- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784032220209
作品紹介・あらすじ
『ちからたろう』『しばてん』『ふきまんぶく』『とべバッタ』など、大胆な筆づかいで、ほとばしる生命の躍動を描いてきた絵本作家・田島征三が、忘れられない少年の日の原体験をテーマに取り組んだ入魂の一冊。
夏のある日、川の浅瀬に大きな魚がいるのをみつけたぼくは、そっと近づこうとしたが、足をすべらせて川に落ちてしまう。水の中で懸命にのばした指が魚にふれると、ぼくは無我夢中でそれをつかまえた──。
感想・レビュー・書評
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絵本作家・田島征三さんのタッチ。水のきよらかさや魚の命、自然の美しさ、原風景を描いた絵本です。筆のタッチが魅力いっぱいですね。田島さんの作品は子どものころはパワーが大きくて、読むのがこわい、しんどいなと思ったことがありました。大人になった今だからこの筆のタッチを受け止められたのか、それとも迫力ある筆のタッチを純粋に感じる子ども心がなくなったのか。う~ん微妙だなあと思いながら手にしました。こういった体験を、自然とできる子どもたちの環境を大切にしたいなと思います。
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田島征三さんらしい迫力のある絵。
内容は想像できたけれど、展開は想像以上。
個人的には最後から2ページめがしみじみよかった。
娘が小さいとき、毎晩の読み聞かせに「とべバッタ」をせがまれ、最後のセリフを娘自身が淡々と読んでいたことが忘れられませんが、この本も、そういう幼い子にきっと強い印象を残すんだろうな、と思いました。 -
田島さんご本人による朗読もお聞き逃しなく!(たかこさん)
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夏色いっぱいの1冊!
『さかなの命がぐりぐりあばれる」
の、表現がいい♪ -
ダイナミックな絵本。
生命の躍動感。
ザ・日本の絵本って感じ。 -
5歳9ヶ月
絵がダイナミックでよい
魚は陸では息ができないことを学んだ -
ぼくもこんな絵描いてみたいなぁ
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2021絵本50
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「夏のある日、川の浅瀬に大きな魚がいるのをみつけたぼくは、そっと近づこうとしたが、足をすべらせて川に落ちてしまう。水の中で懸命にのばした指が魚にふれると、ぼくは無我夢中でそれをつかまえた──。」