- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784030033900
作品紹介・あらすじ
農村から街へお嫁にいった少女、ゴマ。謎のお茶屋さん、プラム売りのおばさんたち、料理屋のなかよし兄妹、鳩を追う少年、見張りの人…ネパール・バネパ。ゴマの洋品店にあつまる人びとの物語。中学生から。
感想・レビュー・書評
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ネパールちょっとわかんない。
チャウメンって何?
とか、なんかこう、場所の様子とか、、もう少し説明が欲しいんですけど…
さっきまで読んでたバリとは違って、ネパールは静かで哀愁漂う印象。実際は知らん。
あと、プラミラが美人。
文字読んでいいのか写真見ていいのかわからんくて、せわしなかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
写真家の著者が、10年に渡って継続的にネパールを訪れ、ゴマという地方の村出身の少女が地方都市の洋品店へ嫁ぎ母になる姿を追った一冊だ。
あとがきで著者自身も述べている通り、古い慣習や女を労働力や子供を産むモノとしか考えていない文化に忍耐を強いられてきた女性たちがいかに多いかが、日常の何気ないやりとりから伝わってきて、はっとさせられる。耐えている、忍ばされている、という実感がないくらい「当たり前のこと」として彼女たちは意思を軽んじられている。
とんでもないことのように思うけれど、日本だってほんの数世代前までは同じような考えがあったのではないだろうかと思うと、遠い世界のことと簡単には断じれない。
ネパールという国名や、旅先としてのなんとなくのイメージは知っていたけれど、実際に日々暮らしている人たちがどんなふうにこの国で生きているのかを知ったのは初めてだ。
旅行者の視点ではわからない、ただ一度通り過ぎる旅行記では描けない内容だと思う。 -
ゴマの成長していく過程を見ている
こちら側としてはお母さんの
気持ちになるもなるし
友達のような気持ちにもさせらる
素敵な一冊になってます。