ぼちぼちいこか (世界の新しい絵本 23)

  • 偕成社 (1980年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (32ページ) / ISBN・EAN: 9784032012309

みんなの感想まとめ

明るくユーモラスな物語が展開され、読者をほっこりとした気持ちにさせてくれます。主人公のかばは、さまざまな職業に挑戦するも、なかなかうまくいかず、時には「もう─いや」と感じる瞬間も。しかし、その中でも彼...

感想・レビュー・書評

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  •  原題の「WHAT CAN A HIPPOPOTAMUS BE?」が、『ぼちぼち いこか』になる、この遊び心とセンスの良さに、訳者今江祥智さんの人当たりの良さを感じられた、温かみがあって、物語をより味わい深いものに変えてくれました。

     「訳者のことば」によると、エアブラシを使って描かれた、人懐こい見た目が印象的な、「かば」は、とにかくチャレンジ精神旺盛な、明るく前向きな性格で、本編だけでも10以上の様々な職業に挑戦するけれど、それがことごとく・・・となってしまい、時には「もう─いや」と言うこともあったが、それでも全編を通して感じられたのは、悲しみや悔しさではなく、どこかあっけらかんとしたユーモラスな雰囲気で、「次があるよ」といった折れない精神に心を打たれ、そのかばならではの微笑ましい特徴や、大阪生まれの今江さんならではの言葉遊びの楽しさもあって、子どもが読めば、きっとげらげら笑いながら楽しめると思いますし、色々あるけれど、時にはのんびり、じっくりと考えて生きていこうよといった、そんなメッセージには、毎日を忙しく頑張っている大人たちの心を、そっと癒してくれるように思われました。

     時間は待ってくれないと言うけれど、それでも、時には自分だけにしかないものを見つめ直してみるのも大切なのではないかといった、それはオンオフやペースの切り替えとも似た、長い人生を生きていく上での自分自身を気遣う意味合いとしても、とても大切なことなのだと感じられたのでした。


     はまだかよこさん、素敵な作品を教えて下さり、ありがとうございます(*'▽'*)

  •  某番組で取り上げられていたのが、きっかけで知りました。
     読み進めながら、くすっと笑えました。
    前向きになれます。
     「ぼちぼちいこか」合言葉にしようかな。

  • しかし恐ろしく前向きなカバさんやなぁ。。。ダメを重ねても次から次へと

    ぼちぼちいこか - 偕成社 | 児童書出版社
    https://www.kaiseisha.co.jp/books/9784032012309

  • 昔すり切れくらいまで子供と一緒に読んだ絵本。子供はカバさんと目が合うとなんとなくほっこり笑顔になってて私は「あーもう!」の急なイライラを未然に防いでくれてた気がします。いろんなことに挑戦するけど‥‥笑。柔らかい関西弁がまたいい味だしてます。人生で一冊あってもいい、といっても過言ではないくらいはなまるの絵本です。

  • 関西弁でほっこり系でさくさく読める♪
    いろんなものを目指すけど、全然できない…
    でも、まあいっかってなるのが、
    いい具合に力が抜ける☆

  • タイトルの通り
    関西弁で喋るんです、かばが。

    そんなおかげで、なにやってもとことん上手くいかないかばなのに、なぜだか深刻な感じがしません。

    沈まず、諦めず、ちょっと休んで
    「ぼちぼちいこか」の合言葉

    実生活で全然うまくいかない...なんてときに、ついつい思い浮かぶ言葉になるはずです。肩の力を抜くにはこの絵本がぴったり。

    イラストもすごく綺麗です。

  • カバがいろいろな職業になれるかやってみるけど…。
    関西弁の文。

    【ママ評価】★★★★
    タイトルからして面白い空気が漂ってある。
    ごりごりの関西弁がジワジワくる。
    最初は上野紀子さんの絵みたいな雰囲気の絵かと思ったけど、関西弁で全てを持っていかれて面白いキャラクターのような絵に見えてくる。
    絵と関西弁が合っているのかわからないけど、面白い方向に振り切れていて良い気がする。
    ダメダメな感じに力が抜けるというか、気楽になれるというか。
    芸人さんのちょっとした笑い話に、笑って、可笑しくて、気が楽になって…そんな感じのゆるく楽しめる絵本。

    【息子評価】★★★★★
    めちゃくちゃ笑ってた。
    表紙から「おもしろい!」と笑いはじめ、1ページめくるごとに笑うレベル。
    カバの絵が面白いらしく、関西弁もなんだか面白いらしい。
    母のエセ関西弁じゃなくて、本物の関西弁で読ませてあげたいな。
    読み終わった後も「おもしろかった」「これおもしろい」と絶賛していた。
    息子の心を掴んだらしい。
    3歳4ヶ月

    【娘評価】
    0歳11ヶ月

  • カバが何をやってもうまくいかないのを関西弁で述べさせたところが秀逸.自虐的にならずに笑いに昇華できています.

  • 落ち込んだ時や疲れた時に読む本。
    「ぼちぼちいこか」
    うん、うん。

  • この絵本を読んだとき、
    悩みを抱えていることがバカらしく感じるほど救われました。
    人生失敗があって当然だし、
    いいことも落ち込むことがあるのも人生なんだと気づきました。
    しんどい時は、休んでも逃げてもいいんじゃないかって・・・
    真面目な人ほど逃げられないで苦しむんですよね。
    頑張ってもダメなときもあります。
    そんな時は、このカバくんのようにちょっと昼寝でも(*^^*)

    人生、ぼちぼちでええやん。

  • 〝「ボク、消防士になれるやろか?」…。<カバくん>は、船乗り、飛行士、ピアニストと、次々に新しい職業に挑戦するが…どれも、これも、うまくいかず「どないしたら、ええのんやろ?」・・・<カバくん>途方にくれる…「ま、ボチボチいこか」と、いうことで…〟<今江祥智>さんの関西弁訳が冴えわたる、おかしな、おかしな絵本!

  • 子どもは簡単に似たような繰り返しがあるので楽しめる。大人は失敗しても焦らずゆっくりというメッセージが感じられてるほっこりする。

  • かばくんは おおきくて おもたくて ちからもち!
    重量級ゆえ、船は沈み、飛行機は飛ばず…なにをやっても失敗ばかり。
    どないしたら ええのんやろ
    関西弁への翻訳がいいあじだしてます。
    うまくいかないときにはひとやすみ。これ 大事。

  • 色んな職種にチャレンジしてみるものの、ことごとく失敗。「ええことおもいつくまで──」
    関西弁で話し自身にツッコミをするカバ(?)の姿に笑いつつ、何事にもチャレンジして焦らずマイペースに過ごす姿が良いなあ〜。私も焦らず一歩ずつ進んでいこう。

  •  うん十年前に短大のF先生が読んでくれた絵本です。懐かしいです。あれから絵本が大好きになりました。

  • 表紙の絵も憎めない雰囲気たっぷりで、まずはその絵に惹かれワクワク、頁をめくると次々と挑戦し、失敗を繰り返しています。
    でも、その姿が愛らしい。
    馬と目が合っている絵が1番好きかも・・・・。

    その時々のコスチュームも素敵で、形から入るのか?と思いながら、めげすに挑戦する姿に暖かい物を感じました。
    この絵に関西弁訳は最高!

    数えきれない位読み返した、大好きな絵本。
    子供達にはもちろん、大人にも何かと刺さるものがあります。

    ま、ぼちぼち いこか-- と いうことや。

    これにつきますね。

  • 2025年7月1日(火)朝学
    5年B組
    読み手が、大好きな絵本です。
    表紙を見せると、「知ってる!」「おもしろい本!」「好き!」とあちこちから発言がありました。
    大きな笑いが起きるというよりは、ふふふっとした個々の笑いが巻き起こる感じでした。
    うまくいかなくても不貞腐れず、のんびりしている主人公を、みんなも心の中に置いておいてくれるといいなと思います。
    (読み手:C)


    2023年3月1日(水)朝学
    5年B組
    こちらの本の前に別の読み手が読んだ、面白い系の絵本を、真剣に子ども達が聞いていたので、逆に次読むこの本も、「全然笑ってくれないかも?!」と、かなり不安になりましたが、バッチリ毎ページ完璧にウケました!(笑)
    1ページ1ページどっかんどっかん笑ってくれて、低学年で読む時よりウケたかも?!
    子ども達は絵を見て笑ったり、だじゃれで笑ったりと楽しそうでした。
    低学年の子には分かりづらい“言葉遊び”の部分も、高学年だからその部分も分かって、面白かったのかも知れません。
    (読み手:C)

  • 4-03-201230-XC8797 P1200E

    ぼちぼち いこか

    作:マイク・セイラー
    絵:ロバート・グロスマン
    訳:いまえ よしとも

  • こういう世界観、とても好き。カバというキャラクターもいいし、他の作品もだけど、関西弁や言葉の選び方が最高。
    何にでも挑戦するというのも、失敗しても落ち込みはせず。表情も良いし。
    作品・絵・訳と、全部がぴったり。

  • 3歳0ヶ月

    いままで沢山の本を読み聞かせてきたけれど、
    これまででいちばん爆笑しながら聞いていて、
    微笑ましかった。

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著者プロフィール

1932年、大阪生まれ。『海の日曜日』(実業之日本社)でサンケイ児童出版文化賞と児童福祉文化賞、『ぼんぼん』で日本児童文学者協会賞、『兄貴』で野間児童文芸賞、『ぼんぼん』三部作で路傍の石文学賞を受賞(いずれも理論社)、他に『子どもの本・持札公開』(みすず書房)、『まんじゅうざむらい』(解放出版社)、など多数。絵本では、『でんでんだいこいのち』(片山健・絵/童心社)で小学館児童出版文化賞、『いろはにほへと』(長谷川義史・絵/BL出版)で日本絵本賞を受賞。他に『なんででんねん天満はん—天神祭』(童心社)、『龍』『いつだって長さんがいて…』 (いずれもBL出版)、など多数。

「2007年 『ひげがあろうが なかろうが』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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