、唐突に現れた自由奔放で謎の魅力をもつ隣人によって、これまでの日常が侵されていく。一方で、ドリーは隣人に惹かれていく。幼い頃から母親にその特性をみとめてもらえなかったサンデー。現在も、唯一の愛する家族である娘との関係に悩み続けている。自身も同じ特性をもつ著者の初めての作品にして、ブッカー賞ノミネート作。

<本書の内容>
火は光と見紛う/輝く魚/冬の蜂/大きな声で話して、普通に話して/辿れない心/精巧に作られたおもちゃ/個人の邸宅/やわらかい羽と鋭い目/この見せびらかすようなキス/猫の眠り/所有欲に似た愛情/際立って違うもの/ある種の告白/イーヴィは水が大好き

みんなの感想まとめ

自閉スペクトラム症を持つ主人公の女性が、日常の中で感じるもどかしさや孤独を描いた物語です。彼女は、特異なルールに従いながら娘と静かに暮らしていましたが、隣人の登場によってその日常が変化していきます。隣...

感想・レビュー・書評

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  • 自分のために作られていない世界に、それでも生きていかなければならないヒト目線の物語でした。宗のあたりがまだもやもやしています。

  • 自閉症の作家が書いたという小説。
    小説の主人公の女性も自閉症。
    ある日、隣に越してきた女性、最初はとてもリベラルで理解的な女性に見えたが、、、。
    後半一気に話が進む。主人公の無垢な心情が読んでて伝わってきた。

  • Book review: Viktoria Lloyd-Barlow's 'All the Little Bird-Hearts' : NPR
    https://www.npr.org/2023/12/06/1217331767/book-review-viktoria-lloyd-barlow-all-the-little-bird-hearts

    Viktoria Lloyd-Barlow interview: 'I'd be happy for more autistic writers to be celebrated' | The Booker Prizes
    http://xn--thebookerprizes-bc5n9mll2y.com/the-booker-library/features/viktoria-lloyd-barlow-interview-id-be-happy-for-more-autistic-writers

    Interview: Victoria Lloyd-Barlow, author, All The Little Bird-Hearts - Hindustan Times
    https://www.hindustantimes.com/books/interview-victoria-lloyd-barlow-author-all-the-little-birdhearts-101696004633139.html

    Viktoria Lloyd-Barlow • Lutyens & Rubinstein Literary Agency
    https://lutyensrubinstein.co.uk/authors/viktoria-lloyd-barlow

    すべて鳥の小さな心臓(仮) ヴィクトリア・ロイド=バーロウ(著/文) - 朝日新聞出版 | 版元ドットコム
    https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784023323971

  • 劇的な事件が起こることなく静かに物語が進んでいくけど、全く退屈ではなく、あっという間に読了。ASDの主人公サンデーがつらい境遇を送ってきたことに心が痛みつつ、娘ドリーがどんなに孤独だったかも理解できる。読む価値のある本!



  • 感動と呑みこむ涙が喉の奥に詰まるリンゴの塊のように痛いけど、目の前には明るい柔らかな光があり笑顔がある。独自の拘りの価値観が、我が事のように愛おしくて堪らなかった。凄い感覚を文字で読める幸せを噛みしめる。

  • 途中から切なくて読み進めるのに随分時間がかかってしまった

  • 自分の一人娘が謎めいた隣人と一緒に遠方へ引っ越して行方知れずになる話。
    娘がファンキーだなと思って読んでたけど、ヤングケアラーとも言える生活をしていた娘が、子供なりに自分の人生と自立を模索していたのかもなとラストで思えた。
    最初数ページ取っ掛かり悪かったけどその後は一気に読んだ。読みにくい理由は、訳文から主語が抜けてるせいで主題と誰の視点かがわからない文が続くから。たまにこういう読みにくい翻訳あるなー。

  • 相手の意図が分からない不安がしんしんと伝わってくる不思議な小説だった。

  • ふむ

  • ASDの特徴のある主人公サンデーが一人娘のドリーとの暮らしの中に突然現れた隣の住人ヴィータによって心を乱されていく様子が描かれていく.その巧みな心理描写,起こるささいな出来事の数々が美しい文章で綴られ湖のある田舎の世界に引き込まれていく.

  • で、鳥の心臓というのは何の比喩なのか

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著者プロフィール

(うえすぎ・はやと)
 翻訳者(英日、日英)、編集者、通訳、英語・翻訳講師(立教大学などで講師を務める)。早稲田大学教育学部英語英文学科卒業、同専攻科修了。訳書にフランク・ロイド・ライト『浮世絵のみかた』、ダグラス・ウォーク『マーベル・コミックのすべて』(作品社)のほか、マーク・トウェーン『ハックルベリー・フィンの冒険』(講談社青い鳥文庫)、ヴィクトリア・ロイド=バーロウ『鳥の心臓の夏』(朝日新聞出版)、ジョリー・フレミング『「普通」ってなんなのかな――自閉症の僕が案内するこの世界の歩き方』(文藝春秋)、ムスタファ・スレイマン『THE COMING WAVE AI、権力、人類の未来――DeepMind 共同創業者、Microsoft AI CEO による警告』(日経ビジネス人文庫)、プリティ・チバー『スパイダーマン ソーシャル・ジレンマ』『バッド・コネクション』(Gakken)など多数(日英翻訳をあわせて110 冊以上)。ディズニー、スター・ウォーズ、マーベル関連の翻訳書多数。

「2026年 『テイラー・スウィフト』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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