あかいありとくろいあり (かこさとしおはなしのほん 5)

  • 偕成社 (1973年1月1日発売)
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感想 : 15
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  • 本 ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784032060508

感想・レビュー・書評

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  • ニュースで「ひあり」が神戸港で見つかったと聞いて、恐怖が募ってしまった娘。あんまり蟻の話をするので、こんな蟻の話はどうだろうと読んでみました。
    娘は、くすくす笑いながら聞いていたけれど、母は、なんだか物足りなくて、あーあ、悪者が出てきて正義が勝つ的な本かーと、ちょっとがっかりしてしまったのでした。そして、そういう風に感じた自分にびっくり。
    実は、母は、小学校を卒業するまで、図書館でかこさとしを読むことが密かな楽しみで、かなりの読書家で、中学生が読むような本も読み漁っていたけれど、そういう本と並行して、かこさとしの本を繰り返し読んでいたのでした。
    この面白さを素直に笑えないなんて、私、おばさんになっちゃったんだなーと、なんだか寂しい夜でした。

  • 小さいありは力を合わせて。なんだな。そして自分の子供が見つからないのに、目の前のお菓子を優先させてて、アリだなぁ。とおもった(笑)

  • あかありしょうがっこう 「とっとことっとこちっちくちっちく」 くろいギャングあり。 「エッサカホイサカギャンガラギャン」 紙芝居の乗り。 キャラメルとビスケットが出てくる。

  • 加子先生らしい丁寧な絵と面白いストーリー。息子も好きだけど、母はひゃくいっちゃん派!

  • ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
    https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BN07402915

  • 赤蟻小学校1年生の「なっちゃん」と、お兄さんの「ぺっちゃん」。
    ある日の下校時、ぺっちゃんは黒蟻ギャングに誘拐されてしまいます(!)。
    なっちゃんもお母さんも近所のおじさんもおばさんも子ども達も、総出でぺっちゃんを探しますが――……

    やんちゃなぺっちゃんが救出された直後に「お母さんや皆さん方、心配かけてすみませんでした」って敬語で謝罪するシーンが印象的。昔の子どもはこうだったのかな。

    加古里子さんの絵本はあとがきまで楽しみなのですが、このお話が生まれるきっかけになったエピソードが本当に微笑ましくて大好きです。
    私も子どもの頃、蟻にアテレコしてたなあ……。

  • なんとも、ほのぼのとなる、かこさとしの絵本ね~

  • あかいありのほのぼのとした捜索のようすがほほえましいです。

  • こまかいありたちがさらに細部まで!

  • 図書館で借りてきた本。
    このシリーズをかなり読んでます。
    この本も正義が勝った。
    そうだろうって思ってても、読み終えると気持ちいい。

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著者プロフィール

かこさとし:1926年福井県武生市(現越前市)生まれ。大学卒業後、民間企業の研究所に勤務しながらセツルメント運動、児童会活動に従事。1973年退社後、作家活動、児童文化の研究、大学講師などに従事。作品は500点以上。代表作として「からすのパンやさん」「どろぼうがっこう」(偕成社)「だるまちゃん」のシリーズ(福音館書店)、「こどもの行事しぜんと生活」シリーズ(小峰書店)などがある。

「2021年 『かこさとしと紙芝居』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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