うさぎ座の夜

著者 :
  • 偕成社
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本棚登録 : 57
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (38ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784030164604

作品紹介・あらすじ

小夜は山ふかい小さな温泉宿の一人娘です。友だちは山の鬼の子やてんぐ、風や木とも話ができます。小夜はやまんばの子なのでしょうか。そんな小夜のもとに人形しばいうさぎ座から手紙がきました。まっ赤な紅葉の葉の手紙でした。5歳から大人まで。

感想・レビュー・書評

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  • うさぎたちの人形劇に招待された小夜。なくした手袋を気にしていたら、なんとピンクのうさぎ人形になって舞台に登場! 「私の手袋なのに…」と気にする小夜ですが、無理もないですよね。

  • どこかほの暗い、お祭りの夜のような日本のファンタジー。

  • ●個人的感想
    ・不思議な物語
    ・冬にいい
    ・ただ個人的にピンとこなかったww

    ●対象
    年少〜

  • 宝温泉にある小さな宿屋の娘、小夜が招待されたうさぎ座の人形芝居を見に行くおはなし。
    「花豆の煮えるまで 小夜の物語」の番外編らしい。味戸ケイコさんの絵に惹かれて読了。人形劇の内容にあまり触れられていなくて残念。どんな内容だったのだろう。小夜が鬼や天狗と仲良くなるエピソード読みたいので、「花豆~」読んでみます。

  • 2011年11月27日

  • 大好きな安房直子さんの童話に、
    これまた大好きな味戸ケイコさんの絵による絵本。
    強く触れると壊れそうに繊細で、
    それでいてしっかりと地に足を付けて生活をしている人々や、うさぎ。
    主人公の小夜のように、さりげなく異世界に行ってみたくなります。
    http://matsuri7.blog123.fc2.com/blog-entry-103.html

  • 冬の寒い日、川で手紙を見つけます。
    なんとその手紙は、うさぎ座の招待状。

    真夜中に、うさぎ座を見に行くと、そこにはたくさんのうさぎが…。びっくりしているうちにかたっぽの手袋がなくなって…。

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著者プロフィール

安房直子(あわ・なおこ)
1943年、東京都生まれ。日本女子大学国文科卒業。在学中より山室静氏に師事、「目白児童文学」「海賊」を中心に、かずかずの美しい物語を発表。『さんしょっ子』第3回日本児童文学者協会新人賞、『北風のわすれたハンカチ』第19回サンケイ児童出版文化賞推薦、『風と木の歌』第22回小学館文学賞、『遠い野ばらの村』第20回野間児童文芸賞、『山の童話 風のローラースケート』第3回新見南吉児童文学賞、『花豆の煮えるまで―小夜の物語』赤い鳥文学賞特別賞、受賞作多数。1993年永眠。

「2022年 『春の窓 安房直子ファンタジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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