ありがとう ともだち (「おれたち、ともだち!」絵本 6)

  • 偕成社 (2003年6月1日発売)
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本 ・本 (32ページ) / ISBN・EAN: 9784032321203

感想・レビュー・書評

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  • キツネはオオカミさんのおうちで初めてのお泊まり。
    「あしたは海へ連れてってやるからな」

    オオカミさんとキツネは海釣りへ行きました。
    オオカミさんは「クマの10倍はあった」というデッカいカジキを釣って見せてやると大ボラを吹きましたが…。
    魚が釣れるのはキツネばかり。オオカミさんは一匹もつれません。
    釣れたの子ダコの大海賊だけ。
    キツネがゲラゲラ笑うと、オオカミさんはキッとした目で
    「おかしくない!お前が周りでバタバタしてたからカジキが釣れなかったんだ!お前のせいだ!」
    と言った後で、
    しょんぼりとして、小さな声で
    「ごめんな、キツネ。カジキが釣れなくて」

    ところがキツネは「なに言ってるのオオカミさん。
    もっともっと、でっかいおおものを釣ってくれたじゃない」

    ありがとうオオカミさん。
    ありがとうキツネ。
    ありがとう、ともだち!

  • Macomi55さんの本棚から図書館予約
    内田麟太郎作・降矢なな絵
    「おれたちともだち!」シリーズ
    最初の「ともだちや」がものすごくよくて
    このシリーズ、大好きです
    読み聞かせにと思いましたが、
    夏まで待つことにします(^^♪

    降矢ななさんの絵が画面から弾けていて
    一緒に自転車に乗って海に行ってしまいます

    ともだちっていいな

    ≪ まるごとの うみをつったよ きみのため ≫

    • Macomi55さん
      はまだかよこさん
      読んで頂けて嬉しいです!
      この本はすごくおすすめなのです。
      内田麟太郎さんと降矢ななさんは最高のコンビですね!
      はまだかよこさん
      読んで頂けて嬉しいです!
      この本はすごくおすすめなのです。
      内田麟太郎さんと降矢ななさんは最高のコンビですね!
      2023/12/07
    • はまだかよこさん
      Macomi55さんへ
      ほんと、最高!ですね。
      ホロッとさせるストーリー
      ダイナミックな構図、ちょっとにくらしい表情(笑)
      大好きで...
      Macomi55さんへ
      ほんと、最高!ですね。
      ホロッとさせるストーリー
      ダイナミックな構図、ちょっとにくらしい表情(笑)
      大好きです

      わざわざコメントありがとうございました
      2023/12/08
  • オオカミの家にキツネがお泊まりに来ました。安定の仲良しコンビですねぇ。ところが、まだ海を見たことがないと言うキツネを喜ばせようと話を盛りすぎて、海釣りでカジキマグロを釣るとか言ってしまったオオカミ。そういう時に限って何にも釣れない…(「鉄腕DASH!!」でよく見る情景)。自棄になってバケツを一つ蹴飛ばしたけど、そこでぐっと抑えて「ごめんな」を言えたことを、私は褒めたい! 「海が釣れた、まるごとの海が…てんこ盛りの海」として2匹で見つめる夕焼けの美しさと言ったら! 海釣りの歌を歌い踊るラストシーンで、つながりこダコもいいキャラしてる!

  • いいとこ見せたいオオカミさんと、さりげなく包容力とやさしさを見せてくれているキツネ。いーバランスの仲良しさんです。・・・ちょっとバカップル入ってますが。

  • 狼は、海でカジキを釣ったと嘘をついて、今日も釣ってやると言ってしまって...。

  • >いいとこ見せようと、海づりに行ったオオカミ。
    大失敗してがっかりさせたはずなのに、キツネがいった言葉は? 
    シリーズ6作目。

    「おれたち、ともだち!」シリーズ。
    キツネにいいところを見せたいと張り切る(でも、ことごとく失敗)オオカミの姿がかわいい。
    残念ながらカジキは釣れなかったけれど・・・温かいキツネの言葉がよかったです。
    ページいっぱいに広がった夕焼けの海がとてもきれいでした。

  •  大物を釣り上げたと見栄を張ってしまったオオカミ。キツネと海へ出掛けたが、釣針には小魚一匹掛からない。釣果が全くふるわずイラつくオオカミだが……?


     図書館本。
     降矢ななの新境地?! コマ割り形式のページが登場する。
     絵をたくさん見られてお得ではあるが、ちと見づらい。このへんは好みの問題かな。私は「風が吹くとき」みたいな画面だと読む気が起きない方なので。

     プライドの高いダメ亭主(オオカミ)と、モチベーションを上げるのが上手い糟糠の妻(キツネ)みたいな図式になってきた(笑)。

     ところで、小ダコ、煮付けて食べないの? もったいない。




  • 「タコが99ヒキいたのがびっくりした。キツネが可愛くて、オオカミが怒ってたのが可哀想だった、こんなに釣れたのに。オオカミがゴメンねって言ってたのがえらいなって思ったけど、いじわるは言っちゃダメだよねー。た。食べてたし踊ってたしおいしそうだった」

  • 4歳の娘用に。
    キツネとオオカミの友だちシリーズ。
    このシリーズは娘も私も好きでよく借りて読んでいます。
    今回は海に釣りに行く話。
    タコが釣れたところの絵は娘が爆笑。
    最後はキツネの言葉にジーンときました。
    海釣りだから海を釣る。
    オオカミさん、ありがとう。

  • キツネとオオカミは海釣りへ。
    キツネに良いとこを見せたいオオカミだけど、全然いいところが見せられない。それどころか、八つ当たりまでしてしまう。
    でも、そんなオオカミのことをフワッと許してしまうのがキツネのあたたかさ。そして、オオカミも可愛い。
    初めてのお泊まり、初めての海。
    キツネのおおらかさに救われます。

  • 今回は海釣りに行くお話。
    ひとりでいく度胸がなくて海をみたことがないキツネ。
    大物を釣っていいところをみせたいオオカミ。
    オオカミはやっぱりええかっこしいで負けず嫌いだけどちゃんと成長してる。キツネもオオカミを理解してる。
    キツネがいたから右往左往してがんばれるし、オオカミがいたから海に来られた。
    今回のキツネはかっこいいな。


    コマ割りされた絵は細部まで楽しい。
    一枚絵のひろいひろい海は大きい。
    夕焼けと朝焼けがそれぞれに美しい。

    今回のキツネファッションは「ひきとりや」に続いてのペアルックから、オオカミさんの釣り用ベストにお召し替え。
    おしゃれさんなキツネがブカブカのベストを喜んでいるのが可愛い。
    昭和風の自転車もレトロで可愛い。

  • 図書館で借りてきた本。
    ジーンときた。
    オオカミもキツネも物語では悪役だけど、彼らの友情は素晴らしい。
    ハヅキ(3歳1か月)もキツネの優しさがわかるかな?
    こういう子になってほしいよ。

  • キツネを喜ばせよう、いいとこ見せようと頑張るオオカミが愛らしい。
    ともだちシリーズは、オオカミとキツネのキャラクター設定がいい。ともだちっていいなぁと思わずにはいられない。
    (読んだ時期:4歳5ヵ月)

  • ともだちシリーズ第6弾。
    まだ海を見たことがないというきつねに、おおかみは海の大きさや、マグロを釣った時の話をします。
    でも、実はおおかみ、カジキマグロなんて本でしか見たことないのです。
    きつねにいいところを見せたくて、おおかみはきつねと一緒に海へおでかけ。
    なにがなんでもカジキをつろうとがんばります。

    ウソだってホントにしちゃえばいいよな。
    がっかりさせたくないからな・・・・・・

    …でも結局釣れたのは沢山のタコだけ。
    落ち込むおおかみに、きつねが言ったことは
    「ぼくたちうみづりにきたんでしょ。それで うみがつれたじゃない。」

    このふたりの友情の強さに感動。とくに、これまで気弱のイメージが強かったきつねの、心の広さを感じることができました。

  • 友達同士のオオカミとキツネが主人公のシリーズものです。マンガちっくな構成なので、読み聞かせするときはあっち読んだりこっち読んだり、と、ちょっと苦労するのですが、相手を思いやる優しい気持ちが伝わる絵本だと思います。

  • 職場の方に借りてよみました。
    (も、シリーズ化?笑)

    絵本ならでは。
    おおかみときつねが友達っていう設定も。

    おおかみの「いいとろこを見せたい」
    って気持ちとはうらはらに
    なかなかうまくいかない現状。

    お互いにお互いを喜ばせようと
    一生懸命な感じが、イイですね〜

    それが「ともだち」なのかな?

  • オオカミは、初めて泊まりにきたキツネに対して”海でカジキを釣った
    ”と嘘をついてしまった。翌日、海に釣りにいくことになって、出かけていったが、キツネだけつれていた。
    最後にオオカミが大きな引きがきて大物!と思ったら。。。

    キツネを喜ばすために、必死になって頑張るオオカミ。
    そんなオオカミの姿を見て、気を使うキツネ。

    結局、カジキはだめだったが、キツネがオオカミにいったキツネの
    一言で仲直りができるというところは、友達のありがたみがわかる
    絵本です。

  • 【おれたちともだち】シリーズ6。夏のおとまり。これだけで十分ワクワクするシチュエーションなんだけど、二人で海釣りに出かけることになった。キツネに尊敬されたくて、頑張るオオカミだが・・。ワクワクは成果じゃない。場所でもない。大事なのは、誰といっしょかなんだ!

  • 5歳10か月

    8歳2か月

  • ともだち、ありがとな。
    うみはでっかいな…
    でっかいうみの絵が綺麗すぎて本当に景色を見ているようだった…
    ありがとな…

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著者プロフィール

《ありえる》
父は桃太郎。母はかぐや姫。妻は白雪姫。
エッセイ『絵本のことば 詩のことば』
詩集『ことばの遊園地』『たちつてと』
《ありえない》
1941年、福岡県大牟田市生まれ。
絵本『ともだちや』。

「2024年 『ありえない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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