バーバちゃんのおきゃくさま (創作こども文庫(23))

  • 偕成社
3.96
  • (8)
  • (8)
  • (9)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 117
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784033132303

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 創作絵本。
    あひるのバーバちゃんに、これからいいものをみせにいくと電話があった。バーバちゃんはお客様のためのいいものをかいにでかけた。こどもたちとけんけんぱや縄跳びをして遊びながらあるいていると、黄色い傘をさした女の子と会う。傘にはあひるとこりすの絵がついていてバーバちゃんととちゅうからついてきた子リスは大喜び。大きな風が吹いて3人は傘と一緒に舞い上がる。そして今度は一回転して川に落ち、傘を船にして流れていく。そのまま川は池に流れ込んでバーバちゃんの家までたどりつく。バーバちゃんはあわてておうちに駆け込んだけれど、お客さんはまだ来ていなかった。お客は実は女の子で、いいものは黄色い傘だった。バーバちゃんはいいものは自分がもらえると思っていたけれど、みせてもらって、のせてもらって満足。傘を干して、ビスケットで三人でお茶をした。
    カラーの可愛らしい水彩画。縦書きの文章で文字も大きく、自分で読む子どもにも読みやすい。

著者プロフィール

1924年福岡県生まれ。文化学院文学部卒業。詩人・児童文学者。北海道、樺太(サハリン)で幼少期を過ごす。『ちびっこカムのぼうけん』(理論社)、『くまの子ウーフ』(ポプラ社)、『ふらいぱんじいさん』(あかね書房)など、世代をこえて読み継がれる作品が多くある。絵本に『はけたよ はけたよ』(偕成社)『たまごのあかちゃん』(福音館書店)など。ましませつこ氏とコンビを組んだ絵本に『おいしいよ』『うめぼしさん』(こぐま社)がある。産経児童出版文化賞、日本児童文学者協会賞など、受賞多数。

「2022年 『りぼん ちょうだい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

かんざわとしこの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×