ひみつだからね

著者 :
  • 偕成社
3.10
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本棚登録 : 60
感想 : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784032326208

作品紹介・あらすじ

ひみつだからね
これは ほんとうは
ぼくだけのひみつなんだけどね
きみには とくべつに おしえてあげるよ

だれも知らないひみつの場所で、スピピーってくさぶえをふくとね……ガタンゴトン、タヌキの電車がやってくるんだよ!
池のほとりのふしぎなお城とお姫さま、林のおくで昼寝している木のおじいさん、波うちぎわにあらわれる大きな海賊船……。道に落ちているものや些細なできごとを、自分だけのとくべつななにかに変えてしまう、すべての子どもがもっている魔法の力を描きます。

日本絵本賞を2度受賞した著者が、幻想的な景色をぎゅっと詰めこんだ濃密な空想世界。日常を旅するように生きる子どもたちに。

感想・レビュー・書評

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  • ひみつだからね。ここでスピピーって草笛吹くとね、タヌキの電車がやってくるんだよ。ひみつだからね、あそこの池のほとりでね、かめたろうに電話するとね…。すごい秘密が続々とでてきます。ちょっと怖いようなページもあるけど、楽しい絵本です。

  • 次々と起こる不思議に、胸をときめかせられるかどうか。

    想像の翼を広げることのできる人は、この絵本に親しみを覚えるんだろうけれど、中途半端にリアリストな自分は、「だから、どうした」なんて、とげとげしい気持ちを抱いてしまったり。情緒の欠片もない自分が嫌だわあ。

    そういう時は、頭の柔らかな子どもと一緒に読むと良いかもしれない。夢と現実を簡単に行き来できる子どもなら、こういう絵本はぴったりで、彼らが喜んでいる姿を見ていると、こちらも自然とおおらかな気持ちになるはずだから。

  • 「ひみつだからね」と言いながら、男の子がちょっとドキドキする不思議な場所を教えてくれる。
    暗めの色彩が少々不穏な雰囲気を醸し出し、4歳10ヶ月の息子の怖がりセンサーが早々に作動w
    タヌキの車掌の電車がやって来る森や“なまずのおひめさま”の住む池、蝶々の舞う高台、木の根元のブザー…その場所その場所で豊かに広がる男の子の想像の世界ってことなのかな。
    最後に姿を現すお姉ちゃんは遊んでる男の子を迎えに来ただけなんだろうけど、背景の毒々しい夕暮れの空が妙に不安を煽る。

  • 男の子が秘密を教えてくれる。
    えっ、私でいいの?
    ‥なんて思いながら告白を聞いていくと‥
    ファンタジックだったが少し怖かった(笑)

  • 5歳10ヵ月

    〈親〉
    絵が好き ◯
    内容が好き ◯
    今回は早すぎた。いつかまたよんであげたい

    〈子〉
    初回からくいつく ◯
    何度も読む ◯

    その他


    そこにあるいろいろなモノに手を伸ばして遊びにしてしまうのは、こどもならではのこと。
    危険なモノかもしれないから「触るな!」と何度も注意するけれど、いっこうにやめないのは男子アルアルか。
    そんな親を悩ます問題も、絵本の中のこと、であれば許されちゃうのは、不思議だなあ。

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著者プロフィール

東京都出身。『のっぺらぼう』(ポプラ社)で第16回日本絵本賞および読者賞、『ばけバケツ』(小峰書店)で第23回日本絵本賞受賞。絵本に『ちょうつがいきいきい』(岩崎書店)など多数。

「2021年 『ねじれた時間のキョーフ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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