せかい一わるいかいじゅう (世界のえほん)

  • 偕成社 (1990年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (32ページ) / ISBN・EAN: 9784032024104

みんなの感想まとめ

家族の中での愛情や注目を巡る複雑な感情を描いた物語は、兄弟姉妹間のライバル心や嫉妬をリアルに表現しています。主人公のヘイゼルは、弟ビリーの存在によって気持ちが揺れ動き、彼の悪行が称賛される様子に戸惑い...

感想・レビュー・書評

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  • 小さい頃から大好き絵本です!
    弟が欲しいなーって思って読んでいました(笑)
    そんなに昔からある絵本を自分のこどもに読んでるのが不思議な感じ…。
    大人になってから読んで、また違う目線で楽しめました!絵も大好きです!

  • バーニンガムの「いつもちこくの・・」と同様、このタイトルに、子どもたちはたまらなく惹かれるらしい。悪いことやダメなこと、怖いことほど気持ちを刺激するのかな。
    こんな本を読ませて悪影響はないかしら?と心配されるお母さんもいらっしゃるかも。
    大丈夫。これは「かいじゅうのせかい」のお話です、とひとこと添えてね。
    それに、親が言った通りには育たないのが子どもというもの。
    そして、親がしていることはそっくり真似て育ちます。お気をつけあそばせ。

    かいじゅうたちの世界では、人間の世界と価値観が反対。
    悪ければ悪いほど尊敬されるらしい。
    ビリーという弟が生まれてから、両親は姉のヘイゼルはそっちのけ。
    ビリーが悪いことをするとそちらばかり褒められる。
    わたしだってこんなに悪いのよ!と一生懸命主張するヘイゼル。
    しかし弟は「せかい一わるいあかちゃんかいじゅうコンクール」に優勝してしまうほどの実力者(笑)。とうとうヘイゼルはある行動に・・

    きょうだいの上になってしまった子の、複雑な胸の内。
    どうしてこんなに我慢を強いられるのか。つまらない。そして寂しい。
    きょうだい間のライバル心をきちんと描いていて、この辺りは現実的だ。
    わかるわかるという子も多そう。
    ところがヘイゼルのしたことが度肝を抜く。そして予想もつかないオチ。
    かいじゅうというにはあまりに可愛らしい絵柄と可笑しな展開で、笑って読み進められる。
    特にヘイゼルのドレスの柄や部屋のカーテン、ベッドカバーなど、それは綺麗だ。
    ぜひおうちでも、親子で楽しみながらお読みあれ。
    読み聞かせるなら年長さんくらいからかな。約7分。

  • 姉のヘイゼルのことをだれも見てくれない、聞いてくれない様子に胸が痛くなりましたが、結末にすっきり。
    「わるい」を「かわいい」に変えると、思い当たる親も少なくないのでは。

  • 怪獣にとっては、悪いことをできることが、いい子の証なんですね!

  • 読了

  • シリーズもの。ハッチンスに最近はまっているこどもに検討したけど、こどもはあまり興味がないかもとおもいやめる。

  • 私が子供の頃に読んだ記憶があるが、子どもにとって怪獣のビジュアルと「世界一悪い」というワードが強烈で魅力的な絵本だった。3歳7ヶ月の娘も気に入った様子。ストーリー自体は産まれた弟に嫉妬するお姉ちゃんの可愛いお話。

  • 5分

  • 30年度 2-3
    5分

  • 古い絵本なんだけど、今見てもとてもステキな絵で私の好み!!
    人間なら良い子だけど、怪獣なら悪い子が賞賛されるという設定。
    弟が生まれて、世界一わるい弟ばかりもてはやされて面白くないお姉ちゃん。
    世界一わるい姉がやったことがすごいけど、弟も負けてない!

    わるいことなら我が家の姉弟も負けてないけど!

    子どもにとっての世界一は家族の中で一番ってことなのかな。
    シリーズ物みたいなので、他の絵本も読んでみたい。

  • 図書館で借りて読み。
    パット・ハッチンスの本なので。

    下のきょうだいが疎ましくなってしまう、という終盤までの展開は作: いちかわ けいこ、絵: つるた ようこ「おとうと」をちょっと思いだしたり。
    違うのは、主人公ヘイゼルの親がヘイゼルのさびしさに気づいてないことと、ヘイゼルがしたたかなところ、赤ちゃんのビリーが超ワルだってことかなー

  • おねえちゃんの切なさが伝わってきます。

  • [墨田区図書館]

    買い物前に図書館に寄ったら、「本を読んでいる」というのでしばらく放置している間に読んだという一冊。

    このシリーズは数冊読んだことがあるし、うち1冊はリサイクル本がうちにある。それを踏まえた上で読んだらしい。確かにこのシリーズは単純におもしろいし、それでも多少ほっこりするよね。

  • 幼い兄弟の葛藤が、かわいい!

  • 怪獣の一家の家に赤ちゃんが生まれた。
    親も親戚もみんな赤ちゃんの弟のことばっかり。
    大声で泣いたり、カーテンにぶら下がったりしただけで、みんなちやほや。
    きっと将来は世界一悪い怪獣になるぞ、と。
    そんなの私だって出来るもん、と怪獣の女の子ヘイゼルは対抗するけれど、誰も見てくれない。
    とうとう、弟は世界一悪い赤ちゃんコンテストに出て、審査員をかじって優勝してしまう。
    みんなはますます弟に掛かりっきり。
    我慢ので出来なくなったヘイゼルは弟をよその家にあげてしまう。
    それに気づいたお父さんとお母さんは、自分の弟をあげてしまうなんて、なんて世界一悪い怪獣なんだ、と。
    ヘイゼルがだから私が世界一悪い怪獣なんだってば、と。
    更に弟はあまりにも悪い赤ちゃん怪獣だったので、もらった他人も返してしまっていたのだった。

    世界一悪い赤ちゃん怪獣も、世界一悪い怪獣には敵わない。

    弟や妹ばっかりちやほやされて気にくわない!
    人間の世界も怪獣の世界も変わらない。

  • かいじゅうのせかいでは「わるいこ」に価値があるのです。その逆転の発想に、すっかりとりこになってしまった息子。自分も怒られてばっかりだったから、少し自信がついたのかもしれません、と、これは本の感想ではなくて、自分の育児の反省点か。2歳半

  • 娘3歳1ヶ月、息子4ヶ月時図書館にて借り。

    こういう内容って知らずに借りたんだけど。
    娘は「弟あげちゃいけない!弟はかわいいんだから!!」と本気で怒ってました。

    まだ「わるい」かいじゅうになりたがるのも理解できないみたいで(娘はいいこになりたいから)前半は首をかしげながら聞いてる。

  • かいじゅうのヘイゼルのうちに、あかちゃんのビリーがうまれました。
    家族は「この子は世界一悪いかいじゅうになるぞ」とビリーに夢中。お姉ちゃんのヘイゼルは面白くありません。

    世界一わるいかいじゅうの座をかけて負けられないヘイゼルは…ビリーをよその人にあげちゃった!?

    妹や弟が生まれて、複雑な気持ちを表した絵本は多いけれど…その中でちょっと変わったパターンの絵本がこれ。
    ほえても、鉄の棒をかじっても、カーテンにぶらさがっても褒められるかいじゅうベビー。
    「わるい子」であることが、家族に認められる条件だからと、対抗して悪いことをするお姉ちゃんがかわいらしい。
    赤ちゃん返りは、やっている方もなかなか大変なのです。

    最後には
    「わたしは、せかい一わるいかいじゅう。それで、ビリーはせかい一わるいあかちゃんかいじゅう!」
    と、ちゃんと弟を認めるセリフもあり、やっぱり家族を思う気持ちはかいじゅうでも一緒なのでした。

  • 弟が生まれて、注目は弟にばかり。
    そんなとき、お姉ちゃんのヘイゼルは?

    妹や、弟が生まれたときに読んでみると良いかも。

  • チビ1号。幼稚園にて。
    ヘイゼルとビリーの“せかい一わるいコンビ”のやりとりが、とても面白かったようでした。最後は仲良くなって良かったねと言っていました。

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著者プロフィール

乾侑美子

「2001年 『冷たい心臓 ハウフ童話集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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