ゆきひらの話 (安房直子名作絵童話)

著者 :
制作 : 田中 清代 
  • 偕成社
4.03
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本棚登録 : 65
レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (48ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784033134109

作品紹介・あらすじ

あなたのお家の台所に、しまいっぱなしでわすれてしまったおなべはありませんか?もしあなたが、風がふいてさむい冬の日に、ひとりぼっちでお家にいたら…ちょっとだけ耳をすませてみてください。コトコト、コトコト。ほら。なにかきこえてくるかもしれません。小学校低学年から。

感想・レビュー・書評

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  • 風邪で寝込んでいるおばあさんに、台所のゆきひらが話しかけてくる・・・。

    体調の悪いときは心細いですものね。ゆきひらの作ってくれたりんごの甘煮のおいしそうなこと。雪で冷やすというところが素敵ですね。

  • タイトルのゆきひらという茶色のお鍋、昔どこかで見たなーなんて思いながら手にとってみた。
    病気のおばあさんを励まそうとりんごの甘煮を作るゆきひらくんの優しさに和む。
    多分、このおばあさんのお母さんに丁寧に扱われてきたからこんなに尽くしてくれるんだろうし、りんごの花びらが舞い散る中での再会という夢も見せてくれるんだろうなあと予想するとぐっと深みがます話になる気がしてくる。
    安房さんのりんごの甘い匂いがただよってきそうな珠玉の文章と、田中清代さんの柔らかい挿絵がとってもお似合いの童話絵本。

  • ゆきひらが欲しくなりました。

  • 優しいはなしだなあ。
    最後のレシピだけで星プラスする価値があるよ。

  • 10分くらい。
    古い小さな一軒家に、おばあさんが風邪をひいて寝ていました。
    長いこと、風邪が治らないおばあさん。
    すると台所から、コトコトと音が。
    誰ですか?の問いかけに「ゆきひらです」という返事。
    見るとそれは、小さなゆきひら鍋でした。
    ゆきひらは、おばあさんのために、りんごの甘煮を作ります。

  • 安房直子のお話に絵をつけた絵本。
    風邪をひいて寝込んだひとりぐらしのおばあさんと、しまいっぱなしだった古い雪平鍋のおはなし。
    おばあさんのさみしさが、「独居老人だから」ではなく「病気で弱ってるから」なのが良い。

    私は展示品以外のかまどをみたことがないし、ゆきひらだって蓋なしのアルミ製しか使ったことがない。
    りんごの煮たのは好きじゃないし、草履の感触も知らない。
    おばあさんの経験と重なる部分なんてほとんど持っていない。
    なのに、懐かしいような気持ちになる。

    きざんんだりんご(病人にきざませるのはどうかと思うがなべだから自分じゃ切れないってのが変にリアルで面白い)を、とろ火でじっくり煮て、雪の中でゆっくり冷ます。
    発熱した体温に冷たくて甘いりんごを、ひとくちずつ味わって食べる。
    すべてが丁寧に、ゆったりと流れていく。


    巻末に、りんごの甘煮の簡単なレシピつき。
    『風のローラースケート』では風呂吹き大根を煮たくなったけど、これもまた土製ふたつきの雪平でゆっくり作りたくなっちゃう。

  • りんごの甘煮がすごくおいしそう。小さい頃風邪の時に母が作ってくれたいろんなものを思い出しました

  • 我が家ではりんご煮と言っているりんごのあま煮。
    やさしいゆきひら鍋のあったかいお話。
    冬のよみによさそう^ ^

  • とってもいい話

  •  おばあさんが病気でねていると、台所のゆきひらが…。リンゴの甘煮がとってもおいしそう。冬のお話。

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