カエルのおうじさま (3人のまじょとドラゴン)

  • 偕成社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784033134505

作品紹介・あらすじ

カエルにキスをしたら、カエルはバーン!とパンクして、王子さまに変わった。ところがこの王子さま、なにやら怒っているようで……。

感想・レビュー・書評

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  • バラバラそうにすむ、三人のまじょとドラゴンのおはなし。

    むかし、森の中のバラに囲まれた〈バラバラ荘〉に、三人の魔女がドラゴンと一緒に住んでいた。
    のっぽのベルバラはおしゃれな魔女。
    ふとっちょのベツバラは食べることが何より好き。
    ちっちゃいプチバラは知りたがりで本が好き。

    ある日のこと、ベツバラがカエルにキスをすると、カエルはバーン!とパンクして、りっぱな王子様に変身。
    「なんてことをしてくれた!わたしはカエルのままでいたかったのだ!」
    カエルの姿で真実の愛を見つけた王子様は、彼女と同じカエルの姿に戻りたい。
    そこで王子様をカエルの姿に戻すために、三人の魔女たちはドラドラばばさまを探します。


    面白かったです。
    温室に入り込んで、魔女の魔法に必要なカエルを片っ端からパンクさせてしまうドラゴン。カエルにキスしたら王子様になると思ったのにならなかったというプチバラ。ガマガエルにキスをして、体中イボイボになってしまったというベルバラ。そして、カエルを王子様に戻したのに、怒られてしまうベツバラ…。
    展開が早く、ユーモアに溢れてる!

    ベルバラ、ベツバラ、プチバラ…原作ではどんな名前なのかな―?と思ったのは、本作がヨーロッパ味が溢れていたから。作家はおおともやすおさん。日本の作家さんの作品でした。イギリスっぽ―。

    2巻と知らずに借りてきてしまった。1巻もまたいずれ。

  • うた作詞・作曲/なとりちづ
    装丁/森枝雄司

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著者プロフィール

おおともやすお 我が子に触発され絵本を描き始める。作品に『どうすればいいのかな?』をはじめとする「くまくんの絵本」シリーズ、『あらいぐまとねずみたち』『ざりがにのおうさま まっかちん』『いちばんでんしゃの しゃしょうさん』『ぼくのママはうんてんし』『いちばんでんしゃの うんてんし』『ボルネオでオランウータンに会う』(以上、福音館書店)「くまたくんのえほん」シリーズ(あかね書房)「3にんのまじょとドラゴン」シリーズ(偕成社)など多数。

「2016年 『ハワイ島のボンダンス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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