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Amazon.co.jp ・本 (36ページ) / ISBN・EAN: 9784032324105
みんなの感想まとめ
自然との調和や日常の美しさを描いた詩と、それを力強く表現する絵が融合した作品です。工藤直子の詩は、読むと心が和み、思わず笑みがこぼれるような温かさがあります。一方、石井聖岳の絵は自己主張が強く、最初は...
感想・レビュー・書評
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詩人の工藤直子さんの詩の絵本ですね。
絵は、石井聖岳さん(1976年生まれ)画家、絵本作家
工藤直子さん(1935年生まれ)が、いっしょに遊んだ友だち「おさななじみ」を歌った詩集です。
『これらの詩の原型は、詩集「のはらうた」の前にうまれました。』と語られています。
おーい太陽
綿雲に 花の香りをふくませて
太陽が そらを みがいている
コシコシ コシコシ
ときどき その綿雲で
ああ いい天気だ いい風だ
太陽が ひとやすみして見おろすと
花や 草や 虫たちが
おーい太陽
はーい なんだい?
あーそぼ
太陽は 光をこぼして みんなとあそぶ
綿雲を ひっぱりよせて かくれんぼしたりする
ああ 天と地が いっしょに踊っている
ぴかぴか
ぴかぴか
赤とんぼ テン・テン
ススキが ゆらりと 空を見あげると
あおい空いちめんに
あかい水玉模様が テン・テン
あれは なんだ? なんだ? なんだ?
あれは 赤とんぼ!
テン・テン・テン・テン にぎやかだ
赤とんぼ 空の海にうかんで
まるで 波の あぶくみたいだ
あぶくになって あっち こっち
テン・テン・テン・テン いそがしい
ススキが ゆらりと 空を見あげると
とんぼの めだまに
ススキが うつってるよ
「わあい ぼくたち 空で ゆれている!」
ススキ うれしくて 野原で手をふる
赤とんぼも うれしくて
大空で ちゅうがえり
おーい太陽(つづき)
毎日 毎日 またあした
毎年 毎年 またあした
「またあした」と
太陽は かえっていく
でも
太陽が きえたあとの
ぽっかり あいたところへ
なにか やさしいものが そっと入ってくる
ーだいじょうぶだよ というふうに そっと
だから
花や 草や 虫たちは あんしんして眠る
花や 草や 虫たちは あんしんして笑う
いまも
いつでも
いつまでも
大自然と生き物たち(とくに虫たち)の命を、高らかに歌い上げる。おおらかで、やさしさにあふれ、ロマンを満喫して、ファンタスティックに語りかけてきます。
石井聖岳さんの油絵の草花や虫たちが、自然の恵みを浴びて、キラキラと輝きます。
工藤直子さんは『「おさななじみの詩」たちを、あらためて読みなおし、じんわりと「おさななじみ」とおつき合いしなおし、のんびりと春夏秋冬のながれにそって、新しい詩にまとめました。
それに、このたびは、
♪ひろびろ・きらきら・さやさやの絵がいっしょ!
わーい。まるで地球の遊び場だ。おひさまが待っています。』とよろこびを綴られています。
工藤直子さん、素敵ですね。いつ読んでも、いっしょに、地球の喜びを分かち合えますね♪
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読んでいると自然にウフフフフ…、ウフフフフ…と静かな笑いが出てきます
地球パラダイス
2012.09発行。字の大きさは…中。
大好きな工藤直子さんの詩と、あたたかく、大胆な石井聖岳(きよたか)さんの絵です。
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最初見たらどちらが主役か分からないような(笑)
詩に寄り添うのではなく。
絵は、凄い自己主張をしています。
読むのが楽しみです(*^_^*)
詩を読んで絵を見て行くと、見事に絵は詩をホローしています。凄いですね(*^_^*)
工藤さんの詩が、
読んでいると自然にウフフフフ…、ウフフフフ…と静かな笑いが出てきます(*^_^*)
この詩は、とても良いです。
そして絵を見るとそうだよなと思えてきます。
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【読後】
絵本の大きさは、B5用紙より少し小さい真四角の大きさです。
見開きで工藤さんの詩があって、次のページに強烈に自己主張している石井さんの絵があります。
しかし、読んで行くと石井さんの絵は、不思議と邪魔になりません。なにか詩と絵が繋がっているように思えます。読む前に感じたことが嘘のように思えます。なぜだろう……。
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【おーい太陽】
綿雲に 花の香りをふくませて
太陽が 空を みがいている コシコシ コシコシ
ときどき その綿雲で
じぶんの顔を ふいている つるり ぴかり
ああ いい天気だ いい風だ
太陽が ひとやすみして見おろすと
花や 草や 虫たちが
おーい太陽
はーい なんだい?
あーそぼ
太陽は 光をこぼして みんなとあそぶ
綿雲を ひっぱりよせて かくれんぼしたりする
ああ 天と地が いっしょに踊っている
ぴかぴか
ぴかぴか
2021.07.11読了 -
自然についての詩が書いてあって、心が落ち着くような詩集でした
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ステキな詩を読んで ページをめくるのが 楽しみな 1冊。文章と 絵が 別々な ページというのも アリですね♪
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9歳7ヶ月の娘
6歳7ヶ月の息子に読み聞かせ
工藤直子さんの詩
のはらうたが好きで読んでいたな〜
懐かしい。
娘セレクトで
声に出して詩を読んでみたけど
楽しいな。イメージがわく。
ページも
文字だけとイラスト交互だから
まずは詩だけで頭の中に
自分でイメージして
ページめくってイラスト見て
うんうんこんな感じ〜ってなって
楽しい。
絵も素敵なんだなー -
絵と、詩の絵本。
ページをめくると、カラフルで元気な絵が目に飛び込んでくる。
作者は『のはらうた』を書かれた方。 -
「のはらうた」の工藤直子さんの詩に絵がついた。
やさしい詩の世界が感じられる、優しい絵。
著者プロフィール
工藤直子の作品
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