こわいことなんかあらへん

  • 偕成社 (1981年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (54ページ) / ISBN・EAN: 9784033230306

感想・レビュー・書評

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  • 2012.5.12.sat

    【経路】
    図書館。こどもが描いたイラストに惹かれて。

    【感想】
    実話で、重い知恵遅れの「やよいちゃん」に対する「いくる君」の思いを綴った絵本。
    知恵遅れのこどもが集う「止揚学園」の総リーダーを父にもついくる君は、彼らと生活するなかで、大きなこころを手に入れる。
    みんな同じ人間なんだから、仲良くできたらいいのにね。その思いは、「可哀想と思うことも差別だ。助けようかと申し出て、いらないというなら、じぶんでやりたいということなんだから引き下がるべきだ」ということにも通じている。
    「助けようとしてるのに、こいつはひねくれている」と思わずにそうできるのは、相手の立場にたって考えているから。
    知恵遅れの人に対してと言わずも、身近な人にそんなスマートなフォローができるようでありたいなと思わされました。

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著者プロフィール

1932年、滋賀県近江八旗市に生まれる。1956年、同志社大学を卒業。学生時代より、障害児の教育と差別問題に取り組む。教育心理学を専攻。1962年、多くの人の協力により、知能に重い障害をもつ子どもの施設、止揚学園を設立する。止揚学園は共同体性をもつ施設であり、障害児・者差別に対する抵抗運動、教育権運動を起こすなど、真0摯な活動を続けている。著書に、『僕アホやない人間だ』『子どもの笑顔を消さないで』(止揚学園)などその他著書多数。

「2008年 『やさしい心をもっていますか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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