ともだちひきとりや (「おれたち、ともだち!」絵本)

著者 :
  • 偕成社
3.85
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本棚登録 : 799
感想 : 63
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  • Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784032320800

作品紹介・あらすじ

えー、みなさん!"ともだちひきとりや"をしっていますか?いらないともだち、ひきとります。おいもか、ほしざかなと、こうかんです。ともだちと、けんかばっかりしているひとに、おすすめです!"ともだちひきとりや"ことキツネとオオカミより。ひきとられたともだちは、どうなるのかって?それはひみつです…!3歳から。

感想・レビュー・書評

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  •  イタチとイノシシはともだち……のはずが、いつもケンカ別れ。2人の仲を取り持とうとキツネとオオカミは一計を案じ、“ともだちひきとりや”を始める。干し魚と交換でイタチを引き取ってもらったイノシシは……?


     図書館本。
     表紙で笑ってしまう、シリーズ第5作。
     キツネの作戦は面白いのだけど、なにも必ず2人ペアじゃなくても、と思ってしまう。このシリーズ、意外とみんなで遊ぶことがない。(シリーズ後半はそうでもないけど)

     イタチとイノシシのケンカ別れを見たオオカミのセリフ、『イノシシが もうちょっとな』。
     これ大人の言い方でしょ。小さい子にわかるのか? 下手すると大人でもわからない可能性が。
     冗長なセリフだと流れがぶち壊しになっちゃうのはわかるんだけど、もうちょっと、子供でもわかるようにならんものかね?

     ストレートに面白いのはこの辺りまで、かな。6作目以降は人間(?)関係や性格がめんどくさくなったりで、私は素直には楽しめなかった。

  • 「ひきとりやの ふりをして、なかなおりの とりもちやとは。」

    こんな素敵な言葉があるだろうか

  • >友だちとけんかしていたら〈ひきとりや〉がやってきた。
    キツネとオオカミが、いらない友だちをひきとります!? 
    シリーズ5作目。

    「おれたち、ともだち!」シリーズ。
    ともだちひきとりやって何だろう?と思いながら読み始めましたが、なるほど・・・面白かったです。
    今回のキツネとオオカミはイタチとイノシシの仲を取り持つ脇役っぽい感じ。
    いばりんぼうのイノシシが素直になれてよかったです。

  • なかよしのキツネとオオカミが、「あしたもともだち」で舌打ちしてたイタチと、そのなかよし?のイノシシの仲を取り持つお話。
    ジャイアンっぽいイノシシさんと、子分ではなく友達でいたいイタチ(けっこう強い)。
    ああ、自分の仲良しとこんな風なときに隣でイチャコラされたら舌打ちしたくもなるよな。

    いらないならもらっちゃうぞというやりくちはちょっと「いやいやえん」っぽい。
    オオカミさんまでチンドン屋っぽく扮装してるのはキツネの影響だろうか。
    いや、変装なんだけど。
    わらじに風呂敷、足を投げ出してどでーんと座るイノシシさんのおっさんくささも可愛い。
    ちょこんと座った姿もかわいい。

    今回はオオカミ・キツネペアがんばってるなあ。
    なかよしふたり組を描くシリーズだけど、他の子のためにもがんばれるのがこのシリーズの素敵なところだ。

  • 言動がどんどん荒っぽくなってくる男の子たちにちょっと聞いてほしくて、低学年の子の読み聞かせ本に選びました。

    言うこときかない友だちを、「ともだちひきとりや」が引き取ってくれました。さぁ、どうなる?というお話。

    タイトルのネーミングが気に入っています。このともだちシリーズは、男の子の親をしている私にはとてもしっくりくる内容で、ずっと子どもたちと読んでいきたいな、と思っています。

  • 2023.06 3-2

  • 「えー、みなさん!"ともだちひきとりや"をしっていますか?いらないともだち、ひきとります。おいもか、ほしざかなと、こうかんです。ともだちと、けんかばっかりしているひとに、おすすめです!"ともだちひきとりや"ことキツネとオオカミより。ひきとられたともだちは、どうなるのかって?それはひみつです…!3歳から。」

    お。このシリーズ道徳的で苦手やってんけど、この話はいい話、うまいな。ケンカするイノシシとイタチ、2人を仲直りさせる作戦。なるほどねぇ!「ひきとりや」がひきとった人を大事そうに神輿に担いで去っていくのがおもしろい^^

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00304786

    友だちとけんかしていたら〈ひきとりや〉がやってきた。キツネとオオカミが、いらない友だちをひきとります!? シリーズ5作目。(出版社HPより)

  • イノシシは自分でも思いがけない言葉を心で叫んでいました。
    ひきとりやのふりをして、仲直りのとりもちとは。

  • 今回の二人はシミラールックで登場(縦縞と横縞)。
    イノシシとイタチの仲を取り持つ(イノシシの改心を図る)。グラススキーをするイタチかわいい。
    裏表紙はひきとりやメイク中の二人。

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著者プロフィール

《ありえる》
父は桃太郎。母はかぐや姫。妻は白雪姫。
エッセイ『絵本のことば 詩のことば』
詩集『ことばの遊園地』『たちつてと』
《ありえない》
1941年、福岡県大牟田市生まれ。
絵本『ともだちや』。

「2024年 『ありえない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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