永訣の朝: 宮沢賢治挽歌画集

著者 :
  • 偕成社
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  • Amazon.co.jp ・本 (39ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784030162501

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  • 永訣の朝
     「あめゆじゅとてちてけんじゃ」
     死にゆく日、最愛の兄に、雪を頼んだ妹とし子。
     その妹への想いを詠んだ詩です。

    他、収録作品は、心象スケッチ『春と修羅』の中から
    「無声慟哭」詩群の五篇…「永訣の朝」「松の針」「無声慟哭」「風林」「白い鳥」、
    「オホーツク挽歌」詩群の五篇…「青森挽歌」「オホーツク挽歌」「樺太鉄道」「鈴谷平原」「噴火湾(ノクターン)」
    作者が『春と修羅』で第二集刊行のために準備していた詩稿から一篇…「薤露青」
    あわせて、計十一篇です。
    画家・遠山繁年の石版石による本格的なリトグラフ作品十九点を装・挿画としています。

著者プロフィール

1896年(明治29年)岩手県生まれの詩人、童話作家。花巻農学校の教師をするかたわら、1924年(大正13年)詩集『春と修羅』、童話集『注文の多い料理店』を出版するが、生前は理解されることがなかった。また、生涯を通して熱心な仏教の信者でもあった。他に『オツベルと象』『グスグープドリの伝記』『風の又三郎』『銀河鉄道の夜』『セロ弾きのゴーシュ』など、たくさんの童話を書いた。

「2021年 『版画絵本 宮沢賢治 全6巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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