新世界へ

著者 :
  • 偕成社
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本棚登録 : 161
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784032212402

作品紹介・あらすじ

ぼくたちは飛ぶ、はるか遠く、新しい世界、約束の地へ。北極海を渡るカオジロガンの旅を雄大な風景の中に描くあべ弘士の新境地。

感想・レビュー・書評

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  • 雄大な自然が非常に美しく描かれた一冊です。深遠な新世界に思いを馳せながらお読みください。(はま)

  • あべ弘士さんが北極のスバールバル初冬へ行った時、このカオジロガンを見たそう。ペンギンに似た鳥はウミガラスでこちらも実際、会ったそう。
    そういう感動を絵本館に出来るっていいな〜。ニルスになって渡り鳥と旅してみたい。俯瞰で世界見てみたい。そんな願いが飛んでいく絵本。

  • 『こんちき号北極探検記』はあべさんがスバールバル諸島へ旅をしたときの日記でしたが、その旅で出会った生命の輝きが1冊の絵本になりました。

    はるか遠くにある約束の地を目指して飛ぶカオジロガンの群れ。
    彼らの3000キロ以上にもわたる旅、その途中に広がる北極の風景が、あべさんの筆で描かれています。
    氷山に浮かび上がる雪の模様、空を埋め尽くすようなウミガラスの大群、シロクマやトナカイなど北の地で生きる動物たち・・・。

    大自然の放つパワーに圧倒されます。

  • 新しい世界へ羽ばたいてゆく姿が、卒業を迎える子供達に重なります。

  • 渡り鳥の本。ダイナミックな絵柄。

  • 5分

  • 3分。読み聞かせに。全学年。横長の見開きでダイナミックな描写。詩的にも。科学絵本としても。五年生の大造じいさんとガンに合わせても。六年生の卒業にあわせても。

  • 子どもより親が感動した絵本

  • 絵が壮大な感じ

  • 科学絵本。スケールの大きさを感じられなかったのが残念。

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著者プロフィール

1948年、北海道旭川市生まれ。旭山動物園で飼育係として25年間勤務した後、絵本作家に。『あらしのよるに』で第26回講談社出版文化賞絵本賞、第42回産経児童出版文化賞JR賞受賞(1995年)、『ゴリラにっき』で第48回小学館児童出版文化賞受賞(1999年)、『ハリネズミのプルプル』で第14回赤い鳥さし絵賞受賞(2000年)、『クロコダイルとイルカ』で第23回けんぶち絵本の里大賞大賞受賞(2013年)、『宮沢賢治「旭川。」より』で第63回産経児童出版文化賞美術賞受賞(2016年)。そのほか絵本多数。

「2023年 『あてっこ どうぶつずかん だれ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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