あさになったのでまどをあけますよ

著者 :
  • 偕成社
4.24
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本棚登録 : 2205
感想 : 230
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784032323801

感想・レビュー・書評

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  • あさになったらまどをあけたくなる

  • 息子6歳
    息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ

    〈親〉
    絵が好き ◯
    内容が好き ◯

    〈子〉
    読んだ◯
    何度も読む(お気に入り)
    その他

  • 0y9m
    「こんなに贅沢な絵本があるんだ…」というのが親の最初の感想。
    9ヶ月の子は最後までじっとしておくのは難しけど、街のページはいつも喜び、触れようとする。

    1y6m
    小さく描かれている窓を開ける人を探し、指差しながら「おーはーよー!ちゅ!」と言う可愛い遊びをしながら読んでいる。

  • 読み聞かせ 3分 

    「地球全体のどこかが朝だから、朝を追いかけるっていう絵本を作った。」と、荒井良二さん。

    ・この絵本は東北地方太平洋沖地震の震災後に出版された本だが、荒井さんは被災地に向かいながら「被災地でワークショップをやることは、どういうことなのかを自問自答していて、「朝が来たら、窓を開けるぐらいの役目かな」と思ったそう。この本は自然名が流れで素直にタイトルをつけた。日常の延長線上にある絵本である。
    ・日本以外の風景もあるが、これは創作ごとだそう。どこの風景かはわからないが、外国のどこか。想像力を働かせて遊んでね。そして、主人公は人ではなく朝。

    感想:
    被災後に作られた本だとは知らなかったが、
    眺めていてとても気持ちがよい本。元気いっぱい!ではなくて、でも、いい一日がはじまりそうな。深呼吸をしたくなるような本。

    「あさになったので まどをあけますよ」
    「だからぼくは ここがすき」

    声に出して、つぶやきたくなる。
    自分ちの家の窓を開けてみる。
    うーん・・干しっぱなしの洗濯物とコンクリート以外に何も見えない 笑

    『こんやはそらにまるい月』とセットで、大切にしている。

  • 思わず声にだしてみたくなる不思議で温かい言葉。

    ”あさになったので まどをあけますよ”

  • 荒井さんの絵と、色使い、踊っているような楽しい文字がだいすきで買いました
    元気になれる絵本。
    あさになったので、まどをあけますよ
    きみのまちははれているかな?
    という短い言葉と共に、朝が来ることを待ち遠しくさせる絵本。
    まどをあけたときに、この景色がすき、というところに住みたいなあ、と思う。

  • 震災後、荒井良二さんが自分にできることは何か?と探す中で生まれた絵本だそうです。

    描かれた風景が美しくて、時間を忘れて眺め続けました。朝の気持ちいい空気とか希望を持つ心を呼び起こしてくれる絵本です。朝を迎える山や海の風景を通してずっと昔からこうだったし、これからもきっとこうだ、という安心感を感じました。

  • 当たり前に自然はそこにあって、当たり前に道行く人は急いでいて、当たり前に雨が降ったり晴れたりする。その世界で生きていることが特別で、幸せなことなんだって改めて感じた。

  • 当たり前の日常の姿が素敵です

  • この一年振り返ると残念な事不自由な事に心が向かいがちでした。しかし、人間が右往左往してる中でも桜が咲き、新緑が輝き、蝉は鳴く。紅葉のグラデーション、真っ白な雪景色。自然だけでなく、当たり前にある家族の笑顔、日常のささやかな喜び。何気なくあるでも確かなものにどれほどの喜びと安らぎを与えてもらったんだろうかと改めて気づかせてもらった一冊です。(ゆかさん)

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著者プロフィール

1956年山形県生まれ。『たいようオルガン』でJBBY賞を、『あさになったので まどをあけますよ』で産経児童出版文化賞・大賞を、『きょうはそらにまるいつき』で日本絵本賞大賞を、『こどもたちは まっている』で日本絵本賞を受賞するほか、2005年には日本人として初めてアストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞するなど国内外で高い評価を得る。また、NHK連続テレビ小説「純と愛」のオープニングイラストを担当、2018年まで「みちのおくの芸術祭山形ビエンナーレ」芸術監督を務めるなど、その活動の幅を広げている。

「2023年 『みんなたいぽ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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