てんじつきさわるえほん 音にさわる:はるなつあきふゆをたのしむ「手」 (さわる絵本)

著者 :
  • 偕成社
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本棚登録 : 34
感想 : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (12ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784032261608

作品紹介・あらすじ

著者、広瀬浩二郎さんは、大阪の国立民族学博物館に勤務。全盲。視覚以外の感覚を総動員して、自分を鍛える修行に励み、琵琶で人の心をうつ「音」を創造した琵琶法師「耳なし芳一」の話からインスピレーションを得た、オリジナルの点字つきさわる絵本。春夏秋冬を視覚以外の感覚で感じてみよう、そしてそれを表現してみよう、ということをテーマにした、著者初めての、子どもを対象にした作品です。
新型コロナウイルス感染症の拡大とともに、そもそもさわるとはどんな意味をもっているのかという、基本的な問いに立ち返ることになったという広瀬さんは、「非接触社会から触発は生まれない」と発信を続けています。コロナ禍においては「さわる」ことがタブーのようなイメージとなってしまったが、目が見えない人だけでなく、誰にとっても本来生きていく上では必要なこと、意味のあること。そんな思いも込めて、いろいろな感触の隆起印刷を用いて、子どもたちがさわることから想像を膨らませることを忘れないように、ということを望んで作られました。イラストも明るくかわいく、とても明解です。見える子も、見えない子も一緒に楽しめる絵本。点字つき。

感想・レビュー・書評

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  • 全盲の著者が目に見えないもの(春夏秋冬)
    にさわるをテーマにしたユニークな絵本。
    コロナ禍で非接触が徹底されてきている状況下で
    企画、出版された絵本で、
    さわることの大切さを再認識できる。
    点字だけでなく桜やセミ、落ち葉に雪といった
    イラストも全てさわって楽しめる。

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著者プロフィール

1967年、東京生まれ。国立民族学博物館准教授。13歳の時に失明。筑波大学附属盲学校から京都大学に進学。2000年、同大学大学院にて文学博士号取得。専門は日本宗教史、文化人類学、触文化論。著書に『障害者の宗教民俗学』(明石書店)、『さわる文化への招待』(世界思想社)、『さわっておどろく!』(共著、岩波ジュニア新書)、『知のバリアフリー』(共編、京都大学学術出版会)、『身体でみる異文化』(臨川選書)、『ひとが優しい博物館』(編著、青弓社)など。

「2022年 『世界はさわらないとわからない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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