- Amazon.co.jp ・本 (47ページ)
- / ISBN・EAN: 9784032322200
感想・レビュー・書評
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今回はいつもと少し違った形式。
歌舞伎や落語の舞台のようなはじまりで、川柳風の文章と浮世絵みたいな挿絵が続く。
オールスターの人間関係(人間じゃないけど)を切りとったワンシーンの束。
何度でも眺めたい。
今までのおはなしにのっとったものもあれば、そうじゃないものもある。
誰かと誰かの風景は必ずしもいつものペアではなく、そこでこうくるか!というのも面白い。
たとえば浮き輪でぷかぷかしているのが子ガモだったり。
カモなのにっていうのと、「ありがとうともだち」の裏表紙を思い出すのと、二重にニヤニヤできる。
「あいつもともだち」につづいて、オオカミさんはヤマネが大好きっぽいなあ。
ヤマネの「はんぶんこっ!」は確かにものすごく可愛い。
ヤマネ大好きなオオカミさんをキツネはジト目で見ているけれど、それはそれとしてキツネとヤマネも仲良くしてるのが良い。
相変わらず小物まで素敵。
キツネが使っている文机?箱状の机の天板がななめに開いてそこで書きものができるようになっている道具はなんていうんだろう。あれ可愛い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
か!わ!い!い!!
このシリーズ全部集めたいと思ってむせび泣きたくなる夜がある。それくらい好き。
今までのキツネとオオカミさんを振り返りつつ、素敵なおまじないを教えてくれる。 -
みにぴ ミク氏 2010.12.18