ワタネ・マン: わたしの国アフガニスタン

著者 :
  • 偕成社
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  • Amazon.co.jp ・本 (83ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784030163508

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  • 22年かけて撮影された、アフガニスタンの子供達の写真集。
    戦争が終わっては始まり、何度も繰り返され、過酷な状況にあったアフガニスタン。
    でも、写真の中の子供達はみんな笑顔。
    学校に行けずに働いてる子供達の写真もあり、エピソードが書かれていたが、必ずしも学校に行くことが必須でその子のためになるというわけではないのでは?と疑問も湧いてきた。
    もちろん、読み書きができた方がいい仕事にもつけるが、学校に行けなければ行けないなりに彼らは考えて生きている。
    国際支援て、なんだろう?と根底から考えてしまうくらいの笑顔だらけです。

    メロンを大事に抱えて嬉しそうに歩く女の子の写真が一番好き。

  • 「ワタネ・マン」、ダリ語で「わたしの国」。長倉さんが22年間撮り続けてきたアフガニスタンの子どもたちの写真集。アフガニスタン北部(パンシール峡谷周辺)での写真を中心に、80ページに渡って生き生きとした子どもたちが登場します。

    子どもたちの表情もさることながら、アフガニスタンの空の青と水の青の美しさが印象的な一冊です。

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著者プロフィール

1952年北海道釧路生まれ。写真家。同志社大学法学部卒、通信社勤務を経て1980年以降、フリーランス・フォトジャーナリストとして世界の紛争地を精力的に取材した。今日まで南洋から東南アジア、中東、シルクロードを踏破し、直近ではシベリアの少数民族ネネツなど極寒地の人々と暮らしを撮った。代表作にアフガニスタン抵抗運動の指導者マスードに密着取材した「マスード 愛しの大地アフガン」により国際的に高い評価を受け国内では第12回土門拳賞を受賞した。他に「エルサルバドル 救世主の国」(講談社出版文化賞)など著書、写真集多数。

「2020年 『女、美しく わが旅の途上で』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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