銀河鉄道の夜(ますむら版) ますむら版・宮沢賢治童話集

  • 偕成社 (2001年7月16日発売)
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Amazon.co.jp ・マンガ (326ページ) / ISBN・EAN: 9784030148307

みんなの感想まとめ

物語の深いテーマと独自の視点が楽しめる作品で、特に宮沢賢治の意図や創作過程を知ることができる点が魅力です。ますむらひろしによる漫画版は、アニメ版とは異なるアプローチで描かれており、登場人物が猫に置き換...

感想・レビュー・書評

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  • ますむらひろしの銀河鉄道の夜のアニメ版を幼い頃から何度も見ていた。アニメは最終形を採用しており、細田守さんの音楽と、細かな説明がされていない分芸術性が高いが、この漫画を読んで宮沢賢治がこの物語をどのような位置づけで、どのように書きたかったか、が垣間見れた。ブルカニロ博士篇は、最終形よりもジョバンニの性格が内向きで、その年頃の少年らしくちょっと捻くれていると感じる。また後半に博士が登場し、少し説明が過ぎる印象。そのため、賢治はより童話らしいものに書き変えを試みたのだとわかる。宮沢賢治の才能には、幾つになっても驚かされる。

  • よいまんが化ですよねこれ。何年前に読んだか…登場人物がみんな猫に置き換えられていて、その違和感で最初なんだかな…だったけど、読み進むと慣れてきて、ちゃんと賢治の世界。そいえば映画版も猫だったじゃないか。あれもすき。これは初期形も読めるので嬉しい。また読もう。

  • ブルカニロ博士編はよく考えると読んでいなかったので。最終稿との一番大きな違いはもちろんブルカニロ博士が登場するか否かだが、それ以外にも冒頭部分の違いや、ますむら氏自身が数年たってから描き直したもののなので、キャラクターデザインの違いなどが表れていてなかなかおもしろい。

  • くさつビブリオバトル@インフロニア草津アクアティクスセンターで紹介した本です。
    チャンプ本。
    2024.11.30

  • 第100回アワヒニビブリオバトル第2部タイマンビブリオバトル 第2戦「文豪」で紹介された本です。ハイブリッド開催。チャンプ本。
    2023.6.10

  • 「銀河鉄道の夜」の「最終形」と「初期形・ブルカニロ博士篇」を漫画で読み比べる。最終形には出てこないブルカニロ博士が初期形では物語の最後に出てくる。「銀河鉄道の夜」はブルカニロ博士のテレパシーの実験で、ジョバンニが丘で眠っていた間に見た夢なのか。

  • 大事な10冊選べって言われたら絶対入れます。私の大事本、何度読んでも!

  • 現在刊行中の「銀河鉄道の夜 四次稿編」を読んでたら、無性に比較したくなって購入。80年代に書かれた四次稿ベースの「最終形」版と、三次稿ベースの「初期形<ブロカニロ博士篇>」版が収録されている。「最終形」版も原作に忠実ではあるが、「四次稿編」版に比べると随分端折ってるなぁという印象。単体で読む分には駆け足という感じではないので、正確にいうならば「四次稿編」がどんだけ丁寧に描いてんだという話ではある。「初期形」版は原作の方を読んでないので原作との違いどうこうは判らないけど、序盤がかなり簡潔なのと、ラストでブロカニロ博士が登場するとこ以外は思ってたほど四次稿と違いはないのだな。

  • 初期形と最終形を比較しながら読むことができなので面白かった

    2021/02/01 ★4.2

  • 銀河鉄道の夜の第一稿には、ジョバンニの夢の案内役「ブルカニロ博士」が登場する。

    僕達の知っている銀河鉄道の夜は第四稿、つまり最終形で、彼のような案内役は登場しない。

    初期形では、ブルカニロ博士が、セロのような声で銀河鉄道の夢を解説してくれるので、この初期形を読むことは、銀河鉄道の夜を理解するためには良いかもしれません。

    夢から覚めたジョバンニはブルカニロ博士に「ある決心」を伝えます。
    それを、僕は忘れることが出来ないし、忘れてはならない気がしてます。

  • 二人のデザインはアニメの方が好きだけど、こっちはブルカニロ博士とかでてきて面白い。

  • ますむらばん、いいですね。
    特に「かまねこ」

  • 好き。

  • 宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を、ますむらひろしが
    ネコのマンガにした内容。
    ブルカニロ博士編は、知らなかったのでこの本で初めて読んだ。

  • ますむらさんは、永遠の少年。

  • 大好きです。

  • 何がすごいって登場人物が猫なのに賢治の世界観を一切壊さないのがすごい。

  • 何度も何度も読み返しちゃいます

  • とにかく猫好き必読の書です。宮沢賢治のストーリーが素晴らしいのだけど、それを人でなく猫が演じる事で、更におもしろみや悲しみ、はかなさをあおるんじゃないかなあ。

  • どこまでもどこまでもぼくたちいっしょにあるいていこう

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著者プロフィール

1896年岩手県花巻生まれ。盛岡高等農林学校(現岩手大学農学部)卒業。1921年から花巻農学校で教諭を務める。1926年に退職し、羅須地人協会を設立、農業技術指導などを行なうが、1928年に過労で倒れ、以後は療養生活を続けながら執筆活動を行なう。1933年9月21日没。享年37。生前に刊行された単著は、詩集『春と修羅』(1924)、童話集『注文の多い料理店』(1924)のみであったが、1934~35年には文圃堂から全3巻の全集が、1939~44年には十字屋書店から全6巻+別巻1の全集が刊行された。戦後も筑摩書房から数次にわたって全集が刊行されている。

「2025年 『宮沢賢治きのこ文学集成』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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