なぜ戦争はよくないか

制作 : ステファーノ ヴィタール  Alice Walker  Stefano Vitale  長田 弘 
  • 偕成社 (2008年12月1日発売)
3.44
  • (5)
  • (9)
  • (17)
  • (2)
  • (1)
  • 本棚登録 :114
  • レビュー :20
  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784032027204

作品紹介

つねに弱いものの立場にたって、社会に問いかけてきたアリス・ウォーカーが、2001年9月11日のテロ攻撃に対して、自国アメリカがおこなった報復の現実を知る。そこには、平和だった毎日の暮らしを破壊され、親を亡くし、さまよう子どもたちの姿があった。「戦争」が何なのか、わからないままに巻きこまれ、傷つく子どもたちをこれ以上ふやしたくない-、アリスの強い思いにステファーノ・ヴィタールが心にせまる絵でこたえた一作。小学生から。

なぜ戦争はよくないかの感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 戦争の恐ろしさを、醜さを詩のように語りかける本。語り口は柔らかく、難解なことばはないものの、その言葉が何を意味するか考えることができるのは小学高学年以上だと思う。ベースのアジア風アフリカ風南米風の鮮やかな民俗的な絵に襲いかかる最後から2番目の絵の「戦争」の姿の立体的でおどろおどろしいことと言ったらハリウッドのホラー映画並で、幼い子どもはトラウマになりそうなくらい。
    戦争怖い!戦争嫌い!と刻みつけるに十分過ぎる力がある。
    しかし、この本の欠点は、戦争が私たちを含む、それこそ赤ん坊に乳を与える母親のような普通の人間が起こす可能性があるということを伝えていないこと。人殺しはいけない、自然破壊はいけない、文化財の破壊もいけない、と殆どの人は思っている。しかし、自分たちの投じた一票が戦争したい人たちに利用されていることに気づかない限り、戦争は繰り返す。戦争は恐ろしいモンスターではなく、人間の顔をしているのだ。
    戦争が起こればどんな酷いことになるかは、この本で十分伝わる。しかし、どうしたら戦争を起こさずにいられるかを考えさせるには至っていない。小学高学年以上ならそこも同時に考えさせたい。

  • すごい絵とすごいことば。

  • まずはひとりでじっくり考えてほしい。

  • [江東区図書館]

    図書館入口のコーナーから適当に借りてきた一冊。
    夏なので、恐らく戦争モノコーナーになっていたんだと思う。
    なぜ戦争はよくないか。やや大人目線で、怒りをうちに秘めた教師が凛として生徒に伝え諭すような印象を受ける本。

    半ば強制で読ませたけれど、こういう本を読んで一瞬でも現実を顧みられるようになってくれるといいな。

  • 絵が不思議。戦争の目にドキッとした。

  • 作品としての完成度はそれなりだが、この語り口では戦争が天災で加害者のなきものとの誤解を招きかねない。戦争を描く際はそれが人災であることをより強調すべきかと思う。

  • 原色
    南米アフリカっぽいかんじ

  • 5歳の息子が、他の絵本に戦争のことが出てくるたびに悲しそうにいろいろ聞いてくるので、ちゃんと戦争のことが知れたらいいなと思い購入。
    なぜ戦争が起こるかといったことはわかりませんが、戦争がどういうものなのか、なぜいけないのかがわかる、こころに染みてくる少し怖い本でした。

  • 戦争を擬人化しておはなし仕立てで理由を説明している。
    低学年にはその設定が理解し難いと思われる。
    早口で読んで5分。

  • 簡単じゃない

全20件中 1 - 10件を表示

アリス・ウォーカーの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
モーリス・センダ...
トミー=アンゲラ...
谷川 俊太郎
はた こうしろう
ユリー・シュルヴ...
A.トルストイ
ポール・フライシ...
酒井 駒子
平田 研也
湯本 香樹実
マージェリィ・W...
デビッド マッキ...
佐々木 マキ
有効な右矢印 無効な右矢印
ツイートする