月夜のバス

著者 :
制作 : 黒井 健 
  • 偕成社
3.53
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本棚登録 : 54
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (23ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784030163607

感想・レビュー・書評

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  • 子どものときの不思議な感覚って、夢だったような、現実だったような不思議な感じだったなぁ・・・というのを思い出させてくれました。

  •  月夜の海沿いの国道を走るいつもの見なれた黄色いバス。中をのぞきこむと・・・。

  • 杉みき子さんの簡潔で優しい文章と、黒井健さんのノスタルジックで柔らかな絵が絶妙にマッチした、穏やかできらきらした絵本。

    描かれている場面は、日常の中のほんの一瞬の非日常、ただそれだけなのだけれど、その一瞬が、空気感といい、状況といい、なんともほの甘く素敵な佇まいだ。

    「とおく灯台のあかりが明滅し、海も国道も車たちも、みんな夢のなかにいるような月夜である。」

    いい夜だ。
    大洗の海岸沿いを、夜に車で走った時のことを思い出した。何かが起こりそうで、でも辺りはひっそりとしていて、でもでもなんだか秘密と魔法の匂いがする。

    そんな中、ふいに遭遇する小さな不思議。夢か幻かそれとも本当か。

    深夜に営業する素敵な喫茶店を見つけた時のような、小粒ながらもきらきらした小さな宝物のような絵本だ。

  • 2013/11/5
    五年生

  • 「小さな町の風景」(偕成社文庫)という本の中の一編である「月夜のバス」を、一冊の絵本にしたものです。黒井さんの絵がとても幻想的でいい!
    (いま)

  • 2012年2月22日

    ブックデザイン/岡本明

  • 海沿いの岬に向かう国道を、少年はひとりで歩いていました。
    歩行者は他に誰もいません。
    横断歩道まで来た少年は、長い信号待ちで、オートバイ、乗用車、トラック・・・そして黄色いバスを見かけます。
    黄色いバスは、いつも見かける路線バスのはず。ところが、よく見ると窓が青白く輝き、さざなみのようにちらちら光るものが見えます。
    通りすがりのバスをのぞくと・・・海底、熱帯魚、背の高い魚、イソギンチャク・・・
    我に帰った少年は、横断歩道を渡り家路につきます。
    夢か現実か・・・静かな月夜のできごとです。

    幻想的で美しい絵。子供向きの言葉ではないけれど、幻想的な夜を表現するにふさわしい文章。
    月夜に、不思議な世界がのぞける1冊です。
    バスが好きな子、水族館が好きな子、詩のような絵本が好きな子・・・他の絵本にない魅力がつまっています。

  • この本をブログで紹介してます↓『本の虫*大人が読む児童書・絵本・色んな本』
    <a href="http://bibliophage.blog73.fc2.com/blog-entry-237.html" alt="emmeのブログへ">月夜のバス その1</a>

  • 杉 みき子 著黒井 健 絵ドライブの途中、偶然「黒井健美術館」に遭遇した。あれこれお馴染みの絵本の中で、この『月夜のバス』の表紙は、ひっそりと、しかし煌煌と月の光を放っていた。杉みき子という人のことを、このとき初めて知った。絵はもちろんだけど、文章を息を詰めるようにして読んだ。この人の書いたも文をもっと読んでみたい、と思った。ことばと絵は、互いに誘い誘われ……。

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